新たなる光 ANOTHER HISTORY TIGA第八話「闇への序章」
基地の中で眠る〇〇は夢を見ていた。
その内容は超古代にティガ達を倒した邪神が現代に復活しこの世界を闇で滅ぼすというものだ。
〇〇はそこで目を覚ました。そこに真夏から集合するようにとの指示があり向かった。
〇〇が向かうと隊員達がモニターを見ていた。
話によるとニュージーランド沖で遺跡が発掘されたということだ。
真夏:こんなの、人が作れるの?
悠理:詳しく調べてみないと分かりませんね。
眞衣:調査に行ってもらえる?
真夏:悠理と理々杏で行ってきて。
悠理、理々杏:了解です。
その時遺跡からゾイガーが出てきた。
日奈:悠理と理々杏は遺跡の調査に向かって。この怪獣はこっちで何とかしておくから。
理々杏:ありがとうございます。悠理、行こう。
真夏:じゃあ、絢音と〇〇でそれぞれ1号に祐希と瑠奈と瑠奈で2号に乗って。
日奈:隊長、私は?
真夏:ここに残ってガッツウイングの指揮を。
日奈:了解です。
〇〇達はガッツウイングに乗り込みゾイガーの元へ向かった。
ゾイガーはとても速く、ガッツウイングでは追いつくことが出来なかった。
日奈:絢音、速さで勝とうとするな。〇〇は絢音の前方に回り込んで。
〇〇:わかりました。
〇〇が回り込むとゾイガーは急上昇をした。
絢音:待て!
絢音はゾイガーを追う為急上昇した。
〇〇:絢音やめろ。危険すぎる!
〇〇は絢音の後を追う
そこにゾイガーが光弾を発射した。
絢音は何とか避けたが、〇〇は被弾してしまった。
〇〇のガッツウイングは黒煙を出し降下していった
〇〇はスパークレンスを取り出しティガに変身しようとした
絢音:〇〇!大丈夫!?
絢音に話しかけられ〇〇は咄嗟にスパークレンスをしまった。
〇〇:脱出します
〇〇は脱出した。
その時ゾイガーは既にどこかへ行ってしまっていた
〇〇はガッツウイング2号に乗り基地へ帰還した。
基地に戻ると
日奈:絢音、無茶はしないで
絢音:はい、すみませんでした。
一方真夏はユザレを基地内で発見した
するとユザレが話し始めた。
ユザレ:近々究極の闇が復活しこの世界は終わる。
真夏:究極の闇…あの遺跡と何か関係が?
真夏がユザレそう尋ねると既に消えていた。
絢音は心昭博士の元を訪れていた。
絢音:もっと速く、もっと高く飛びたいんです。
心昭:マキシマ・オーバードライブを使えば今までのガッツウイングよりは速く飛べるが…それにガッツウイング1号よりも強い攻撃装備もあるけども…
絢音:お願いします!使わせて下さい。
心昭:わかったよ。ただし、備え付けられているビーム弾が使えるのは5発までだ。無駄にはしないように。
絢音:ありがとうございます!
〇〇はまた、先程の悪夢を見ていた。
すると、〇〇の元へ連絡が来た。
真夏:ゾイガーがまた現れた。絢音がスノーホワイトで向かう。
〇〇:わかりました。一緒に行きます。
〇〇はヘルメットを取りスノーホワイトへと向かった
〇〇:1人では行かせないよ。絢音はすぐ無茶するからね。
絢音:何よ
〇〇:絢音は操縦に専念しなよ。攻撃は俺がやるから。
絢音:スノーホワイト、出動します。
スノーホワイトは発進しゾイガーの元へ向かった。
ゾイガーの後方にいたところで〇〇は攻撃をしたが避けられてしまった。
ゾイガーはまた急上昇をした
絢音も追う形で急上昇した。
心昭:これ以上は危険だ!呼び戻して
真夏:絢音、戻りなさい!
真夏の言う事を無視し絢音は急上昇をし続けた。
〇〇:大気圏へ行く装備はしていないはずだ。これ以上行くのは危険すぎる
絢音は語り始めた。
絢音: どうして言わないの?どうして一人で抱え込んじゃうの?どうして一人なのよ!? ウルトラマンはたった一人で地球を守り続けなくちゃいけない義務でもある訳!?
〇〇は黙り込んでしまう
絢音: ずっと…ずっと、一人で戦い続けるの?そんなの、そんなの酷いと思わない!?私だって…私だって、光になりたいよ。光になって…もっと高く!!
〇〇:義務とかじゃないよ。俺は人間だから…俺がやれることをやるだけだよ。
絢音: 私、今、後ろ見えない…だから…良いよ。
〇〇はスパークレンスを取り出した
〇〇:光になれるさ、絢音だって
そう言って〇〇はスパークレンスのボタンを押し変身した。
スノーホワイトを眩い光が包むとスノーホワイトはウルトラマンティガに抱えられ飛行していた
スノーホワイトを抱えながらティガはスカイタイプへとタイプチェンジした。
ゾイガーに追いつくと絢音は攻撃をしゾイガーの羽を撃ち落とした。
片翼を失ったゾイガーはモンゴル辺りへ墜落した。
ティガはスノーホワイトを抱え地上へ着陸した。
スノーホワイトを地上に置きティガは臨戦態勢に入った。
ゾイガーは残った翼をもぎ取った。
そして、光弾をスノーホワイト目掛けて飛ばした。
それをティガは身を呈して守った。
ゾイガーはティガに突進をしてきたがそれを何とか受け止めた。
その後もゾイガーのパンチやキックを受け流していたが、ゾイガーに抱え込まれてしまった。
ティガはパワータイプへとなり怪力でゾイガーの拘束を破った。
ゾイガーは光弾を2発放った。
それをティガは素手で受止め握り潰した。
そしてデラシウム光流を放ちゾイガーを撃破した。
ゾイガーが爆発したのを確認しティガは〇〇の姿へと戻った。
ゾイガーを倒し見つめ合う〇〇と絢音。
そこに真夏から通信が入った。
真夏:今すぐ日本に戻ってきて。ゾイガーが日本を襲撃してきてる。
絢音:でも今撃破したはずじゃ
真夏:ゾイガーは一体ではなかった。
そう言う〇〇と絢音の上を数体のゾイガーが飛んで行った。
次回、最終決戦
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