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学園のクール美女二人と実は…-再構築-

突然だが、皆様の学校にマドンナと呼ばれる存在はいるだろうか?

僕、佐々木〇〇の通う高校にもマドンナと呼ばれる人が存在する。それも2人。

その2人に共通していることはクール、笑顔を見せない、かわいいと言うよりは美女寄りということだ。

ただの男子校生の自分が近付こうなんて恐れ多い…


今日も大して面白くない授業を受けて今は昼休みだ。

いつも決まって誰も来ない空き教室でお弁当を食べるのがルーティーンだ。

?1:お待たせ!

〇〇:いえいえ、全然待ってないですよ。

?2:嘘つけ。どうせ授業終わって速攻でここに来たんでしょ?わかってるよ。

紹介します。最初に入ってきた人がマドンナの1人鈴木絢音さん。僕の彼女です。その後に入ってきたのがもう1人のマドンナの佐々木琴子、僕の姉です。

実は僕マドンナ2人と顔見知りなんです。というか顔見知りで済まされない関係ですw

絢音:今日もお弁当作ってきたよ!

〇〇:ありがとうございます!頂きます!

絢音:どう…かな?

〇〇:美味しいです!!

絢音:あぁ良かった〜

琴子:だってずっと今日1日不安そうな顔してたもんねw

絢音:それは言わないでよ〜

〇〇:ちゃんと美味しかったですよ😁

絢音:嗚呼、幸せ…プシュー

〇〇:絢音さん!?

琴子:はぁ…やっぱこうなるか…

\キーンコーンカーンコーン/

琴子:絢音ちゃんは私が何とかしとくからあんたは教室戻りな。

〇〇:姉ちゃんありがと。

琴子:貸し1ね。

〇〇:分かりました。


週末僕は絢音さんとデートに来ています。

〇〇:ところでさ、何で姉ちゃんも来てるの?

琴子:絢音ちゃんが2人きりだと不安だからって。そういうわけで〇〇、貸し2ね。

〇〇:はい…仰せのままに。

絢音:さぁ〇〇、行こ!

〇〇:は、はい!!

琴子:これは、アイツ将来尻に敷かれるタイプだな…

〇〇の未来を想像してみる琴子でした。


翌日登校すると

xx:おい、昨日マドンナ2人とお前が一緒に歩いてるのを見たけどどういう事だ!

XX:なんだ、知り合いなのか!

〇〇:えぇっと…鈴木絢音さんとは付き合ってて、佐々木琴子は僕の姉です…

クラス中:はぁぁぁぁぁぁぁ!!??

xx:お前なんで黙ってたんだよ!

XX:彼女がいるとは聞いてたけど、誰もマドンナと付き合ってるなんて思わないだろ!

〇〇:何も聞かれなかったし、誰も興味無いだろうと思ったから。

xx:いいな〜羨ましいな〜

XX:お前ずるいぞ!前世でどんな徳を積んだんだよ。

〇〇:前世なんて知らねぇよ。まぁこれが生まれた境遇の違いかな?w

xx:嫌味か!

XX:嫌味だろ!


また別の週末

この日は佐々木家の両親が出張で家にいない為絢音が泊まりに来ることになっていた。

琴子:はい、そこまだ汚いよ〜

〇〇:ハァハァ、姉ちゃん厳しすぎない?

琴子:絢音ちゃんに変なとこ見せられないでしょ。さぁやりなさい!

〇〇:はいぃ

姉の琴子にも尻に敷かれる〇〇でした。


〇〇:姉ちゃん、僕に料理を教えてください!

琴子:あんたが料理!?なんで?

〇〇:絢音さんに振る舞いたくて。

琴子:確かにアンタの料理は絶望的だもんね…絢音ちゃんに変なものは食べさせられないし…わかったよ。

〇〇:ありがとうございます!

そして何とか料理を作り終え…

〇〇:出来たァァァァ!!

琴子:もうそろそろ来るんじゃない?

\ピンポーン/

〇〇:来た!!

絢音:今日はよろしくね!

〇〇:あぁ、可愛い…プシュー

絢音:え!?

琴子:あぁ、コイツの事は気にせず上がって。コイツは何とかするから。

絢音:じゃあお邪魔します。

似た者同士の仲良しカップルでした。





とさ…

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