時空を超えた戦い 第3話 「メダルと化学と仲間」
天:いらっしゃいませ〜空いてる席にどうぞ〜
心昭:はい、3卓さんの完成したよ。あと、6卓さんの分ももう少しで完成する。
天:あぁ〜疲れた〜!
心昭:お疲れ様。
ユータ:はい、追加分の野菜。
心昭:ほんと助かる!ありがと。
ユータ:いや、農家として当然よ。それよりあれからなんか動きはあったか?
心昭:なんも無い。氷河も何も掴めてないらしい。
ユータ:うちの畑もいつ荒らされるか不安で仕方ないよ。荒らされたらここにも御ろせなくなるな。
天:えぇ!何とかしてよ!
心昭:もしもの話だから、今は大丈夫。
天:なら良かったけど。
ユータ:とりあえず気を付けなよ。まぁお前は強いから大丈夫だろうがな。
心昭:その言葉ありがたく受け取っとくよ。
ユータ:じゃあまた明日の朝な。
心昭:じゃあな。
天:じゃあね〜
数日後の営業時間中のこと
心昭:なんか外が騒がしいな。
天:どうしたんだろ?
2人が外に出てみると大量の屑ヤミーが人々を襲っていた。
心昭:ヤバい!天ちゃんはお客さんの避難を!
天:わかった!
心昭:ハァ!
心昭は屑ヤミーに殴り掛かり襲われていた人を助けた。
心昭:早く逃げろ!
心昭はその後も屑ヤミーを倒し続けた。
心昭:キリが無いな。
天:お客さんの避難は終わったよ。
心昭:ありがとう。しかしキリがない。一体誰がこんなにも。
すると奥の方から謎の影が2体歩いてきた
心昭:あれは何だ?
天:!!ウヴァとカザリ!?なんで2人が
心昭:倒したんじゃないのか?
ウヴァとカザリは何の言葉も発せず2人に襲いかかってきた
天:ねぇ!なんか言ってよ!
心昭:おい、もしかしてこれって財団Xの複製したコアメダルから作られた個体なんじゃないのか?どちらにせよ倒さないとまずい。天ちゃん!メダル!
そう言うと心昭はオーズドライバーを取り出し装着した
天:心昭!これを使って!
天はメダルを3枚取り出し心昭に向かって投げた。
そして心昭はメダルをキャッチしドライバーにセットしてオースキャナーで3枚のメダルを読み込んだ。
心昭:変身!
『タカ!トラ!バッタ!』
『タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!』
心昭は仮面ライダーオーズ タトバコンボに変身した。
オーズは武器であるメダジャリバーを取りだしウヴァに攻撃を仕掛けた。
しかしウヴァの装甲は硬く攻撃はあまり効いていないようだ。
追撃をしようとしても屑ヤミーに妨害されてしまう。
心昭:くそ!全く攻撃ができない!
その時火球が数発飛んできて屑ヤミーを倒した
振り返るとグリードの姿となった天が立っていた。
天:私も戦うよ。この数を一人で相手するのはキツいでしょ?
心昭:ありがとう!あと、ウヴァの装甲が硬いからパワー系のメダルをちょうだい。
天:わかった!
そして天はメダルを2枚投げた
心昭:ありがと!
そしてその2枚のメダルをドライバーにセットしオースキャナーで読み込んだ
『タカ!ゴリラ!チーター!』
オーズはタカゴリーターとなり、ウヴァに立ち向かっていった。
オーズはゴリラの力で重いパンチを何度も叩き込んだ。
ダメージを受けたウヴァからセルメダルが大量に落ちた。
心昭:メダルが落ちるってことは一応グリードってことか。
天:次はこのメダルで!
