タスクシュート認定トレーナー試験に合格しました
2023年12月14日付でタスクシュート認定トレーナー試験に合格しました。
これで、一般社団法人タスクシュート協会が認定するトレーナーとして、公式のカリキュラムを使用した講座の開講や、タスクシュートに関する様々な活動ができるようになります。
タスクシュートやタスクシュート協会については、同じく認定トレーナーの田中さんが開設されていますので、そちらも是非ご覧ください。
タスクシュート自体は10年以上使ってきた経験はあったものの、完全に自己流だったので、認定トレーナー養成講座であらためてタスクシュートについて学び直し、「やべ!!全然そんなこと意識して使ってなかった(汗」と自分自身のタスクシュートとの向き合い方を改善させつつ、認定試験の日を迎えました。
認定トレーナー試験の準備について
認定トレーナー試験は30分の模擬講座で、タスクシュート認定トレーナー養成講座を修了してから試験の準備を始めましたが、私はタスクシューターなのでログを取りながら進めてきました。
準備に要したトータルの時間は51時間27分です。
一日も欠かさずではありませんが、コンスタントにタスクに取り組んできたことも記録として残っています。
こういった振り返りも簡単にできるのがタスクシュートの良いところです。
以下はあくまで私の個人的な記録ですが、これからタスクシュート認定トレーナーを目指す方の参考になればと思い公開します。
養成講座の文字起こし
養成講座が終わった時点では、30分の模擬講座と言われても「何を30分もしゃべればいいのかまったく分からない」状態でした。
タスクシュート協会が作成した講座資料を使うことは問題ありませんでしたので、養成講座の講師をしていただいたjMatsuzakiさんのトークを完コピしたらなんとかなるのでは?と思って、まずは講座の録画を見ながらひたすら文字起こしをしました。
第1回講座の2時間分の文字起こしができたあたりで、これをこのまま続けても模擬講座ができるようにならないと感じ始めて、文字起こしの作業は中止しました。
分からないことは相談
方向性を見失って、しばらく不安な時期が続きました。
同期が次々と認定試験に合格していくのを横目で見ながら、認定トレーナー養成講座に申込後、招待していただいたコミュニティで認定試験のアドバイスをいただいたりしました。
こうやって相談できる場があったのは正直助かりました。
不思議なもので、一人で考えていると整理できなかった思考が、何人もの方に話をしたり助言をいただいたりしているうちに、なんとなくこうすればいいんじゃないかという感じになっていきました。
講座資料は自作することに
模擬講座では協会作成の資料を使うことができるものの、オリジナルのスライドを少なくとも1枚追加する必要があります。それだと話の流れを上手く作れる気がしなかったので、私は講座資料のすべてのスライドをゼロから作ることにしました。
いざ資料を作り始めると、タスクシュートが持つ既存のタスク管理とは大きく異なる概念を説明するために、前提から丁寧に説明する必要があるため講座資料に盛り込む内容の取捨選択に悩みました。最初に作り始めた資料は、結論にたどり着くまでに30分では足りなくなりそうだったのでボツにしました。
改めて伝えたいことを絞り込んで、11月中旬には講座資料の方向性が見えてきました。
講座資料だけでは30分しゃべれない
講座資料の方向性は見えてきたものの、スライドを見ながらではとても30分間しゃべり続けられる気がしませんでした。
そこで、スライドの発表者だけ見ることができるメモ(パワーポイントだとノート)の部分に、模擬講座で話す内容をすべて記載しておいて、認定試験ではそれを読むだけにしようと考えました。
最終的に、12枚のスライドに対し1枚あたり500~1500文字、一番多いもので1800文字のメモを作成して認定試験に備えました。
なんとか9割がた講座資料を完成させて、認定試験を申し込んだのは、養成講座修了から1カ月半が経って12月になっていました。
この頃までに35時間ほどを使っていました。
認定試験までの最終調整
試験日が決まってから、一人で通し稽古をしました。
講座資料のメモを読んで時間を測ってみると、30分に収まりませんでした。声に出して読んでみると、色々とおかしな部分にも気づきます。
12月に入ってからは、無駄な部分をいかに削ぎ落すかという作業がメインになりました。
また、コミュニティでは不定期に試験対策作業会を開催していただき、その場で資料がどのように見えるか、iPhoneの画面に切り替える時はどのような操作をするかなどをテストすることができ、安心して認定試験に臨むことができました。
試験前日にも作業会があったので、その場でリハーサルができたのも良かったです。
認定試験
認定試験では中盤までところどころ噛みながら、なんとか持ちこたえていましたが、あるスライド以降準備していたメモが最後までスクロールできないトラブルが発生!!
かなり狼狽えましたがなんとか記憶をたどりながら模擬講座は完了。プレゼンテーションのスタートボタンを押し忘れてしまったので、正確な所要時間は分かりませんが、ほぼ30分ピッタリくらいでできたと思います。
質疑応答も冷や汗をかきながらなんとか終了しました。
認定試験を終えて
多くの方のご協力もあって、認定試験には無事に合格することができました。
2ヶ月ほど続いた重圧から解放されましたが、ようやくスタートラインに立てたということで、改めて気を引き締めて活動していきたいと思います。
講座やイベントで、これからタスクシュートの活用を始める方々とお会いできるのを楽しみにしています。
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