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新たなる光 ANOTHER HISTORY TIGA最終話「光」
ガタノゾーアの攻撃によって石に戻ってしまったウルトラマンティガとイーヴィルティガ。ウルトラマン2体が敗北し世界は絶望に満ち溢れていた。
その間もゾイガーによる奇襲は留まることを知らず世界は混沌としていた。
瑠奈:心昭博士、マキシマ・オーバードライブの光エネルギーをティガに与えるというのはどうでしょうか?
心昭:ただ単に物理的な光を当てればいいという訳ではない。
真夏:なら、何かしらのメカニズムが必要ね。
瑠奈:あ!そのメカニズムを解明した人が居ます!
日奈:柚菜と月光君か?
月光:呼んだか?
瑠奈:え?どうしてここにいるの?
月光:柚菜から少し前に、万が一の事があったらよろしくって連絡があったんだよ。
心昭:君達が以前作った装置の原理を教えてくれ。
月光:光遺伝子コンバーターの事か。ただ、あれを起動させるには相当なエネルギーが必要になる。その動力源はどうするんだ?
心昭:それなら、問題ない。マキシマ・オーバードライブの力を応用する。
ガム:何か手伝えることはありますか?
そこにガムが入ってきた。
瑠奈:え?どうしてここに?
ガム:ゆんちゃんが、大変な事になってるから。いてもたってもいられなくなって。それに僕は元訓練生だからなにか役に立てることがあるかなって思って。
瑠奈:ありがとう。
ハイドロ:真夏さん、何か僕にできることはありますか?
真夏:ハイドロ?貴方も来たの?
愛萌:私も一緒です。
真夏:愛萌も?
真夏:ありがとうね。確かハイドロは潮の流れとかには詳しかったよわよね?
ハイドロ:はい、大学で勉強してましたけど。
真夏:その知識使わせてもらうわ。長官、ガムさんをガッツウイングへの搭乗許可をお願います。作戦を実行するには人が足りません。
眞衣:確か、訓練生として一通りの訓練を終え技術と知識は身につけたんだよね?
ガム:はい。
眞衣:分かったわ、今回は特例で許可しましょう。
ガム:ありがとうございます!
その頃ドルファーの中では
理々杏:もう限界…
悠理:助けも来ない、通信も繋がらない、私達ここで終わりですかね…
祐希:ドルファー!応答願います!
理々杏:与田!?聞こえる?
悠理:やった、繋がった!
祐希:今からティガの救出作戦の説明をするからよく聞いて。
理々杏:分かった。
そして、真夏が作戦の説明をし始めた
真夏:まず、ガッツウイングEX-Jのα号で光遺伝子コンバーターの機械を海に落とします。それをドルファーのアームで掴んで貰って角度を調整して貰ってウルトラマンに光を当てて貰う。その間、β号とガッツウイング1号の2機で敵を攻撃し時間を稼ぐ。
日奈:どういう布陣でいきますか?
真夏:α号には日奈、絢音、祐希の3人が乗って。β号には私が乗るわ。そして、ガッツウイング1号には瑠奈とガムさんが乗って。そして、ハイドロは潮の流れを計算して最適な角度をドルファーに伝えて。
ハイドロ:わかりました。
愛萌:私もハイドロの手伝いをします。
ガム:久々だな。
瑠奈:私がついてるから安心しな。
月光:僕も一緒に行っていいですか?光遺伝子コンバーターは1度しか起動したことがない。だから、中で細かい調整をしたい。
真夏:わかったわ。一緒に来なさい。みんな、行くわよ!
全員:了解!
眞衣:頼んだよ。
日奈:隊長、本来であれば私が前線に出るはずですが。代わりたかったです。
真夏:私だってたまには前線に出たいのよ。
絢音:ガッツウイングEX-J発進します。
瑠奈:ガッツウイング1号発進します。
そして、GUTSによるウルトラマン救出作戦は開始された
真夏:β号分離!
