時空を超えた戦い 第6話 「ライダーシステムの強さ」
のぎ:あいつについて知ってることがあったら教えて下さい。
ユータ:じゃあ話そう
ユータ:さっき倒した赤いやつはカイザーリバース。そして俺が追ってた方はカイザー。変身者は両方とも設楽統という科学者だ。
のぎ:え?同じ人物が2人?
ユータ:あぁ、恐らく何者かが別の時空からもう1人連れてきたんだろう。そして奴らの目的は自分たちのいる2つの世界を融合させること。
のぎ:そんな事したらどうなるんですか?
ユータ:わからない。ただ、2人の設楽統が融合すると不老不死の力を手に入れると言われている。そうなったら俺達でも倒しようが無い。だから何としてもそれは阻止しないといけない。
のぎ:分かりました。また何か分かったりしたら教えてください。俺も一緒に戦います。
ユータ:分かった。また何かあれば教える。
ユータは家に戻り悩んでいた
怜奈:何そんな思い詰めた顔してんの?
ユータ:何だよ姉ちゃん。
怜奈:社長から聞いたよ。なんか新しい敵と戦ってんだって?
ユータ:…俺に倒せるのかな…前に戦った時は全く歯が立たなかった。正直怖いよ。
怜奈はそっとユータを抱きしめた
怜奈:あんたなら出来る。大丈夫。
そして怜奈はラビットタンクスパークリングを取り出した。
怜奈:はい、あんたに貸してあげる。普通のボトル使うよりはパワー出るよ。
ユータ:でもこれは姉ちゃんの大事なものじゃ。
怜奈:大丈夫。私には他のがあるし。それに私の作ったスクラッシュドライバー使って負けられたら私の面目丸潰れだからさ。
ユータ:ありがとう。大事に使うよ。
怜奈:じゃあ、私はまだ仕事が残ってるから会社に戻るね。頑張ってきな!
ユータ:ありがとう姉ちゃん。
そして、怜奈は会社に戻ると理々杏の元へ向かった。
怜奈:理々杏ちゃん、少しここの設備貸して貰えない?
理々杏:弟さんにですか?良いですよ。っていうか時々お忍びでここに来て新アイテムの開発やってるの知ってるんですからねw
怜奈:知ってたの?
理々杏:勿論ですよ。どうぞ遠慮なく使ってください。私も手伝いますよ。
怜奈:ありがとう。
のぎエンマも新アイテムの開発に集中していた
さくら:少し休んだらどうですか?
のぎ:いや、あと少しで完成なんだ。そこまで一気にやりたい。
さくら:わかりました、無理はしないで下さいね。
のぎ:やっと完成したぞ!これこそが私の神の才能!ハハハハハ!
さくら:うるさい!
理々杏:怜奈さん、言っていた奴が現れました。
怜奈はユータに連絡する。
怜奈📱:ユータ、敵が出てきたよ。
ユータ📱:姉ちゃんありがとう。行ってくるよ。
怜奈📱:気をつけてね。
そう言って電話を切った。
怜奈:早くこれを完成させないと。
理々杏:急ぎましょう。
ユータが言われた所に行くとXガーディアンとカイザーに変身した設楽統が居た。
設楽:懲りずに来たか。
ユータ:今度こそお前を倒す。
そしてユータはスクラッシュドライバーを取り出し腰に装着した
『ロボットゼリー!』
ユータ:変身
『潰れる!流れる!溢れ出る!
ロボットイングリス!
ブラァ!』
ユータ:心火を燃やしてぶっ潰す!
ユータは仮面ライダーグリスに変身した。
設楽:殺れ
設楽の合図でXガーディアンは一斉に攻撃を仕掛けてきた。
グリスはツインブレイカーを取り出し応戦した。
しかし、数が多く劣勢気味だった。
そこにのぎエンマもやってきた。
のぎ:すみません、遅れました。今行きます!
『ガッチョーン!』
『デンジャラスゾンビ!』
のぎ:変身
『ガシャット!』
『バグルアップ!
デンジャー!デンジャー!(ジェノサイド!)
デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビ!!(Woooo!)』
のぎエンマは仮面ライダーゲンム ゾンビゲーマーレベルXに変身した。
ゲンムはガチャコンブレイカーを取り出しXガーディアンを攻撃した。
そしてグリスは怜奈から譲り受けたラビットタンクスパークリングを取り出しツインブレイカーにセットした。
『Ready go!』
『レッツブレイク!』
グリスは辺りのXガーディアンを一掃した。
ユータ:さぁ残りはお前だけだ。
するとグリスとゲンムは何者かに狙撃された
のぎ:誰だ!
設楽①:おぉ目覚めたか。
設楽②:遅くなった。
設楽①②:これが俺たちの真の力だ!!
『ギアリモコン!』
『ギアエンジン!』
『ファンキーマッチ!』
設楽①②:バイカイザー!!
『フィーバー!』
『パーフェクト!』
2人の設楽は合体しバイカイザーとなった。
バイカイザーはネビュラスチームガンで銃撃を仕掛けてきた。
グリスとゲンムは攻撃を受けて変身解除され倒れ込んだ。
設楽:さぁこれで終わりだ!
