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千葉房総の「花嫁街道」を歩く

日 時:2月18日(土)
コース:「花嫁街道」
参加者:10名

千葉の山に行ってきました。
昨年もこの時期千葉・房総の山でしたので、寒い2月は雪がめったに降らない南国房総が定着してきました。
JR「和田浦駅」から、登山口に向けて菜の花、桜、梅、水仙、椿と春の花で飾られた街道を歩きました。海風が強いのか、どの家も背の高い立派な生け垣がありました。昔、鯨漁で栄えた漁村の名残なのでしょうね。
このコースは「花嫁街道」と呼ばれ昔、小高い山の反対側の村から嫁入りするため山を越えてきた街道とのことです。千葉県らしい低山を縦走するコースです。登山を始めたばかりの山女子達に人気で、旅行社のツアーグループの定番コースになっているようです。
登山道を歩き始めてしばらくすると「マテバシイの森」が続きます。マテバシイのすっと伸びた枝振りが絡み合う森は、房総の山独特の雰囲気なのでしょうか?見慣れない不思議な景観でした。
わずか標高差200m程度の山々の尾根歩きですが、以外と歩きがいがあります。急登や岩場・鎖場などはありませんが、長く続く尾根歩きに「直ぐに登り終わると思っていました」と参加者の殆どが甘く見ていたようです。眺望はありませんが、時折、海が姿をみせ、太平洋を眺めながらの登山も素敵でした。
烏場山山頂に鎮座されます石像「花嫁のおふくさん」は「男女年齢を問わず縁結びを承ります」との願いを聞いてくれる太っ腹な方です。たのもしくもありがたい方ですね。

山頂からの下山は、今度は「花婿コース」となり、男性陣の頑張り所です。コース最後に黒滝を見て、一寸だけ沢歩きを楽しんで登山終了です。その後は道の駅WAOに立ち寄り、和田浦駅から16時30分に帰途につきました。


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