空想地図
「きょくさんも好きだと思うからちょっと一緒に見て」
と夫に言われ。一緒に空想地図の番組を見た。
その名の通り実在する場所じゃなく、空想で考えた町の地図のことである。
私も夫も地図は好きだし、存在自体は前から知っているけれど。こっち方面を本格的に考えることはなかったんじゃないかなぁと思う。
番組を見た後は何となく、「自分が空想地図を作るなら」という話になった。
「俺は海や川から作るかなー。海と川は欲しい」
と夫。
「私は山と川かなー。やっぱり最初は地形から考えると思う」
空想の地図ではあるけれど。地図であるからには、成り立ちに忠実にいきたいというか、そういう思考が働くのかもしれない。
やはりこう、はじめに地形があって。その地形の中でも住みやすい場所に人が住み始める。そこからどんどん発展していく。その流れを考えた方が地図としてよりリアルになりそうな気がする。
面白いのは、夫が「海と川」で私が「山と川」な所だと思う。
夫は海辺育ちだし、私は山育ち。その辺が表れている気がする。
自分が空想地図を考える上で、私の中ではあまり「海」という要素が出てこなくて。もちろん、川の流れ的に最終的にこっちが海、とか、川の流れからできそうな産業とかその辺は考えると思うけど、地図上に海が存在しなくてもいいというか。海が入った地図を作るとしても、おそらく3番目くらいになるんじゃないかなぁと思う。まずは山の方がメインの地図を作りたい。
それはやっぱり自分に馴染みがあって、よりリアルにいろんなことを想像しやすいからなのかもしれない。
いつか夫と息子と3人で、それぞれに空想地図を作れたらなぁと思う。
何となく息子は、そこまで現実的ではないというか、自分の好きなもの、思いついたものを詰め込んだ地図を描きそう。
でもそれはそれでいいと思うし、面白いものができると思う。
また作ることがあったらここに載せるかもしれない。
ではまた明日。