神奈川のご当地アルプス「三浦アルプス」
登山日:2月19日
今回は、神奈川県のご当地アルプス「三浦アルプス」を歩いてきました。
ご当地アルプスの特徴は、①小さなアップダウンの繰り返しで疲れること。②生活道も入り混って複雑で道迷いしやすいこと。があげられます。その中でも三浦アルプスは道が複雑で道迷いしやすいことでも有名で、読図イベントの会場によく選ばれています。
今回は地元在住のメンバーにリーダーをお願いしましたので、おかげさまで無事に歩くことができました。更に森戸海岸までの葉山散策も案内してもらい、楽しい山旅でした。
JR田浦駅からスタートし「田浦梅の里」を経て三浦アルプス登山道に入るコースを選びました。梅の里は梅祭りが始まったばかりで、梅が咲きだしておりました。ここの梅果実は、梅酒ではなく「横須賀梅ワイン」の原料になるそうです。水仙もまだ咲いており一足早い春爛漫でした。公園先が登山道入り口となります。
三浦アルプスは、小さなアップダウンの繰り返しの上に、土質のためか滑りやすい箇所が沢山あり、木の根っこも多く、転倒に気をつけながらの登山です。しかしなんと言っても迷いやすいのがネックです。支線がたくさんあり、交差路の繰り返しです。地図で確かめながら歩いていたのですが、みうさんが本線と平行に走る歩きやすい破線の方を選んでくれていましたが、私はそれも気が付かない程でした。各ルート共にしっかり踏まれているので見分けがつかないのが怖いところです。しかし、違えても目的地に着かないだけで、市街地のどこかに降りられるところがこの山の救いかもしれませんね。横須賀や葉山町を見下ろすビューポイントなど眺望も楽しめるのも、このコースの魅力でした。
葉山市街地に降りてきて、バス停で解散です。帰る組と、森戸海岸までの散策組に別れました。散策組は、森戸海岸まで葉山町散策を楽しみました。まずは葉山のソウルフード、葉山と縁深い石原裕次郎も愛した旭屋牛肉店の葉山コロッケにトライです。揚げたてで外側サクサク、中ホクホクで馬鈴薯の味がしっかりして評判通り美味しいコロッケでした。次に森戸神社に向かいます。神社裏手から見る海岸が素敵でした。ここにも石原裕次郎の記念碑があり、小さな灯台も「裕次郎灯台」と呼ばれているそうです。私など世代的に裕次郎といえば刑事ドラマ「太陽にほえろ」、「西部警察」のボス役のイメージで海と結びつかないのですが、葉山の人たちに愛されていたことがよくわかりました。
最後は葉山マリーナに立ち寄って、三浦アルプス踏破を証明したスマホのログを見せると「三浦アルプス山バッチ」がもらえました。京浜急行がスポンサーらしく三浦アルプスと京浜急行の電車のデザインでした。踏破した者だけがもらえる数量限定・非売品なので、なんだか嬉しく、さっそくザックに付けて帰りました。ずいぶん昔に山バッチを集めた記憶がありますが、最近の山バッチはカラーで色鮮やかですね。