教員の働き方改革について思う事(ただの独り言です)
教員の数が足りない。
もうこれは、言うまでもない現在進行形の事実。
昨今では「教員はブラック」というイメージが付いてしまい、なり手不足が深刻です。
そんな状況下で、働き方改革をドンドンしていきましょう、という話になっています。
これは学校だけではないと思うが、働き方改革=「労働時間の削減」を目標にして行っていることでしょう。
…働き方改革って、労働時間を短くすることなんでしょうか?
労働時間を短くする事を働き方改革とした時のメリットは、ズバリ、働き方改革の成果が具体的な数値で表すことができることです。
これはとても大事な事だと思います。
でも、それに傾倒しすぎていませんか?
例えば「毎週水曜日は早く帰ろう!」と、管理職が呼びかけ、全職員が18時には全員帰る学校があったとします。
とても魅力的に感じますよね。
じゃあ、早く帰った分の仕事はどこに行くのか。
仕事はどこにも行きません。
さしづめ、木曜日に残業して片付けるのが関の山でしょう。(私です)
労働時間を短くするという教員の働き方改革を行うには、はなから「人員を増やす」か「仕事量を減らす」の二択しか用意されていないのです。
だから、時間だけに偏った働き方改革は表面上は進んでいるように見えるかもしれませんが、実情は教員の首を真綿で絞めているみたいなもんです。
何かいい方法はないもんですかね?