蛇に足を描くのもいいんでないの、という話

こぎん刺しの本を読んでいて、これ刺したいなーという図案があった。ので、刺した。

ついでに、それ1個じゃ寂しい気がするな、と隣に別の図案も刺した。

最初に刺したのは茶色。
横は見えないだろうけど薄紫色。

さて、この後どうしようーと思う。夫曰く、「これで完成されてるんじゃないの?」とのことで。確かにまぁ、これだけでも悪くはない。ここで終わるのもアリだと思う。でもね、私的にはね。もう少し横に繋げたい気がするな。

というわけで


いろいろ合いそうかな?という糸を試しにのせてみつつ


最終的にこれだけ刺した。

上が空いているけどそこに刺そうとは思わなくて。刺しすぎたなぁとも思わなくて。私の中ではこのくらいがいい感じなのかな?と思う。

でも、人によったら一番最初がちょうどよくて、後で私がやったことは蛇足だと思うのかもしれない。逆にこれでもまだ足が足りなくて


もっといろいろ付け足した方が好き!!って人もいるのかもしれない。

(画像は「ボタンを配置してみても面白そうだな」と思いついて適当にのせてみたやつ。これはこれで可愛いなと思う)


結局こういうのって最終的には、「その人の好み」に行き着くんだろうなぁと思う。

100人中99人が「蛇に足を描くって何やってるの」と思っても、1人は「それ面白いね!」って言う人がいるかもしれない。

正解のない世界。そんな中、正解を見つけたいと思うこともあるけれど。やっぱり正解なんてないんだよなぁ、という。

私は私が「いい」と思うものを作ればいいし、それを気に入る人は気に入るし。ごちゃごちゃしてるなーと思う人は思うだろうし。それだけなのだろう。


おそらく私は、どちらかというと蛇足をしがちというか、色も模様も付け足したくなる方で


前に四色定理テーマで
これを作った人間だからな…。
我ながらすごいと思う…。


でもまぁ、「それが私」ということでいいのかなぁと何となく思ったのだった。

別に誰かに批判されたとか、そんなことは全然なくて。ただ「新たに何かを作る」となると、やっぱり迷ったりどれがいいかなーと考えたりするので。

そんな中で指針となるのは、どうしたって自分の感性なのだよな、という。

蛇に足を付けたくなったなら、堂々と付ければいいじゃない、という。そんな話なのだった。



ではまた明日。