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正義

登場人物紹介

礼堂〇〇:物語の主人公。代々続く神社の跡取り。ウルトラマンギンガに変身する。

久保史緒里:〇〇の幼馴染兼彼女。〇〇より2歳年上。


〇〇がギンガに初変身してから数日後

史緒里:ねぇこの前のあの巨人って何?

〇〇:…分からない。

史緒里:そっか〜でもかっこよかったよね〜

〇〇:そう?

史緒里:うん!手から光線出してバーンって出して怪獣やっつけちゃうんだもん。

〇〇:へぇ〜

史緒里:興味無いの!?って大変!そろそろイーグルの散歩の時間だ!

〇〇:イーグル?鷹って散歩しないだろ?

史緒里:ちがう。最近家で犬を飼い始めたの。その子の名前。

〇〇:犬にイーグルって名前。どうせ楽天イーグルスから取ってきたんだろ?

史緒里:悪い!?

〇〇:ほら、早く行けよ。

史緒里:わかったよ。じゃあまた今度ね!

〇〇:はいはい


史緒里:ほら、イーグル。散歩行くよ〜

するとイーグルは楽しそうに寄ってきた。

史緒里:あぁ可愛い。グヘヘヘ

そして史緒里は散歩に出かけた。

それを影から見る人物が…

??:とりあえずあいつを利用するか…


数日後

街中を駆け回る史緒里の姿が

〇〇:どうしたんだ?

史緒里:今朝起きたらイーグルがいないの。

〇〇:そうか。わかった、俺も探そう。

史緒里:ありがとう。じゃあ私はこっちの方行ってみる

〇〇:じゃあ俺はあっちの方を見てみるよ。

数分後、史緒里は橋の下で横たわるイーグルの姿を見つけた。

史緒里:イーグル!大丈夫?

イーグルはかなり弱っていた

??:君はその犬をまた持ち帰るのか?

そこに一人の男が現れた。

史緒里:誰!?

??:別に名乗るほどの者ではない。ただ私はその犬の願いを叶えてやっただけさ。

史緒里:イーグルの願い?

??:そいつの願いは、もっと広いところで駆け回りたい。家の中で閉じ込められずもっと広く広大な土地を走り回りたい。そう願っていた。だから私はその願いを叶えてやった。

史緒里:あなたにイーグルの何がわかるの!

??:別に理解したつもりは無いさ。ただ、そいつの願いを叶える手伝いをしてやった。ただそれだけさ。

史緒里:悪いけどあなたに構ってる暇は無いの!

??:…そうやってお前達は片方の局面からしか物事を見ない…

そう呟くと男は史緒里の前に行き腹を1発殴った。

史緒里は横たわるとイーグルを手放してしまった

そして男はポケットからトレギアアイを取り出し、ボタンを押して展開させ目元へ持っていきウルトラマントレギアに変身した。

トレギア:さぁもっと駆け回れ。そして暴れろ。

トレギアはイーグルに向かってイスキュロス・ダイナミスを放った。

イスキュロス・ダイナミスを受けたイーグルはガーディーへと姿を変え街を破壊し始めた。

史緒里:お前は一体…

トレギア:私か?別にお前に名乗るつもりは無い。まぁ、氏が無い悪魔とでも思っておいてくれ。

そう呟くとトレギアは姿を消した。


ガーディーが現れ街を破壊しているのを見た〇〇はギンガスパークを取り出した

〇〇:もう1回力を貸してくれるか?俺はこの街を守りたい!

そう言うと〇〇の手の甲に紋章が浮かび上がりギンガスパークからギンガのスパークドールズが出てきた。

〇〇:よし!

そしてスパークドールズを掴みギンガスパークでリードした

『ウルトラーイブ!』

『ウルトラマンギンガ!』

〇〇:ギンガーー!!

〇〇はウルトラマンギンガに変身した。

そしてギンガはガーディーを抑え込んで腹に膝蹴りを入れた。

その戦いを見守る者が…

??:現れたか、ウルトラマンギンガ…お前は私を楽しませてくれるのか?

その後もギンガはガーディーの動きを止めながら、顔を殴ったり、回し蹴りで攻撃を続けた。

すると、また〇〇の頭の中に技の名前とその技の描写が流れてきた。

〇〇:これを使えってことか。ギンガファイアーボール!

ギンガはギンガファイアーボールを放ちガーディーにダメージを与えた。

〇〇:よし、決めるぞ!

するとそこに史緒里が走ってやってきた。

史緒里:やめて!!その子は私のペットなの!倒さないで!!

〇〇:倒すなって言われたってどうすればいいんだ?

するとまた〇〇の頭に技の名前と技の描写が流れてきた。

〇〇:…そんな技があるのか!なら。ギンガコンフォート

ギンガはギンガコンフォートでガーディーの暴走を止め、ついでに与えた傷とダメージを回復させた。

??:結局はこうなるか…

??はもう一度ウルトラマントレギアに変身した。

そしてトレラテムノーを放ちガーディーを倒した。

史緒里:イーグル!!!!!

〇〇:お前、何者だ!

トレギア:私はウルトラマントレギア。以後お見知り置きを。

〇〇:何故あの怪獣を倒した!

トレギア:怪獣だから。お前がこの前やった事と同じだぞ?ウルトラマンが怪獣を倒す。この事実に変わりは無いのになぜお前は私を批判する。

〇〇:あの怪獣は元は犬だ。

トレギア:それが何だ。怪獣を倒す事の何が悪い。

〇〇:貴様ァ!

そう叫びながらギンガはトレギアに襲いかかった。

ギンガの怒りに任せた攻撃をトレギアは全て軽くいなして避けた。

トレギア:そんな弱いお前が勝てる訳が無いだろ。身の程をわきまえろ。

そしてトレギアはトレラケイルポスでギンガを攻撃した。

〇〇:うわぁぁぁッ!

ギンガは勢いよく吹き飛ばされてしまった。

トレギア:トレラアルティガイザー

〇〇:ギンガクロスシュート!

ギンガは何とか姿勢を立て直しトレギアのトレラアルティガイザーをギンガクロスシュートで迎え撃った。

2つの光線は衝突したがギンガの方が押し負け光線を受けてしまった。

そしてギンガは史緒里の目の前まで吹き飛ばされ体力が無くなり変身解除された。

トレギア:次会う時はもっと楽しませてくれよ。そこのお嬢さんもね。フフッ

そしてトレギアは姿を消した。

ギンガが倒れた所に史緒里が向かうと傷だらけで倒れている〇〇の姿を見つけた。

史緒里:え、〇〇…?

~次回に続く~

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