ささがき製造機
左手にごぼうを持ちます。
右手に包丁を持ちます。
包丁をシャッと動かし、ごぼうをクルッ。また包丁をシャッと動かし、ごぼうをクルッ。
シャッ、シャッ、シャッ、の合間にクルッ、クルッ、クルッ。
リズミカルに、軽やかに。何だか楽しくなってきます。
私は今、ささがき製造機なのであーる。我が家にごぼうがある限り、ささがき製造機の仕事は続くのであーる。
たまにごぼうを使う我が家。久しぶりに多めにささがきをした。シャッシャ、シャッシャしている間にそんなどうでもいいことを考えてひとり楽しくなっていた。
いやしかし、こういうのって大事というか。こうやって目の前のことを勝手に楽しくなるように解釈して勝手に楽しくなれるならそれでいいと思う。
この前久しぶりに熱中症ネタ(ね、ちゅーしよー)に触れた時にも思ったけれど、そうやって楽しい方に解釈できるのが軽く生きる秘訣なのかなぁと思いつつ。
「深刻ではなく真剣に生きる」とは私がよく情報をとっている所の言葉なのだけれど、まさにそれで。
深刻と真剣はイコールではないし、真剣と楽しいは一緒になることも多いのだろう。目の前のことを真剣に見ていたら(深刻に「あぁ何かを見つけなきゃ」ではなく、純粋に焦点を合わせて見つめる感じだろうか)、楽しい要素が浮かんでくる。深刻じゃないから浮かんでくる。
ささがきを見つめれば、ささがきが何か楽しくなる要素が浮かんでくるのである。浮かんできたなら、それを素直に楽しめばいいのだと思う。
そんなとても深い、ささがきの話。ただ記事を書いている途中でいい話風にしてみただけ。
そんな風に思いつきでかるーく、生きたいのだよなぁ。
ではまた明日。