2週間の南米旅行 - 準備編:旅行計画と移動途中のリスボン観光 -
どうも、Kamackです。
冬休みを利用して、南米旅行に行ってきたので、今回はその記事を書きたいと思います。
色々とトラブルにも見舞われましたが、バルセロナに住んでからの1年半で20か国強訪問した中で、今のところ一番印象に残っています。という事で、日本の旅行者にも参考になればと思います。
きっかけ
そもそも、南米旅行に行く、となった理由は2つあります。
1. IESEのブラジルモジュールでリオを訪問し、もっと色々な場所を訪問したくなったこと。
2. 友人がチリのサンティアゴで結婚式をすることになり、招待されたのでぜひ行ってみたいと思ったため。
やはり、IESEのブラジルモジュールで南米も安全なところであれば全然問題ない、と自分の中で敷居が下がったのが大きかったように思います。
せっかく結婚式でサンティアゴに行くなら、他にも南米の有名な場所を色々と訪問したい!と思ったのです。特に、南米で日本人に一番人気がある3つの場所(イグアスの滝、マチュピチュ、ウユニ塩湖)は外せないなーと勝手に思い、そのあたりに照準を当てて調べていきました。
結果、2週間あればサンティアゴに行った上で3つとも回れそう、という事が分かったので、この3つを回ろうと思ったのです(*1)。
(*1)ウユニ塩湖はボリビアの情勢不安により、直前に旅程をキャンセルし組みなおしました。詳細は後述します。
妻の説得
(※写真はイメージです)
一番難易度が高いのは実はここだったかもしれません。チリのサンティアゴで結婚式に参加するのはまだしも、南米の各国を旅行したい、というのが、妻を説得する上で大きなハードルになりました。なにせ、治安がそこまで悪くはないと言っても、良いわけでは決してないので。
とはいっても、たぶん妻と南米旅行するのは長い人生考えても最初で最後の機会になる事は明確。。。という事で、色々と頑張って説得してみました。
ポイントは、以下の2点でした。
1. セキュリティがしっかりしている良いホテルに宿泊する事
2. 空港からホテルへの移動が安全な方法で確保されている事
上記ができる事を約束し、渋る妻を押し切って南米旅行の計画を立て始めました。
旅行計画
妻に「とにかく治安面を第一に考えてほしい」と言われたことで、ホテルは四つ星以上をベースに、お金がかかる事は覚悟し、とにかく安全面に比重を置いた旅程を組んでみました。お金はかかっても、一生に一度の機会は逃したくないですからね。
という事で日本でためていた貯金を吐き出すのはこのタイミングだ!という気持ちで結構リッチなホテルを手配し始めます。そして完成したのがこの日程表です。
右にある料金はユーロなので、円に換算するとトータルで80万円くらいです。2週間で1人当たり40万円。この日程表を作るのも一苦労だったのですが、この日程表通り予約するのにも相当時間がかかりました。苦労した点としては以下です。
1. 各航空会社のサイトで予約しようとしたのですが、カード決済でうまく決済が通らず、あきらめてExpedia経由で決済する事数度。
2. ホテルもなるべく最安値、かつキャンセル可のところで探していましたが、上記の通りうまく決済できないから結局Hotels.comで予約、みたいなことがありました。
ホテルは特に最初のイグアスの滝では、ブラジル側、アルゼンチン側ともに唯一イグアス公園内にあるホテルを予約しました。相場の3倍以上する非常に高価ではあったのですが、その分イグアスの滝へのアクセスは抜群であったため、ここは男気を見せて即断。これは結果的に非常に良く、イグアスの滝の妻の満足度はめちゃくちゃ高かったです。
激化するデモ・見直した旅行計画
バルセロナに住んでいると、南米のニュースがテレビで流れるとともに、南米出身者がたくさんいるので色々と話が聞こえてきます。それによると、ウユニ塩湖があるボリビアではデモ激化で国境封鎖が起こって移動できないといった情報が流れてきました。チリのサンティアゴでも暴動に近いデモが起こるなど、治安上本当に南米に行って大丈夫かと心配になるニュースが続々と流れてきます。
結果、サンティアゴは沈静化しそうだったので、メインの結婚式の参加もあり参加する事に。そして、ボリビアは経由地のラパスの情勢が安定しないという事でキャンセルし、泣く泣く日程を組み替える事にしました。
良かった点としては、決済がうまく行かないこともあってExpediaで予約していたのですが、Expediaのシルバー会員になっていた事もあり、キャンセルをするためのシルバー専用電話窓口が使えたこと(日本語対応可)。という事でキャンセル料は取られたもののキャンセル自体はスムーズに行きました。
