布描きえのぐ
もう何ヶ月も前(下手したら半年くらい前?)に「気に入る柄の服が無いなら、自分で描けばいいじゃん!」と思ったことがあった。
その時、Tシャツやら絵の具やらを買っていたのだが。
結局使わずここまできて、昨日やっと、使ってみた。
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使ってみたのはこちら。布描きえのぐ!
絵の具というもの自体、学生時代に触ったのが最後かもしれない。布用は初めて。どんな感じかしらん。
ちょうど卵パックが空だったので、それをパレットにして。息子と一緒に描いてみることにした。
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息子は白いTシャツに描き中。黄色い鍵は、絵の具についていたステンシルシートを使ったものである。
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水を足しすぎてにじんだのか、鍵の細かい線部分は完全に潰れてしまっていた。この辺、慣れが必要な気がする。しかし気軽に形を作れるのはいいと思う。
息子が描いている横で、私はエプロンに描いてみることにした(無地Tシャツと一緒に買ったのだ)。
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料理にエプロン。あればいいなぁと前から思っていたのである。やっぱりこう、どうやっても料理中はいろいろ飛んでくるし。あんまり服につけたくないし。
練習がてらこれに描いてみよう。さて何を描こうかなー。
とりあえず料理ということで
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にんじん。
とくれば、
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玉ねぎだし
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じゃがいもだよなぁという。
実際に描いてみると。
とにかくこのエプロンは色が乗りにくかった。地が白色だったらまた違うのかな。塗っても塗っても思うほど色がつかなくて。そして水が多いとぼわーっと滲んでいって。なかなか思う所で止まってくれなかった。
かといって水が少ないと全然伸びないので、カッサカサですぐ掠れる。うーん。いい塩梅が難しいかも。
全然いい色にならないので、にんじんはかなり厚塗りした。玉ねぎやじゃがいもは、割と最初のうちにそれっぽい色になったので、あまり重ねていない。でも、本当はにんじんくらいには塗った方がいいのかもしれない。水彩っぽさは出てるけど、最終的にちょっと薄すぎるよなーという気がする。
メインのものを描いた後は、パレットに残った絵の具が勿体なかったので適当に丸を描いてみた。水彩っぽいにじませ具合を研究したかったものの。こちらも予想と結果が違う感じ。塗った直後と乾いた後が変わってくるので、慣れないと予想が難しいなと思う。
特ににんじんの上の丸、最終的にこんなに色が馴染むと思わなかった。色を置いた直後は、もっとハッキリ色が分かれるかと思った。
……そもそも私、普通の水彩絵の具も学校の授業くらいでしか触っていないし、全然わかっていないので。「絵の具はこういうもの」なのかもしれないけどなぁ。圧倒的経験不足である。
しかしまぁ、絵を描くのは楽しくて。やり始めたら息子の様子を特に見ることもなく、自分が描く方に集中してしまった。
決して上手くはないけれど。やっぱり私、絵を描くのが好きなのだよな。
そんなことを改めて思ったのだった。
無地のTシャツはまだあるし、他にもトートバッグもあったりして。また時間のある時に何か描けたらなと思う。
ではまた明日。