子ども時代を思い出せ3
子ども時代を思い出したら、自分がやりたいことが見つかるかもよ第4弾。とりあえず今日でこの話は終わるかなぁと思う。
昨日は子ども時代からずっとやっていること、好きだったことをメインに書いた。どちらかというと一般的で周りから止められることも少ないし、「実際にやれたこと」が多かったと思う。
今日は何となく印象に残っている「あまりやれなかった(周りから推奨されない)けどやりたかったこと」について書いてみたい。
・もみ殻を剥きたかった
いきなり何を書いているのかと思われそうだけれども。何か印象に残っている事である。
小学生の頃、私はよく幼馴染と遊んでいた。稲刈り後の田んぼで遊んでいた時のこと。「おままごとをしよう」という話になった。
ご飯を用意しよう。ちょうど田んぼがあるではないか、ということで、落ちている稲穂を拾ってもみを平らな石の上に置いていっていた。
何となく殻を剥きたくなって1個剥いてみた。するとそれが思いの外楽しくて、もう1個剥いてみた。
そこにあるのを全部剥きたかったけれども、さすがに幼馴染という遊び相手が目の前にいる中、ただひたすらもみ殻を剥くわけにもいかず、3個くらいでやめたと思う。
田んぼの中からもみを探すのも楽しければ、剥くのも楽しかったのである。何か印象に残っている「やりたかったけどやりたいだけできなかったこと」である。
・植物系と言えば
何となく植物系で思い出した好きだったこと。
私は種や実が好きなのか…?あと探すのが好きなのかもしれない。
・ビデオデッキを壊しちゃった
これは「実際にやったけどやっちゃいけなかった事」である。
子どもの頃の私は気になっていた。ビデオデッキが気になっていた。ビデオが吸い込まれていくあの口。あの奥はどうなっているのだろう。
ぺらっと指で入口の蓋を開けてみた。暗いしよくわからない。細長いものを入れたら何かわかるかもしれない。そこには鉛筆があった。
というわけで、鉛筆を入れつつ中を見ようとガチャガチャやって、ビデオデッキを壊してしまいましたとさ(外見は特に壊れていないけれど、再生できなくなっていた)。
……いや本当、ごめんなさい。親よごめんなさい。自分が親なら「何やっとんじゃー!」と思う。実際私も言われたと思う。あまり覚えてないけれど。
やっぱりこう、「何かの仕組み」って気になるよなぁと思う。前に工場で大きな機械を動かしていたことがあるけれども、あのセンサーとこのセンサーが反応してこうなって、次の所に行って、って見るのは好きだった。そこまで知識は無いけど、機械は好きなのよね。
デンジャー系で言うとティッシュが燃えたらどうなるんだろう、ってふと気になって燃やしてあまりの燃えっぷりに一歩間違えたら火事だっただろうということもある。布団に小さく丸い焦げ跡ができた。後で親に見つかって怒られた(当たり前)。「外か灰皿の中でしなさい!」と言われた記憶がある。確かにその通り。やるならもっと方法を考えよう。
長くなったけどあと1つ、やりたくて少しだけやったこと。
・水源に行ってみたかった
これは以前noteに書いたことがあるかもしれないけれど。
雨の日だけ水が流れてくる場所があった。山の斜面の一部分、結構雨が降った時だけ流れてくるのである。
大人に聞いたら、そこはとある池と繋がっているんだと言った。
でもその池は流れてくる方向とは真逆の場所にあるし、おそらく2キロくらいは離れているのである。
本当にその池に繋がっているの?
気になった私は幼馴染と一緒に遡っていってみたのである。
最初から山だし、結構な高低差の斜面(というより崖)もあったけど、何とか進んでみていた。しかし途中で誰かの声がした気がして、「見つかったら怒られそうだ」と引き返した。
大人になった今思うと、引き返して良かったと思う。まだまだ序盤だったし、私たちは水や食べ物も持っていなかったし、仮にその池まで繋がっていたとしても行ける装備は持っていなかった。
本当、自分が大人まで生きていられたのって「運が良かったから」だよなぁと思いつつ。
ビデオデッキといい、ティッシュといい、疑問に思ったことは調べたいというか、実際に自分の目で見たいところはあるのかもしれない。
ちなみに本当にその池と繋がっているのかというと。今考えるとおそらくそんなことは無いと思う。単純にその山に降った雨が集まって流れているだけではないかなぁ。
近くの川はその池と繋がっているので、大人に話した時に勘違いされて、「繋がっているよ」と言われたのかも。
そんなこんなで予想外に長くなったこのシリーズもひとまず終わり。
おそらくだけど、今日書いたような事が一番「私らしい」部分で「私がやりたいこと、好きなこと」に繋がっているのではないかな。
また何か思い出したら書くこともあるかなぁと思う。
ではまた明日。