バリチッチ
息子が保育園での話をしてくれていた。主に最近友達とやる手遊び(?)について。
ひとつは「後出しジャンケン」というもので。
「後出しジャンケン、ジャンケンホイ、ホイ、ホイ、ホイ、ホイ…」
って「ホイ」の掛け声とともに自分が出したいものを出していくらしい。そしてどこかで「ストップ」と声がかかった時に勝ってたら勝ちらしい。
しかしそれは後出しジャンケンなのか…??確かに普通のジャンケンの後にどんどん出していっているけれど。名前だけ聞くと後出しジャンケンってもっとこう、前に出した人に勝つ(または負ける)ものを出していくとか、そういう遊びっぽいなぁと思う。
「ストップ」の声をかけるのが誰なのかも聞いてみたけど、イマイチよくわからなかった。自分と相手がどんどん出していってどこかで「ストップ」って言うなら、ジャンケンしてない第三者が必要だよなぁ。最低3人必要なジャンケン、ってことなのだろうか。
私が子どもの頃には聞いたことが無いジャンケンで(ここは地元では無いので、土地の違いか世代の違いかわからない)、そんなのあるんだなぁと思ったのだった。
もうひとつ、教えてくれたのは「指スマ」というもの。息子の言葉を聞いて夫が
「息子世代は指スマなんだね」
と言ったから「知ってるの?」と聞いたら、「SMAPがやってたからそう呼んでる人もいるよ」とのことで。
遊び方を聞いたら、私も知っていた!皆が立てる親指の合計数を予想して「0!」とか「2!」とか言うものである。
しかし私が知っているのは、「指スマ」って名前じゃなかった。なんだっけ。何だったっけ。
うーーーーん。出てこない!出てきそうで出てこないーー!
何故か物凄く気になってすぐにその場で検索した。そしてわかった。
「バリチッチ」だ!!
遊び名がわかったら、「チッチッチッチ、バリチッチ」の掛け声もするっと思い出せた。
夫曰く、「KinKi Kidsが何とかって番組(夫はちゃんと言ってたけど忘れた)で指じゃなくて人が立つのでやってたよ」とのことで。
指を立てる番組も無かったっけ??
まぁ私は番組自体は見ていなくて、妹からその遊びの存在を聞いて知った気がするのだが。私が小学生の時には流行っていなかったような…??
兎にも角にも久しぶりにその単語を見て、「そうだ、バリッチッチだー!」と思い出したのが昨日のハイライトだったので書いておく。
「ジャンケンホイホイどっち出すの〜」とか「どちらにしようかな」とか、息子の話はちょこちょこ自分の子供時代を思い出すキッカケになって面白い。
もちろん新しい知らない遊びもあるけれど。おそらく口伝だろうに、何十年経っても受け継がれている遊びってすごいなぁと思うのであった。
ではまた明日。