広がる方向

今日も今日とててくてく歩いていると。気になる植物を見つけた。


この画像だと真ん中の茶色っぽい植物である。


何で気になったのかというと、一番は色なのかな?と思う。

下の方は白っぽくて、上の方は黒っぽい。開くか開かないかの違いだけで、こんなに色が変わってくるの?この距離でこんなに違うって、劇的な変化のような気がする。

これは段々広がっていって、最終的に全部白っぽくなる、でいいのだろうか。それとも段々閉じていって、黒っぽくなっていく?何となく開いていきそうな気がするけれども。

そんなことを考えていて、ふっと思った。そういえば植物って、開いていく、広がっていく方向にあるよなぁ、と。


最初の双葉でも。まずは上に伸びて、その後2つに開く気がする。何でもまず伸びて、その後開く。花もつぼみができて、その後開いていく。

あんまり意識していなかったけど、植物にとって広がっていくのは当たり前の方向なのかもしれない。


普通に考えて。大きくなって伸びていけば、広がるしかない気もする。でもその大きくなる力を内側にためて「伸びない」という選択をすることも、できなくはないのでは?とも思う。もしかしたらそういう植物、生き物もいるのかもしれない。生まれた時から大きくならないけど内側は変わっている、みたいな。


だけどたぶん、広がっていく方向の生き物が多いのかなぁと何となく思う。種から卵から、大きくなっていく。伸びて、開いて、広がっていく。

もしかしたらそれは自然で、楽な方向なのかもしれない。あえて内側にとどめようとするのはチャレンジャーなのかも。


人間もたぶん、自然にしていれば広がっていくのかなぁと思う。身長が伸びるとか、それだけじゃなくて。気持ちの面でも外向きなのが、自然で楽なのかもしれない。無理に広げようとするんじゃなくて、自然にぱーっと広がるのをとめないというか何と言うか。


この世界的には広がっていく方向が自然で多いのかも、となんとなく思ったのでとりあえず書いておく。

何で最初の植物を見てそういう話になるのかはよくわからないけど、こうやってぼーっと思いつくまま考えていくのは楽しいのだよな。これも思考が広がっていっているのかもしれない。



ではまた明日。