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Jの探偵/切札は常に

俺の名前は左〇〇。
この街「風都」で私立探偵をやっている。

探偵といっても最近は居なくなったペットの捜索とかそういった仕事が多い。
平和でなによりだ。この街には涙は似合わないからな。

カランカラン

綾乃:はぁ〜い

あいつは吉田綾乃クリスティー。一応この探偵事務所の所長だ。
前の所長の鳴海荘吉が面倒を見ていた人らしい。

〇〇:本日はどのような依頼で?


依頼人の名前は皇 史緒里。最近弟の皇 史翠(すめらぎ しすい)の動きが不穏だと感じるから調査をして欲しいとの事だ。

基本俺が現場に出て、綾乃は事務所で待機するのがほとんどだ。

今回も俺1人で調査を始めた。まずは周辺の聞き込みからだ。

聞き込みをしていると1つ気になる情報を手に入れた。

何やら最近新しい友人が出来たようだ。その友人が出来た時期と史緒里さんが不穏と感じるようになった時期がほぼ同じだった。

恐らくその友人達を調べる必要がありそうだ。

〇〇はスタッグフォンを取り出し連絡をした

〇〇:相棒?少し調べて欲しいことが!って…居ないんだった。

俺にはフィリップという相棒がいた。しかし今あいつは1人で別の遠く離れた所で仕事をしている。

でも、離れていたって俺達は2人で1人だ。


その後の調査で分かったことは、その新しく出来た友人は菊元 修也(きくもと しゅうや)というらしい。

そして彼がリーダーを務めるグループがあるらしく、そのグループ名はEXE(エグゼ)。

何やら怪しい動きがあるらしい。


そして俺は依頼人の弟の皇 史翠に会うことが出来た。

〇〇:お姉さんが心配しているぞ。

史翠:姉ちゃんには大丈夫とお伝え下さい。

〇〇:自分の家族よりもEXEの奴らといた方が楽しいか。

史翠:!!何故その名前を!

〇〇:お前の姉さんに頼まれたからな。あまり姉さんに迷惑はかけるなよ。あと1つ聞かせてくれ。EXEは何をしているんだ?

史翠:…それは言えないです…

〇〇:…そうか。わかった。もしも助けが欲しくなったら言ってくれ。

〇〇はそう言い残し愛車「ハードボイルダー」に乗り、去っていった。


数日後、史緒里から〇〇の元に「弟から助けを求められた」という趣旨の連絡が来た。

史緒里に伝えられた場所に向かうと菊元修也から逃げる史翠の姿があった。

〇〇:何してるんだ?

史翠:助けて下さい!

〇〇:何があったか説明してくれ。

史翠:あの人が僕をガイアメモリの実験体にしようとしてきて…

〇〇:おい、菊元修也。そのメモリを俺に渡せ。

修也:渡さねぇよ。俺たちはミュージアムを継ぐもの。うぉぉぉお!!!

『アノマノカリス!』

すると菊元修也はガイアメモリを起動し自身の体に刺した。

そしてアノマノカリスドーパントへと変化した。

史翠:うわぁぁ!

史緒里: 史翠!大丈夫?

史翠:姉ちゃん!

そう叫び史翠は史緒里に抱き着いた。

綾乃:大丈夫?

そこに綾乃も遅れてやってきた。

〇〇:あぁ、それよりあの2人を安全な所へ

綾乃:分かった。

綾乃は史緒里達を避難させた。

そしてその場には〇〇だけが残った。

修也:メモリも何も持ってないお前に何が出来る。

〇〇:分かってないな…切札ってのは最後まで取っとくんだよ。

そう言いながらロストドライバーを取り出して腰に装着し、ジョーカーメモリを取り出した

修也:お前、それは!!

『ジョーカー!』

〇〇:変身!

『ジョーカー!』

〇〇は仮面ライダージョーカーに変身した。

〇〇:さぁ、お前の罪を数えろ。

修也:うわぁぁぁ!!!!

アノマノカリスドーパントはヤケクソ状態になりジョーカーに襲いかかってきたがジョーカーはビクともせずカウンターで胸にパンチを入れ、アノマノカリスドーパントを吹き飛ばした。

〇〇:まだまだいくぜ。

その後もアノマノカリスドーパントの攻撃を軽くいなしながら、パンチやキックで攻撃を続けた。

今度はアノマノカリスドーパントが自身の歯をジョーカー目掛けて飛ばしてきた。

しかしジョーカーはその攻撃にビクともせず、手で払ったり回し蹴りで弾きながら近づき回し蹴りでアノマノカリスドーパントを吹き飛ばした。

〇〇:さぁメモリブレイクだ。

ジョーカーはジョーカーメモリをロストドライバーから取り出し、マキシマムスロットに装填した。

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』

〇〇:ライダーキック

そしてマキシマムスロットのボタンを押しライダーキックを放った。

その攻撃を受けたアノマノカリスドーパントは人間の姿に戻り、ガイアメモリは砕けた。

そしてジョーカーも変身解除し菊元修也の元へ行った。

〇〇:警察の元で反省するんだな。


〇〇:やっぱりガイアメモリ関連だったか。

綾乃:え?気付いてたの?

〇〇:まぁな。どんだけドーパントと戦ってきたと思ってるんだ。そのくらい分かるさ。

史翠:ありがとうございました!

〇〇:もう家族には迷惑かけるなよ。

史翠:はい!

??:お前が修也を!

〇〇:誰だ?

和鬼:俺の名前は和鬼(かずき)。よくも俺の部下を!

『エナジー!』

すると和鬼はエナジードーパントとなった。

〇〇:ドーパント!?お前ら逃げろ!

エナジードーパントが〇〇達を攻撃しようとすると、どこからかスタッグフォンが飛んできてその攻撃を阻止した。

和鬼:誰だ!

??:君の事は検索済みさ。××和鬼。EXEのリーダーで自称ミュージアムを継ぐ者。見た所ミュージアム何かより全然弱そうだけどね。

〇〇:その喋り方…

綾乃:フィリップ君!?

フィリップ:久しぶりだね。〇〇、綾ティー。

〇〇:お前、何で…

フィリップ:ミュージアムを継ぐ者がいるという噂を聞き付けてね。

和鬼:おい!俺を忘れるな!

〇〇:相棒、久々にいこうか。

フィリップ:久々に聞こうか。悪魔と相乗りする勇気、あるかな?

〇〇:もちろんだ。

〇〇がダブルドライバーを取り出し腰に装着するとフィリップの腰にもダブルドライバーが出現した。

『サイクロン!』

『ジョーカー!』

〇〇、フィリップ:変身!!

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