天は再度メダルを投げた。
心昭はメダルを受け取りメダルを取り替えてオースキャナーでスキャンした。
『タカ!カマキリ!チーター!』
オーズはタカキリーターに姿を変えた
ウヴァは電撃を放ち攻撃をしてきたが、オーズはチーターレッグの能力で凄まじい速さで移動し攻撃をかわしウヴァの懐に潜り込んだ。
そしてカマキリアームに備わっているカマキリソードで切りつけた。
心昭:さぁトドメだ。
オーズは再度タトバコンボの姿になりオースキャナーでメダルをスキャンして必殺キックを放った
心昭:セイヤーーー!!!
そしてウヴァを撃破した
するとカザリがオーズに襲いかかってきた。
天がオーズを助けに行こうとするが屑ヤミーに妨害されてしまう。
??:ライダーキック
??:スピニングスラッシュ
突然2人のライダーが現れオーズと天を助けた
心昭:お前ら、氷河と理佐さんか?
そう、謎のライダーとは氷河の変身した仮面ライダーサイクロンと理佐の変身した仮面ライダージョーカーだったのだ。
氷河:全く、こんな所でやられる訳ないよな?
理佐:天ちゃん、こんな奴らに負ける訳ないよね。
心昭、天:当たり前だ!(です!)
氷河:ならさっさと倒すぞ。
心昭:わかった。ちょっと手貸せよ。
天:こっちのヤミーは私と理佐さんで何とかするから2人はカザリを。
心昭:わかった。そっちは任せた。
天:任せて!はい、あとメダル。
心昭:ありがと。
『サイ!ウナギ!バッタ!』
オーズはサウバへと姿を変えてカザリと戦い始めた。
オーズはバッタレッグの敏捷性を活かした回転蹴りをし、サイクロンはサイクロンメモリの能力を生かし高速でパンチやキックを炸裂させた。
カザリはたてがみの先から爆発するトゲを放ってきた。
が、オーズは電気ウナギウィップで全て防いでカザリをそのまま引き寄せ頭部のグラビドボーンで突き刺した
天:次はタカジャバで!
そう言いながらクジャクメダルを投げた
心昭:わかった!
オーズは言われた通り、ドライバーにタカ、クジャク、バッタのメダルをセットしスキャンした
『タカ!クジャク!バッタ!』
オーズはタカジャバとなった。
そしてバッタレッグの力で高く跳躍し空からタジャスピナーの火炎弾を連射してカザリを攻撃した。
そして地上に着地するとタジャスピナーの中にタカ、クジャク、コンドルのコアメダルとセルメダルを4枚セットしてオースキャナーで読み込んだ。
『タカ!クジャク!バッタ!ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!』
オーズは強力なエネルギー弾を放ちカザリに命中させた。
氷河:さぁ決めるぞ。
心昭:あぁ!
理佐:私達も終わらせよう。
天:そうですね!心昭、このメダル使って!
心昭:ありがと。
『タカ!クジャク!コンドル!
タ~ジャ~ドル~!』
オーズはタジャドルコンボとなった。
心昭:決めるぞ!
『スキャニングチャージ!』
『サイクロン!マキシマムドライブ!』
『ジョーカー!マキシマムドライブ!』
心昭、氷河:はぁぁぁぁ!
理佐:ライダーパンチ
天:おりゃー!
そしてカザリと大量の屑ヤミーは撃破された
カザリが爆破したのを確認しそれぞれ変身を解除した。
心昭:ありがとう、ほんとに助かった。
理佐:いいのいいの。可愛い後輩ちゃんを助けるのも先輩の役目だから。
天:理佐さんありがとうございました。
氷河:それよりあのグリードは一体何なんだ。
心昭:財団Xが俺らのコアメダルをコピーして作ったメダルから作り出されたグリードだ。1枚コアメダルを取ってきたが俺らのとは縁の色が違う。コアメダルを作り出しそれからグリードを作り出すという実験は成功のようだな。
氷河:厄介な事になったな…
心昭:メダルの解析は俺らでやっておく。他の調査は任せた。
理佐:わかった。何かあったら教えてね。
天:ありがとうございました!
氷河と理佐はハードボイルダーに乗って去っていった。
心昭:さぁ俺らもメダルの解析と店の営業再開といきますか。
天:そうだね!
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