共闘
前回、史緒里はビクトリーに変身してゴルザと戦い勝利した。しかしその後トレギアが現れ為す術なく負けてしまった…
史緒里が傷だらけで倒れていると、そこに〇〇の父と〇〇の祖父がやって来た。
〇父:大丈夫か!
史緒里:はい…なんとか…
〇祖父:酷い怪我だ。とりあえず手当をしよう。
そして史緒里は傷の消毒や手当をしてもらった。
史緒里:ありがとうございます。
〇祖父:ところであの黒と青の巨人は一体何なんだ?
史緒里:分かりません…
〇父:そうか。とりあえずしばらくは安静にしてなさい。
数日後〇〇が目を覚ましたと報告があった。
そして〇〇と史緒里は病室で話をしていた。
史緒里:まさか〇〇があの巨人だったなんて。
〇〇:黙っててごめん。
史緒里:別に怒っては無いよ。それに私だって。
そう言いながら史緒里はビクトリーランサーを取り出し〇〇に見せた。
〇〇:これは?
史緒里:ビクトリーランサー。〇〇が持ってるのと同じような感じだよ。
〇〇:史緒里も変身するのか。
史緒里:これからは〇〇の助けになるよ。
〇〇:少し心強いな。
〇〇と史緒里はこんな感じで談笑を続けた。
〇〇が退院して数日後
突然宇宙からバザンガがやって来て、街を襲撃した。
その襲撃を受けて自衛隊などが出動したが、その攻撃は一切通用せず逆に攻撃され戦闘機は墜落し、戦車は踏み潰された。
陸からも銃撃を仕掛けるが、バザンガには全く効いていなかった。
〇〇:ギンガ、俺に力を貸してくれるか?
史緒里:ビクトリー、もう一度私と戦ってくれる?
2人の声に答えるように、〇〇の手の甲に紋章が浮かび上がりギンガスパークからギンガのスパークドールズが出現し、ビクトリーランサーからはビクトリーのスパークドールズが出現した。
〇〇:よし、行こう!
史緒里:わかった!
『ウルトラーイブ!』
『ウルトラマンギンガ!』
〇〇:ギンガーー!!
『ウルトライブ!』
『ウルトラマンビクトリー!』
史緒里:ビクトリー!!
2人はウルトラマンに変身した。
ギンガとビクトリーは破壊活動を続けるバザンガの腕をそれぞれ抑え2人同時に膝蹴りをして更に同時に回し蹴りでバザンガを後退させた。
するとまた〇〇の脳内にギンガの技のビジョンが流れてきた。
〇〇:よし!ギンガサンシャイン!
史緒里:ビクトリウムスラッシュ!
ギンガとビクトリーは同時に技を放ちバザンガに命中させた。
するとバザンガの頭部の角が上向きになり、両腕にある計4つの気門の様な穴から無数の棘を高速で発射してきた。
〇〇:ギンガハイパーバリア!
ギンガはその棘をギンガハイパーバリアで防いだ。
するとまた〇〇の脳内にギンガの技のビジョンが流れてきた
〇〇:へぇ〜そんな技もあるのか。ギンガセイバー!
ギンガは腕のクリスタルからギンガセイバーを出現させた。
そしてバザンガの両腕を切り落とした。
〇〇:よし!いけるぞ!!
史緒里:分かった!
〇〇:ギンガクロスシュート!
史緒里:ビクトリウムシュート!
ギンガとビクトリーは同時に光線を放ち、その攻撃はバザンガに命中してバザンガは爆発した。
そしてギンガとビクトリーは飛び立とうとした。
しかしそこにトレギアが現れ2人の足を掴み地面に叩き落とした。
トレギア:また懲りずに怪獣を倒し続けるのか。
史緒里:お前は!
〇〇:トレギア!
トレギア:全く変わらないな、お前らは。
そう言うとトレギアはトレラスラーでゲートを開きその中からレヴィーラを呼び出した。
トレギア:さぁ好きに暴れろ。
〇〇:何だこの怪獣。
史緒里:攻撃が全く効かない…
トレギア:その軟体怪獣レヴィーラは元々人間が作った怪獣だ
〇〇:人間が?
トレギア:君達はそんな怪獣を作った人間を何故守る?怪獣だからという理由で何故怪獣を倒すのだ?
〇〇、史緒里:……。
トレギア:黙っているということは認めるんだな。まぁせいぜいレヴィーラと戯れとくがいい。ハハハハハ
トレギアは笑いながら姿を消した。
史緒里:まずはこの怪獣を何とかしないと。
〇〇:要はこいつの体は液体だろ?どうやって倒せば…
するとまたもや〇〇の脳内に技のビジョンが流れてきた
〇〇:なるほど!その手があったか!ギンガスラッシュ!
〇〇:ギンガファイヤーボール!
ギンガはギンガスラッシュを放ち、レヴィーラに命中させ爆発させた。
そしてその飛び散ったレヴィーラの水分目掛けてギンガファイヤーボールを放ち水を蒸発させた。
そしてそれを何度か繰り返し、2回り程レヴィーラの体は小さくなった。
〇〇:ギンガエスペシャリー!
そこにギンガはギンガエスペシャリーを放ちレヴィーラの体を完全に蒸発させた。
ギンガはギンガエスペシャリーでエネルギーを使い切ってしまいそのまま変身が解けてしまった。
そしてビクトリーも変身が解けた。
それを見ていた??は
??:なるほど。あいつらは液体窒素で凍らせて倒したがこっちは逆に水分を蒸発させたか。なかなか面白い倒し方じゃないか。
~次回に続く~
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