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続三浦彩佳物語とONE171

2月20日、カタールのLUSAILスポーツアリーナで行われたONE ChampionshipのONE171を終えて1週間。
いろいろドラマや思う事があったので、気持ちが冷めないうちに書き留めようと思います。
TRIBEからは三浦彩佳(以下ブーちゃん)が参戦。
昨年9月のバンコク大会にてアヤカロックで激勝して、ボーナスを獲得からのコンスタントな試合間隔での参戦。
相手は元EVOLEVEのサポートファイターでレスリングをバックボーンに持つインド出身のリトゥ・フォガット、リトゥは産後でブランクがあるもののアトム級トーナメントのファイナリストでもあるので油断は出来ません。
カタールはインドからの移民が多いようで、どちらかと言うと相手のリトゥ上げのカードに感じましたが、承認要求の以上に強いブーちゃんからすると、何で連勝中の私にスポットを浴びせないのか?と些か不機嫌な様子でした。
ただ最近のONEが多く開催しているタイ大会と比べて、カードや会場など全てにおいて気合の入っているカタール大会にオファーが来るだけ有り難い事だとブーちゃんを宥めました。

現在TRIBE TOKYO MMAは沢山の選手を抱えて、毎月、あちこちの週末に選手達の試合があります。
3月はONEの日本大会を始め、4人も同日に出場予定の修斗、パンクラス、DEEP、所属外ではありますが練習に来ている萩原京平のRIZINもあります。
今回のカタールは入国から帰国までびっちり1週間の滞在スケジュール。
考え方に様によってはジムで沢山の選手や会員さんに指導しているよりは体を休ませる事は出来るのですが、以前に書いた“三浦彩佳物語”を読んで頂いた方なら解ると思いますが三浦彩佳は一筋縄では付き合えない選手。正直日本でガンガン働いていた方がメンタル的には楽だったかも知れません。
三浦”ゾンビ”彩佳ユニット、三浦(Fighter)堀江(Coach)長南(Father)の珍道中と、私の以前の職場でもあったONEについての思いも書いていきましょう。

ゾンビとアーセン

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