糸をほどく
子どもの頃。絡まった糸をほどくのが好きだった。綺麗な1本の状態に戻すのが好きだった。
そんなこと、すっかり忘れていたなぁと思い出した数日前。
まぁ、これの影響なんですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1670790161163-ozRtV4VA6Y.jpg?width=1200)
糸を染めた時に、絡まないようにどこかくくっておくとかしようかなーと思ったものの。そんなにかき混ぜるわけでもないしいけるだろう、と何もせずに投入。したら見事に絡まっていたという。
とりあえず干す前に綺麗にして。干した後もちょっと絡まってたので、直しつつ台紙に巻いていった。
その作業をしながら「そうだ、子どもの頃こういうの好きだったな」と思い出した次第。
そんなに日常的にあった作業ではなかったハズ。たまーにそういう場面があったくらい。
例えば子ども用のおもちゃのネックレスの鎖とか(スーパーのお菓子コーナーに売ってるチョコと一緒になってた?ものだろうか)。
例えばあやとりやけん玉の糸とか。
例えば母が使っていた手芸の毛糸や糸とか。
何故かたまーに、絡まっていたのだ。
大抵みんな、「キーッ!」っとなってしまうのだけれど、私は好きな作業だった。もちろん、あんまりかたく結ばれてて無理!って時は私も「キーッ!」ってなるのだけれど。そうじゃないならどれだけ絡まってても最後までやった。
時間がかかっても、確実に綺麗な一本には近づいていっているし。ゴールに近づいていっている感が好きだった。のかなぁ。
難問に挑む的な所も好きだったのかも。難問ってほど難しくもないし、地道にやっていけば終わるのだけれど。
久しぶりに当時のことを思い出しつつ作業を続け、無事完成。糸は使いやすい状態になった。
![](https://assets.st-note.com/img/1670791650972-65OltwC1qS.jpg?width=1200)
子どもの頃に好きだったけど忘れてしまったこと、沢山あるのだろうなぁ。
何かの拍子に思い出してこうして書いておけば、いい記録になるかもしれない。
ではまた明日。