襲来
宇宙のとある惑星にて
ムサシ:……僕達ウルトラマンの力を手に入れて、何をするつもりだ…
地面に這い蹲るムサシ。
そして目の前には鏡の中に閉じ込められたウルトラマン達
エタルガー:これで8体のウルトラマンの力は奪った。この力を使いこの宇宙を我がものとする。
そしてエタルガーは飛びさっていった。
ムサシ:必ずアイツを止めないと…
レヴィーラとの戦いで体力を使いすぎた〇〇はベッドの上で寝ていた
史緒里:あんな無茶するから…
〇〇:ギンガがそうやれって言うから。
史緒里:今後はあんな無茶しない!いいね?
〇〇:わかったよ。しかしあのトレギアって奴は一体何が目的なんだ?
史緒里:私達によく干渉してくるけど
〇〇:しかもめちゃくちゃ強いし。まともに戦えたことねぇよ
史緒里:でも必ず倒すよ!私達の絆の力で。
〇〇:絆ね〜
宇宙のとある場所では
トレギア:エタルガー、何をしに来た
エタルガー:宇宙を支配しに来た。その為にまずこの地球を抑える。
トレギア:ほう。ならいい事を教えてあげよう。この地球にはウルトラマンが2体いる。まずはそいつらから片付けろ。名はギンガとビクトリー。手伝ってやろうか?
エタルガー:好きにしろ。先に行ってるぞ。
トレギア:あいつを利用し必ずギンガ共を倒す…
そしてエタルガーは地球に降り立った
エタルガー:さぁウルトラマンよ出てこい。倒してやる。
〇〇:なんかまた来たけど!
史緒里:いくよ!
『ウルトラーイブ!』
『ウルトラマンギンガ!』
〇〇:ギンガーー!!
『ウルトライブ!』
『ウルトラマンビクトリー!』
史緒里:ビクトリー!!
2人はウルトラマンに変身した。
〇〇:何者かは分からんがお前は倒させてもらう!
ギンガとビクトリーはエタルガーに向かって走っていった。
そして同時に殴り掛かるが、エタルガーはそのパンチを片手で受け止めた。
エタルガー:こんなものか…
そしてそのままギンガとビクトリーの腕を掴み2人を激突させた。
ギンガとビクトリーは立ち上がり、エタルガーに再び立ち向かっていった。
2人は連携してパンチやキックを繰り出すが、全て受け止められた。
史緒里:何コイツ…強すぎる
〇〇:諦めちゃダメだ!
史緒里:そうだね。
〇〇: ギンガサンダーボルト!
史緒里:ビクトリウムスラッシュ!
2人は同時に必殺技を仕掛けた
トレギア:イスキュロス・イーバ。
そこにトレギアが現れ、ギンガとビクトリーの攻撃を防いだ。
エタルガー:なんだ、来たのか…
トレギア:私の勝手だろ。
〇〇、史緒里:トレギアァァァァ!!!!!
トレギア:まだ懲りてないのか…
ギンガとビクトリーはエタルガーの事など忘れトレギアに襲いかかった。
トレギア:怒りに任せて攻撃をしていいのかな?
そしてトレギアはギンガとビクトリーの攻撃を全てかわした。
そして回し蹴りでギンガとビクトリーを吹き飛ばした。
トレギア:エタルガー、お前が手に入れた力とやらの実力を見してくれ
エタルガー:まぁ試しに使ってみるか。ウルトラマンダイナの力よ!ソルジェント光線!
エタルガーはウルトラマンダイナの力を使い、ダイナの必殺技のソルジェント光線をギンガに向かって放った。
〇〇:ぐわぁぁぁ!
エタルガー:次はこいつだな。ウルトラマンマックスの力よ!マクシウムカノン!
今度はウルトラマンマックスの必殺光線のマクシウムカノンをビクトリーに向かって放った。
史緒里:うわぁぁぁぁ!!
トレギア:なるほど、他のウルトラマンの力を奪ったのか。
するとギンガとビクトリーのカラータイマーが鳴り始めた。
〇〇:そろそろマズイな…
トレギア:さぁ終わらせてやる
エタルガー:ウルトラマンガイアの力よ!クァンタムストリーム!
トレギア:トレラアルティガイザー!
2人の光線技を受けたギンガとビクトリーは遠くまで吹き飛ばされ、変身が解除された。
そしてエタルガーは姿を消し、トレギアは人間の姿になった。
変身解除までら追い込まれた〇〇達が変身アイテムを見ると石化していた
〇〇:なんで…
史緒里:これじゃ戦えない…
??:君達がこの星のウルトラマンかな?
〇〇:あなたは?
ムサシ:僕は春野ムサシ。ウルトラマンコスモスだ。だが、僕含め8体のウルトラマンの力をアイツに奪われてしまった…
史緒里:だからあいつはウルトラマンの力を使ってたんですね。
ムサシ:だから君達2人にはあいつを倒して他のウルトラマンの力を取り返して欲しいんだ。
〇〇:しかし俺達も…
そう言って石化したギンガスパークを見せる
ムサシ:諦めてはダメだ。必ずアイツを倒す手はある。とりあえず君達にこれを預ける
そしてムサシは〇〇の左腕にアイテムを授けた。
〇〇:これは?
ムサシ:ウルトラフュージョンブレス。ゼロが伝説の超人、ウルトラマンキングから預かったものだ。ゼロがエタルガーに捕えられる前に渡してくれた。
史緒里:何が何だか分からないけど、これがアイツを倒す鍵になるかもしれないということですね?
ムサシ:あぁ。その前に君達2人は特訓が必要だな。今の実力じゃエタルガーには勝てない。
そしてムサシは2人の腕を鎖で繋ぎ、腕立て伏せやちょっとした崖を登らせた。
〇〇:キツすぎませんか…?
ムサシ:まだまだ。ほら次!
その後も2人にシャドーボクシングなどをやらせて鍛えさせた
ムサシ:まぁ特訓前に比べたらだいぶ良くなったね。
〇〇:でも、変身出来ないのにどうやって戦えば?
ムサシ:そこは分からない。ただ、諦めず最後まで戦うという「勇気」と未来を信じる「希望」の力があればきっと大丈夫さ。
そして再びエタルガーが現れた
ムサシ:来たか。僕達のウルトラマンの力を取り戻してエタルガーを倒すぞ!
〇〇、史緒里:はい!!
-次回、最終回-
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