大間崎
本州最北端は、青森県の大間崎というところである。
最北端。憧れる響き。いつか行きたいなぁと思っていた。
しかしこれが、とても行きにくい場所にあるのである。青森市内から車で3時間はかかる。そして行ったら帰ってこなければならない。
もちろん全部車でなく船や電車(途中まで)も無くはないのだけれど、今回は全て車で行ってみた。途中休みつつ出発から4時間後くらいに到着。遠かった。
しかし行くのは今で良かったなと思う。もっと歳をとったら私たちがしんどいし、もっと幼かったら息子が大変だったろうし。ちょうどいい時に行けたのではないかなぁ。
とりあえずマンホールも見つつ(マグロがいないのは意外)。
本州最北端、大間崎の文字。大きすぎて入り切らなかった。
旅行1日目の夕方。この日の青森は風が強く、飛行機の着陸も結構揺れたし、ここまで来る間の木々もかなり揺れていた。
大間崎到着後も風がビュービュー。耳元で音がゴーゴー。すごかった。
確かに「最○端」と言われる場所って基本的に風が強いイメージではあるけど、大間崎ってそうでもなさそうじゃない?というのは私の勝手なイメージだったのだろうか。
画像の石碑(?)の後ろ、弁天島ではカモメ?沢山の鳥が飛んでいた。しかし天気の悪さと相まって、何かの儀式の最中にも見えたのだった。
大間といえば、マグロ。大間崎と言えば、この像。一本釣りしている人とマグロである。
釣る人の気分になってみたり。
釣られるマグロの気分になってみたり。
しかし風が強い。寒い。
対岸には北海道が見えるらしいのだけれど、この天気ではほとんど見えなかった。唯一うっすら、本当にうっすら見えた影があったものの、画像だとよくわからないと思う。
とにかく風がすごかった記憶しかない大間崎であった。
しかし話はここで終わらないのである!
次の日。
本当は大間崎に寄るつもりはなかった。しかしとてもいい天気で、海は青く風も無い。今行ったらどうなんだろうね?という話になり。ちょっと寄ってみた。
前日とは打って変わってとても穏やかな大間崎。そう、私のイメージはこうだった。こういう顔も持っているのだ。昨日の厳しい顔だけではなかったのだ。
対岸には綺麗に北海道が見えた。昨日は全然見えなかったのに。天気ひとつでこんなに変わるのだなぁ。
カモメ(?)がミャーミャー鳴く声も沢山聞こえた。昨日は風の音で全てかき消されていたのだと思う。
前日は16時を過ぎていたので入れなかった場所にも入ってみつつ。大間崎を後にした。
観光客も多かったしお店も活気があって。きっとこちらが本来の(?)大間崎の姿なのだろう。
なかなか行けない場所だし、2つの全く違う顔を見られたのは良かったなぁと。そんな大間崎であった。
ではまた明日。