時空を超えた戦い 第12話 「悪」
ゾディアーツ達が現れた翌日、陰陽の会社に仮面ライダーに変身出来て怪我をしていない者達が集まっていた。
氷河:今戦えるのはここにいるメンバーだけか。
ハイドロ:バルカン、バルキリー、サウザー、W、ビルド、スペクター、クウガ、ジュウガ、ファイズ、デルタ、エグゼイド、NEW電王の12人か。そして他の事をやっていて戦闘に参加できない人も居るだろうからそう考えるとなかなか厳しい状況ですね…
ゲマ:実は警備部から御報告がございまして。
理佐:このタイミングで?
ゲマ:兼ねてより開発していた、AIMS隊員用の装備が完成しまして。社長のゼロワン程では無いですが、ある程度の敵なら倒せる装備にしてあります。なので今までよりは皆さんの負担は減ると思います。
理々杏:でも、新装備が完成しても社長の許可が無いので運用が出来なくて…
日奈:いいわ。副社長の私の権限で許可を出すから使っていいわよ。
ゲマ:ありがとうございます。
絢音:所で今怪我をしている人達の状況は?
天:心昭と月光の2人は自宅で療養してます。心昭の方は私が泊まり込みで看病して月光の方にも顔を出して様子を見てます。
瑛紗:昨日怪我をした人達はとりあえずは私のデンライナーで様子を見てます。
怜奈:ユータは家で預かるよ。後で迎えに行く。
さくら:社長をよろしくお願いします。
瑛紗:了解です。後でデンライナー持ってきます。
一旦一同は解散し、部屋には陰陽の会社で働いている者と氷河と理沙とハイドロが残っていた。
氷河:プロジェクトアークというものについて教えて頂けませんか?
瑠奈:でも、何故かそのデータだけが見当たらなくて…
氷河:とりあえず「地球の本棚」で検索してみます。
そう言って氷河は地球の本棚にアクセスした。
理佐:キーワードはアーク、陰陽インテリジェンス
氷河:ここまでは既に検索済みだ。そこから絞り込めない。
理佐:あと何か知っている事は無いですか?
絢音:そう言えば社長が言っていました。亡くなった父親が生前最後にこの会社で参加した巨大プロジェクトがプロジェクトアークだと。
理佐:氷河、キーワード追加。キーワードは陰陽の父親の「飛電其雄」
氷河:絞り込めた!…なるほど、そういう事か…
理佐:何か分かった?
氷河:プロジェクトアークは衛生ゼアの前進のという事は皆さん知っているかと。ゲマから聞いた情報だと欠陥が見つかり中止になったと。
ゲマ:前まであった資料にはそう書いてありました。
氷河:実際は中心核のアークの消滅だ。
日奈:え?
氷河:正確に言うとアークが別のどこかに移動した。そしてそれに気が付いたのが陰陽さんのお父さん、飛電其雄さんだ。そしてやむ無くプロジェクトアークは中断。
日奈:じゃあ消えたアークは今どこに?
氷河:そこまでは載っていませんでした…
そこに謎の仮面ライダーと怪人が現れたと連絡が来た
日奈:AIMSは出動して。ゲマ、頼んだよ。
ゲマ:分かりました。先に現場向かってます!
日奈:理々杏と美佑も向かってちょうだい。
理々杏:分かりました。美佑ちゃん行くよ。
美佑:了解です!
日奈:瑠奈は今回は待機で。
瑠奈:分かりました。
氷河:俺達とハイドロさんも向かいます。アークについて何かわかるかもしれないので。
日奈:分かった。気を付けてね。
ハイドロ:行きましょう。
そしてそれぞれ部屋から出ていった。
絢音:現場の映像出します。
そして絢音は現場の映像を映し出した。
怜奈:ん?これってビルドドライバーじゃない?
絢音:確かに…
怜奈:ひなちま、私も行っていい?
