ゾロ目と視点の話
ゾロ目って何となく、特別な気がしていた。
同じ数字が揃っているってなかなかないことだし。見たらテンションが上がる。目に見えて特別感のある何だかスゴイものなのだとずっと思っていた。
でも、本当にそうなのだろうか。本当に特別でスゴイ数字なのだろうか。
この記事は連続投稿888日目なのだけれど、それを機に何となくゾロ目について考えてしまった。
結果、「ゾロ目は完璧で特別な数字じゃない」ということに気付いてしまった。
キッカケは、888の位置。
888日目ということは、12を足したら900日。100という期間で見た時、かなり偏った位置にいる。
確か100日の時も思った気がする。「111日まで近いよな」って。
444とか555ならまだ、100の真ん中辺りだし。何となくバランスがいい気がするのだ。
でも88と12って、全然違うし。更に言うなら99と100なんて1違いだし。「100の中のバランス」という目で見たら、どう考えてもさっぱりな数字なのである。
それに数字のレア度というか、そういう目で見ても、ゾロ目って特別じゃない。
もちろん、「ゾロ目であるかそうじゃないか」という視点で見ればゾロ目は少ないので「特別」である。
でも例えば「100」の中に「88」は1つだけど、「16」とか「53」とか普通の数字も100の中には1つ。そこに差は無いと思う。
数字それぞれに特徴があり、そこに優劣は無い。ただ何となく「揃っている」という所に何かを感じてゾロ目を「特別だ」と思っていただけなのかも。
これって何となく、人間関係とか、その他いろんなことに当てはまる気がする。
目に見えてわかりやすい、目立つところがあれば「すごい」と思い、そういう所がなければ目に入らなかったり「駄目だな」と感じたりする。
世界に1人だけというところは皆同じなのに。必ずそれぞれ特徴があるし、その全てが合わさってこの世は成り立っているのに。
要は見方の問題で、見方次第でどうとでもなる。やはりこう、私たちは「目に見えてわかりやすいもの」を見がちだし、影響されがちなのだと思う。
そんなことを考えたゾロ目記事。そうは言ってもゾロ目を見れば、テンションは上がってしまうかなーと思う。
ではまた明日。