組み替えた後の日程はこちらで、元々ウユニ塩湖行く予定だった日程でペルーにとどまる事を選択したため、ペルー滞在がトータルで8泊と非常に長くなりました。
また、移動が少なくなった分、若干飛行機移動代も安くなります。
という事で、最終的にこの日程で旅をすることになります。ここからの旅日記はこの日程をベースに書いていきます。
1日目(12月16日)ポルトガル・リスボン観光
バルセロナからイグアスの滝まで行くのには飛行機で2回乗り換えが必要です。代表的な経路として、バルセロナ->ポルトガルのリスボン->サンパウロ->イグアスというのがあります。
このとき、そういえばリスボンに行った事ないなぁと考え、それならリスボンも観光して行こう、というのが今回の動機です。
Vuelingを使うのにもこなれてきたため(事前オンラインチェックイン+荷物の機内持ち込みを活用)、Vuelingでバルセロナからリスボンへ。チケットは2人で60ユーロと非常に安かったです。
次の日のリスボン->サンパウロが朝早い便だったため、空港から徒歩圏内のホテルであるTRYPリスボアアエロプエルトでチェックインし、街に繰り出します。
この日はあいにくの雨だったのですが、とりあえずランチを食べよう、という事で、Ze da Mourariaというレストランへ地下鉄で向かいます。
この海産物ときのことイモの料理のサイズ感がとんでもなく大きく、それでいて美味しかったです。(写真の見た目だとそこまで美味しそうに見えませんが。。)これだけで2人でおなか一杯になりました。
その後は、サン・ジョルジェ城というお城が近くにある、という事で向かいます。
このお城の入り口が非常にわかりづらく、前を歩く韓国人っぽい女性の4人組が我々と同じように迷っていました。
街の人に聞くと、どうやら、南側に入口があるらしく、ぐるっと南側に回りようやく入口を見つけました。
お城からは街を一望でき、あいにくの雨空ではありますが、リスボンの街が見えます。
お城の中は結構広く、1時間以上歩き回ってようやく全部見るといった感じです。
お城というか要塞という感じが中二心をくすぐります。
お城を出て、ちょっと南に向かって歩くと、美味しそうなタルトを売っているお店が目に飛び込んできました。
ピットインして早速タルトをいただきます。
さらに南下すると、リスボンっぽい市電に遭遇。
そして広場に出ます。
雨水がツルツルの石畳にたまり、反射してキレイでした。
という事ですっかり夜になってしまったので、ホテルに戻ります。
次の日の朝は早いので、この日は10時くらいには寝ました。
2日目(12月17日)リスボン->イグアス
この日は丸一日移動日なので、ひたすら移動の様子です。
○LATAM 8147
LIS(リスボン) 8:35 GRU(サンパウロ) 16:15
○LATAM 4530
GRU(サンパウロ) 19:35 IGU(イグアス・ブラジル側) 21:15
上記の通り、朝8時半の飛行機に乗るべく、朝6時にホテルの朝食をいただきます。
まだ人がほとんどいない朝食会場でご飯を食べます。
空港へは歩いて3分という感じなので、歩いて向かい、チェックイン。とにかく長いフライトなのですが、私は飛行機の中ではほぼ寝てしまう習性があるため、機内の様子はほぼ覚えてません。。機内食も食べてないかも。。
その後、非常に残念なことにサンパウロからイグアスに向かう飛行機が遅延するという連絡があり、到着が1時間以上遅れます。
ホテルへお迎えをお願いしていたので、我々の便の到着が遅れる事を連絡し、再び飛行機内で睡眠。。
空港に着いた頃には夜10時を過ぎていました。。
無事、ホテルのお迎えが来ていたので、ホテルへ移動。
ホテルの一泊料金は350ユーロと本当に高かったのですが、その分豪華でした。
サンダルの用意まであります。
機内でこれだけ寝たにもかかわらず、私は疲れて割とすぐに就寝、次の日のイグアスの滝に向けて朝早く起きる準備をします。
まとめ
という事で、今回はイグアスの滝に着くところま出をお届けしました。前置きが長すぎてすみません。ちなみに、今はボリビアも訪問できるようですが、上記のプラン時はとてもじゃないですが訪問しようという感じではありませんでした。旅行の際には、現地の情勢などを確認する事が大切です。
次回はようやく本当の南米編、イグアスの滝訪問編をお伝えしたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?