日奈:気を付けてね。
そして部屋には日奈と絢音と瑠奈が残った
絢音:私にも力があれば…
日奈:絢音ちゃん…
一同が現場に向かうとそこにはドラスと仮面ライダーブラッドとゼブラロストスマッシュとシザースロストスマッシュがいた。
そして後ろにハードガーディアンを20体程従えていた。
ゲマ:AIMSはレイドライザーを使って後ろの量産型を倒してくれ。謎のライダー達は俺達が相手をする。
隊員:分かりました!
『Hard!』
隊員:実装!
『Raidrise』
『Invacing Hoseshoe Crab!
Heavily produced battle armor equipped with extra battle specifications.』
AIMS隊員達はバトルレイダーに実装しハードガーディアンと戦闘を始めた。
理々杏:私達も行くよ!
『Thunder!』
『Authorize』
『Kamen Rider… Kamen Rider…』
理々杏:変身!
『Shotrize』
『Lightning Hornet!
Piercing needle with incredible force. 』
理々杏は仮面ライダーバルキリーライトニングホーネットに変身した。
ハイドロ:変身!
ハイドロは仮面ライダークウガに変身した。
《555》《Enter》
『Standing by』
ゲマ:変身!
『Complete』
ゲマは仮面ライダーファイズに変身した
美佑:変身!
『Standing by』
『Complete』
美佑は仮面ライダーデルタに変身した。
『サイクロン!』
『ジョーカー!』
氷河、理佐:変身!!
『サイクロン!』
『ジョーカー!』
氷河と理佐は仮面ライダーW サイクロンジョーカーに変身した。
氷河、理佐:さぁ、お前の罪を数えろ!!
『ラビット!』
『タンク!』
『ベストマッチ!』
『Are you ready ?』
怜奈:変身!
『鋼のムーンサルト!
ラビットタンク!
イェーイ!』
怜奈は仮面ライダービルドラビットタンクフォームに変身した。
ファイズとデルタはドラスと戦い、バルキリーとビルドはブラッドと戦い、クウガはゼブラロストスマッシュと戦い、Wはシザースロストスマッシュと戦い始めた。
ゼブラロストスマッシュと戦っているクウガは
ゼブラスマッシュは自分のパワーを活かしてパンチや特徴のある頭で頭突きなどをして攻撃をしていた
クウガはその攻撃を避けながら反撃のタイミングを伺っていた。
そしてクウガは隙を見つけてパンチを入れたが、ゼブラスマッシュの強靭な肉体には効かなかった。
ハイドロ:やはり素手では効かないか…ならタイタンで!
クウガはタイタンフォームへと姿を変えトライアクセラーを取り出しタイタンソードを構えた。
ゼブラロストスマッシュはパンチや頭突きを繰り返し放ってくるが、クウガは避けたりタイタンソードを盾にしたりして防御した。
そしてクウガはタイタンソードで攻撃をし、ゼブラロストスマッシュの頑丈な体に傷をつけた。
ハイドロ:よし、これならいける!
そこでクウガはペガサスフォームへと姿を変えた。
ハイドロ:そこの警官さん。すみません、拳銃を貸して貰えませんか?
警官:はい、どうぞ。
ハイドロ:ありがとうございます。
クウガは近くにいた警官から拳銃を借りてペガサスボウガンにした。
そしてクウガは先程つけた傷を狙って射撃をした。
その攻撃はゼブラロストスマッシュに効いているようで大きくダメージを受けていた。
ハイドロ:これで決める!
クウガはペガサスフォームからライジングペガサスフォームになった。
ペガサスボウガンもクウガがライジングの姿になった事でライジングペガサスボウガンとなった。
ハイドロ:ライジングブラストペガサス!
クウガは必殺技のライジングブラストペガサスを放った。
それを受けたゼブラロストスマッシュは爆発した。
クウガはライジングの姿でいれる制限時間である30秒が経って、マイティフォームに戻った。
ハイドロ:ありがとうございました。
クウガは借りていた拳銃を警官に返しハードガーディアンと戦いを始めた。
シザースロストスマッシュと戦っているWはシザースロストスマッシュの両腕のブレードに苦戦を強いられていた。
理佐:ダメだ、全然近づけない。
氷河:メモリを変えるぞ!
