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北海道厳冬期徒歩旅 その2 【千歳から札幌】

現在の状況

こんにちは、久しぶりの投稿です!

まず一言、ちゃんと生きています。自分は今現在、留萌市を超えて小平町の温泉旅館に泊まり、体を芯まで温めて上がったところです。旅館の外では、日本海から吹き付ける猛吹雪で視界は真っ白。気温は-5℃と低くなってきています。
旅が始まり既に12日目。ここに来るまでにも何度かnoteを書こうと思ったけど、あまりにも余裕がなくやっとこさ今書ける次第です。今更かとは思うけど、ここに来るまでの経緯を、順を追って書いていこうと思います。

今日歩いた留萌市の道。空はずっと灰色。

千歳市から札幌市へ 初のテント泊

千歳に着いたその夜、今回一緒に行動する相方(自分の彼女さん)とホテルで装備の確認をし、翌朝には早速出発。国道36号線に出たら、北北西に進んで札幌を目指す。まず思うのは、とにかくザックが重い。自分は23キロ、相方は18キロもある。「札幌まで41キロ」と書かれた看板を見てヒェ〜となる。この日は札幌との中間にある恵庭市のキャンプ場「北広島かえるキャンプ場」でテント泊。冬にも営業しているキャンプ場は、北海道では珍しいのでありがたい。そして設備がとてもいい。ただこの日は夜中から大雨でテントはびしょ濡れ。幸い、2人とも耳栓があったので快眠ではあった。

お世話になったキャンプ場。ところどころで雪が残る。


翌朝、すぐにテントをたたみすぐに出発。相方はザックの重さに身体が慣れず朝から苦戦する。途中、三井アウトレットモールに寄ると、中国人観光客がモールを埋め尽くしてショッピングしている。そんなわけで札幌に到着!この日泊まったのは「waya guest house & bar」。翌日もこのゲストハウスで連泊させてもらった。10年ほど前にリノベしてできたゲストハウスで、屋内は明るく清潔感のある可愛い宿だった。

ゲストハウス「waya」。可愛いお宿。
壁にはこれまできた様々な旅人たちのコメント

札幌観光!!

札幌に着いた一行が重たいザックを宿に置き早速向かったのは、ザンギ屋さん!30分ほど歩き、すすきのにある「札幌ざんぎ本舗」。味付けが豊富にあり、どれも絶品だった…。
翌日、一行は休息と観光も兼ねて街を散策する事にした。北海道大学博物館を見学。ホッキョクグマ展も行っていて、愛くるしいくまたちを見れてとても良かった。そして、北海道に来たなら絶対に行くのが秀岳荘。流石は北海道、冬用のブーツが豊富に売られていて、長野とは比べ物にならない品揃えに度肝を抜かれた。そして最後に、サッポロビール工場博物館!サッポロビールの歴史に触れ、飲み比べなどができたのもとても良かった…。
そしてこの日の夜、自分の元職場の先輩がわざわざ千歳から日帰りで来てくれて、激励も兼ねて夕食を食べに行った。この人とは2年半前に一緒に北海道をキャンピングカーで旅をした思い出がある。思い返せば、その度が自分の北海道への憧れを一層強くさせるイベントとなった。ありがとう、先輩。

博物館のマンモス
ホッキョクグマ展!とても面白かった
サッポロビール工場博物館。煉瓦造りが冬空に映える。

その翌日から、いよいよ本格的に旅の始まり。石狩湾に出たら、西の知床と呼ばれる雄冬の絶壁を通過して北を目指す。

次の更新はまた余裕があれば投稿します。遅くてすんません。旅の最中でnote書いてる人たちは本当にすごいなあと、毎日つくづく思っています…自分もへこたれず執筆しなければ。

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