バイカイザーが2人にトドメをさそうとした時何者かが攻撃をしてきて2人は助かった。
のぎ:誰だ!
そこには仮面ライダービルドが立っていた
ユータ:姉ちゃん…
怜奈:はい、これあんたにあげる。
怜奈はユータにビルドドライバーとグリスブリザードナックルとノースブリザードフルボトルを渡した
ユータ:ありがとう。今度は負けないよ。
そこにさくらもやって来た。
さくら:はい、これ忘れてましたよ。
のぎ:すまないな。
さくら:ちゃんと神の才能とやらを見してくださいよ。
のぎ:任せろ。
設楽:あぁうるせぇな!さっさと全員消えろ!
するとXガーディアンが大量に出てきた。
ユータ:消えるのはお前の方だ!
のぎ:いきましょう!
怜奈:こっちの雑魚共は私達に任せて。
さくら:お2人はあいつに集中してください。
『ボトルキーン!』
『グリスブリザード!』
『Are you ready?』
ユータ:できてるよ…!
『激凍心火!グリスブリザード!
『ガキガキガキガキガッキーン!』
『ゴッドマキシマムマイティX!』
のぎ:グレードビリオン、変身!
『マキシマムガシャット!
ガッチャーン! 不ー滅ーー!
最上級の神の才能!エンマノーギ!エンマノーギ!
ゴッドマキシマームX! 』
『ラビット&ラビット!』
『ガタガタゴットン! ズッタンズタン!』
『Are you ready?』
怜奈:変身!
『オーバーフロー!』
『紅のスピーディージャンパー! ラビットラビット!』
『ヤベーイ! ハエーイ!』
『マキシマムマイティX!』
さくら:マックス大変身!
『マキシマムガシャット!』
『ガッチャーン!
レベルマーックス!
最大級のパワフルボディ!ダリラガーン!ダゴズバーン!
マキシマムパワー!エーックス!!』
4人はそれぞれ変身した
グリスとゲンムはバイカイザーと交戦を始めた。
グリスがバイカイザーを殴り飛ばし、ゲンムは腕を伸ばして飛んで行ったバイカイザーの足を掴み自身はジャンプしてバイカイザーを地面に叩きつけた。
設楽:何故だ!俺は不老不死の力を手に入れたというのに!
のぎ:このゴッドマキシマムマイティXには世界のあらゆる概念を変えてどんなゲームをも自在に作り出すという能力があるんだよ。
ユータ:は?
のぎ:この力でお前から不老不死の力を無くして俺達の攻撃が通用するようにしたのさ。
ユータ:いや、チート過ぎだろ。
設楽:ふざけるなぁぁぁ!
バイカイザーは怒りに身を任せ攻撃をしてきたが、ゲンムのアッパーで空高く飛ばされた。
そして飛んで行ったバイカイザーにジャンプで追い付き地面へと蹴り飛ばした。
それを見ていた怜奈とさくらは
怜奈:ねぇあの子ってあんな感じだった?
さくら:あんなチート能力使ってるのは初めて見ました…
そしてゲンムはバイカイザーだけの時間を止めた
設楽:何!動けないだと!おい、何をした!
のぎ:お前だけの時間だけを止めたんだよ。さぁ好きなだけ攻撃したってください。
ユータ:じゃあ遠慮なく。
グリスはブリザードナックルをベルトから取り外し自身に装備し攻撃をした。
そしてゲンムは時間停止を解除した。
設楽:ハァ、ハァ、ハァ…
ユータ:決めるぞ!
のぎ:はい!
『シングルアイス!』
『ツインアイス!』
『グレイシャルフィニッシュ!』
『バキバキバキバキバキーン!』
『ガッチョーン!』
『カミワザ!』
『ガッチャーン!』
『ゴッドマキシマームクリテイカルブレッシング!』
『神の一撃!』
設楽:うぅわァァァァ!!
バイカイザーは2人のライダーの必殺技をくらい消滅した。
怜奈:私達も終わらそうか。
さくら:はい!
ビルドはフルボトルバスターを取り出しフルフルラビットタンクボトルを装填した。
『フルフルマッチでーす!』
『フルフルマッチブレイク!!』
『マキシマムガシャット!』
『キメワザ!』
『マキシマムマイティクリティカルブレイク!』
2人の必殺技で周りのXガーディアンは全て倒された。
ユータ:姉ちゃんありがと。
そう言ってユータはラビットタンクスパークリングを怜奈に返した。
怜奈:まぁあんたが勝ててよかったよ。
ユータ:いや、俺一人だと勝てなかった。姉ちゃんの作ってくれた新しいアイテムとのぎエンマの能力のおかげだよ。
怜奈:確かにそうかもね。でも、あなたもちゃんと役に立った。それだけは忘れないで。
ユータ:うん。
怜奈:さぁ帰ろ。久々に実家の野菜が食べたいわ。
ユータ:任せて!腕によりをかけて作ってやるよ!
怜奈:フフッ。楽しみにしてる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?