竹馬

竹馬に乗る夢を見た。

夢の中で職場設定の所から帰ることになり、最初は車に乗っていたはずなのに、気がついたら竹馬を手に持ち赤信号が変わるのを待っていた。

青になった後は、竹馬に乗って出発。「普通に歩くより竹馬の方が速いよね!」と思いながら、車道をカッカッカッと大きな歩幅で進んで行くのである。途中まで並走する竹馬仲間がいて、その人は家に着いたので入って行った。私は家(実家)を目指して竹馬で走る。そんな夢だった。

何で竹馬なのかは全くわからない。最近竹馬を見た記憶も無いのだけれど。


竹馬といえば。母校の小学校では、「ナンバーワン大会」というものが月に1度くらい?開催されていて。2学年ごとに何かひとつのものを競うという行事があった(何故2学年ごとかというと人数が少ないからである。1学年10人いない所が多かった。私は8人だった)。

大会の内容はいろいろなのだけれど、竹馬のナンバーワン大会もあり。学校行事で地域のお年寄りと作ったマイ竹馬を使っていた、と思う。

竹馬って速い子は本当に速くて、普通に走れるのだよなぁ。私は乗れるけれども速い方では無かったと思う。歩幅や進み方ってその子その子で違っていて個性が出て、見ているだけでも面白かった。


ちなみに私がナンバーワン大会で得意だったのは「縄づくり」である。最初にワラを6本取り、巻いてひと束にした後、ふたつに分けて、それを綯(な)っていく。途中、新たなワラを足していき、時間内に長く綺麗に作れた人の勝ちである。

大阪にいた頃はやったことがなかったし、こっちに来てから「そんな行事があるのか…!」と驚き、祖母に縄の綯い方を教わった。夜に納屋の裸電球をつけ、地面にゴザを敷いてその上で教わった。とても懐かしく、何だか大事な思い出である(一応平成の話です)。

今も綯えるのかというと。全然やっていないので何とも言えないけれども、たぶんできると思う。たぶん。

竹馬も、最後に乗ったのいつだろう、という感じだけど。今乗ろうと思ったら乗れるのかなぁ。息子がもう少し大きくなったら乗ってみてもいいかもしれない。


ではまた明日。