理佐:わかった。
『ヒート!』
『メタル!』
『ヒート!』
『メタル!』
Wはヒートメタルとなった。
するとシザースロストスマッシュはブレードを複数実体化させW目掛けて飛ばしてきた。
それをWはメタルシャフトを回転させ全て振り払った。
そしてWはシザースロストスマッシュの懐に潜り込みメタルシャフトで殴り飛ばした。
氷河:まだまだいくぞ!
理佐:わかった。
『ルナ!』
『トリガー!』
『ルナ!』
『トリガー!』
Wはルナトリガーへと姿を変えた。
氷河:これで決める!
『トリガーマキシマムドライブ!』
氷河、理佐:トリガー、フルバースト!!
Wはトリガーフルバーストを放ちシザースロストスマッシュに命中した。
そしてシザースロストスマッシュは爆発した。
氷河:よし。
理佐:まだまだ大量に敵は残ってるよ。
氷河:わかった。
Wもハードガーディアンと戦うAIMSの応援に向かった。
AIMSはハードガーディアンと戦っていたが、中々倒せずにいた。
しかし、クウガとWの応援のおかげでなんとか全部倒した。
氷河:大丈夫ですか?
隊員:初めてというのもあってなかなか慣れなくて。助けて頂きありがとうございます。
ハイドロ:全然大丈夫です👍
一方で他のライダーはドラスとブラッドに圧倒されていた。
ゲマ:なんだコイツら。強すぎる。
美佑:ファイズアクセルとファイズブラスターは?
ゲマ:今メンテナンス中で使えない。
理々杏:怜奈さん、大丈夫ですか?
怜奈:私はなんとか…でもなかなか厳しい状況ね…
ドラスは光弾を何発も放った。
ゲマ:うわぁぁぁぁ!!!!
ドラスの攻撃により4人は変身解除されてしまった。
ハイドロ:大丈夫ですか!?
そこにハードガーディアンを倒し終えたハイドロと氷河と理佐がやって来た。
ドラスはゲマの首を持ち持ち上げた
するとそこにどこからか銃弾が飛んできてドラスの手に当たりドラスは手を離しまい、ゲマは開放された。
??:弱いな。こいつらは俺が倒すからお前ら邪魔者は下がってろ…
ハイドロ:誰ですか?って!!
理々杏:社長!?
そこにはショットライザーを構えた陰陽が立っていた。
そして陰陽はプログライズキーを取り出した。
氷河:おい!そのプログライズキーは!!
陰陽がプログライズキーを構えると腰にアークドライバーが出現した。
『アークワン』
陰陽:変身…
『シンギュライズ』
『破壊 破滅 絶望 滅亡せよ』
『コンクルージョン ワン』
陰陽は仮面ライダーアークワンへと変身した
ハイドロ:何であなたが…
その様子を会社から見ていた絢音達は
絢音:え、社長が…
瑠奈:嘘、でしょ…
日奈:…これは面倒な事になったわね…
そしてアークワンは静かにドラス達の元へと歩いていった。
ドラスが襲いかかってきたが、その攻撃を難なくよけパンチで吹き飛ばした。
ブラッドも攻撃を仕掛けてきたが、アークワンは焦ることなく攻撃を全て避け、胸元を蹴りつけ遠くへ飛ばした。
『パーフェクトコンクルージョン』
アークワンは手に悪意のパワーを溜め必殺技を放った。
その攻撃を受けたドラスは塵となって消えた。
『悪意 恐怖 憤怒 憎悪 絶望 闘争 殺意 破滅 絶滅 滅亡』
『パーフェクトコンクルージョン ラーニングエンド』
アークワンは必殺キックを放ちそれを受けたブラッドは爆発し消滅した。
そしてアークワンは変身解除しどこかへ歩いていった。
ハイドロ:待って下さい!
氷河:聞きたいことは山ほどあるぞ。
陰陽:話す事なんて、何も無い…
そして陰陽は去っていった。
??:さぁ、我々の楽園を創造するぞ。
??:アハハ!楽しみだわ。
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