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エッセイといふものを、我もしてみむとてするなり

松本沙羅。
職業、声優。
文章を書くことが好きだが、まだまだ知らない言葉が多い。
「ブログ」と称して勉強を数年続けてきたが、ここでしっかり「エッセイ」を学びトライしてみることにした。

ぶっちゃけ私の中でのエッセイとは、ブログとほぼイコールの単語である。
ブログをオシャレに言えばエッセイになるんでしょ?くらいの間違った知識力しかない。
トライするにあたり、それぞれの言葉の意味を改めて調べてみた。

ブログとは…「ウェブサイトの一種。ホームページが簡単に作れるシステムで、日記公開や他からの意見の交流に使う。」
エッセイとは…「自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文。随筆。随想。」

デジタル大辞泉より

なんと、私が今まで何度も「ブログ」として投稿してきた記事の数々には既にエッセイの要素が入っていたのだ。また一つ賢くなった。

さて、今回新しい挑戦をするにあたり葛藤したことがある。
なぜ私がエッセイに手を出したかというと、周期的にやってくる「違う自分と出会いたい欲」を自覚してしまったからだ。この欲はおおよそ2年に1度やってくる。
2020年に日本テレビ系列で放送されたTVアニメーション「半妖の夜叉姫」
この作品への出演をきっかけに、それまでに比べ、国内外問わずたくさんの方と交流させていただいている。
2013年に声優としてデビューしてから何度かあった転機のうちの特に大きい出来事であったことは間違いない。それをきっかけに、私自身のことを少しでも知ってもらえる場としてブログを始めた。
それから「音声ブログ」と名付けた記事を投稿したり、Instagramを始めたり、YouTubeチャンネルの開設、そしてX ( 旧Twitter )からの卒業。
ファンの皆様と交流する場が取っ散らかりやすい私は、その度にありがとうとごめんなさいを伝えてきた。
それでもその都度、人の気持ちが変わることなんて当たり前なんだから気にしないで!沙羅ちゃんが楽しいのが一番だよ!と言ってもらえている。幸せ者だ。(ありがとうオリゴ糖)

私はこのnoteを2021年の4月に開設したが、それから約4年が経とうとしている今、同じフィールドで新しいことを始めようとして(既に両足を突っ込んで)いる。
今までの投稿の仕方に嫌気がさしたわけではない。なんとなくマンネリ化してきたのだ。
カップルで言う倦怠期ってやつかしら~なんて考えながら、日々自分の中に生まれた感情や言葉をもっと楽に端的に表現したいと考えるようになった。(比喩とかだ~~~い好きだけど)

とは言え、ブログを開設した当初から掲げている「歯磨きやお茶のお供にどうぞ」というモットーは変わらない。
ブログだろうがエッセイだろうが音声だろうが変わらない。
そっと、読者の日常の中に溶け込み寄り添うことができたら本望である。

これからも、どうぞよろしく。


松本沙羅


※次回の更新予定は2月19日です。