こんな話があったはず

夫が図書館で『かもとりごんべえ』を借りてきていた。

鴨をとろうと寝ている隙に縄をひっかけていったごんべえ。しかし大量にひっかけたものだから鴨が飛び立った時にごんべえも一緒に飛んでしまって。その後いろんなものに飛ばされて、最終的には五重塔のてっぺんに。
下で布団を広げてもらい、布団に飛び降り無事着地。しかし布団を持っていた人々はその衝撃で頭をぶつけ、火花が散り、お寺が燃えてしまったという話(だったと思うけど、この本では布団が燃えただけだった)。


この話で思い出した話があった。

同じく五重塔だったと思うのだけれど、もしかしたらただの塔とか、お寺とか、だったのかもしれない。とにかく高い場所の先端まで登っていくムカデの話である。

何故ムカデが先端を目指したのか?というと、動機はよく覚えていない。「空を飛びたい」とかだったのかも。

で、えっちらおっちら登っていって、高い場所の先端に着いて。ちょうど強い風が吹いてきたので足を一本一本離していって、ついに空を飛ぶことができた。

で、「やったー」と思っている所に鳥がやってきて、パクリと食べられてしまうという。


そんな話である。


夫に聞いても「知らない」と言われ。検索しても出てこず(私の検索ワードが駄目なのか??)。

何となく、ジャポニカ学習帳とか、そういう所に載っていた気がするのである。

同じく載っていた気がする『柿売りと唐辛子売り』の話は、検索したら出てきた。ジャポニカ学習帳?に載ってたよね、という話も出てきた。

もしかしたらムカデじゃなかった??のかもしれないけれど、何か生き物が高いところのてっぺんに登って一時空を飛ぶって話ではあったと思うんだよなー。


もしご存じの方がいらっしゃいましたら、コメント欄にタイトルとか、「その話私も聞いたことあります!!」とか、何でもいいので書いていただけると有難く。


多少なりとも記憶と現実が違っている部分はあるにしても。そんな話自体はあったはずなのである。



ではまた明日。