絢音:では、ユニット投下します。
祐希:今から落とすからアームで掴んで。最適な角度はハイドロさんが教えてくれる。
理々杏:了解。アームの準備は?
悠理:完了してます。
絢音:ユニット投下。
そして、月光の入ったマキシマ・コンバーター・ユニットが海に投下された。
それをドルファーがアームで掴みティガの元へ向かった。
その時ガタノゾーアの活動が活発になった。
真夏:瑠奈、どんどん攻撃して。
瑠奈:ガム、行くよ。
ガム:了解。
真夏と瑠奈はガッツウイングから攻撃をし続けた。
ティガの救出作戦の方はと言うと
ハイドロ:もう少し右です。あ、行き過ぎ。もう少し下に向けられませんか?
悠理:これでどうですか?
ハイドロ:はい、完璧です。
月光:では、起動します。
そして、ユニットから光が出されティガ達の石像に光を与えていた。
ティガの中では〇〇達は闇の中で水晶のような形の檻で捕まっていた。柚菜も同様だ。
〇〇達は中で光を認識し手を伸ばし掴もうとした。
その時、真夏達の攻撃を受けていたガタノゾーアの動きが活発となりドルファーのアームからユニットが落ちてしまった。
そして、光は当たらなくなり〇〇達はまた闇の中に戻ってしまった。
理々杏:クソ!
それを報道していたニュースキャスターは
「ウルトラマン救出作戦は失敗に終わったようです。私達は滅ぶしかないのでしょうか」
しかし、それを見ていた子供達は諦めようとしなかった。
すると、世界中の子供達が光となりティガの元へ集まっていった。
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更に絢音、真夏、日奈、理々杏、祐希、悠理、瑠奈、月光、ハイドロ、ガム、心昭も光となった。
〇〇と柚菜は自分達に光が集まってくるのを感じていた。そして、世界中の光となった子供達とGUTSの仲間達が〇〇と柚菜の元へ向かってきた。
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〇〇:これが…これが光なんだ!
そして〇〇と柚菜は手を伸ばし檻を破壊した。
その時、海が金色に輝きウルトラマンティガとイーヴィルティガが合体したウルトラマンティガトゥルースが誕生した!
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子供:僕がティガだ。
子供:私がティガよ。
子供:僕がティガになってる。
ティガはトゥルーボンバーを放ちパンチと共に金色の衝撃波を出しガタノゾーアを吹き飛ばした。
続けてトゥルーバニッシュでキックと共に金色の衝撃波でダメージを与えた。
そしてティガは構えを取り、トゥルーゼペリオン光線を放った。
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光線はガタノゾーアの装甲に確実にダメージを与えた。
最後にトゥルータイマーフラッシュスペシャルを放ちそれを受けたガタノゾーアは消滅した。
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ガタノゾーアが消滅したことにより闇は消え、世界には光が取り戻された。
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そして、アートデッセイ号の上には戻ってきた〇〇と柚菜が立っていた。
そこに絢音達が駆けつけてきた。
そして、絢音は〇〇に抱きついた。
絢音:おかえり。
〇〇:ただいま。
瑠奈:柚菜、心配したんだからね。
柚菜:ごめんね。
瑠奈:ほら、ガムを見てよ。柚菜が無事に帰ってきた嬉しさで大号泣してるよ。
ガムは柚菜の無事が嬉しすぎるあまり涙で顔が崩れてしまっているようだ。
柚菜:ほら、泣くな!
ガム:だ、だって…ゆんちゃんがまた居なくなっちゃったと思うと…うわぁぁあぁぁん💦
柚菜:元気だして。チュッ
ガム:え…ゆんちゃん?
ハイドロ:おぉお熱いことで。
真夏:それをあなたが言えることかしら?
ハイドロの腕には愛萌が抱きついていた。
愛萌:だって、このまま世界が終わらなくてよかったと思って❤️
真夏:ハイハイ、イチャイチャは家に帰ってからにして。あと、あなた達は早く私に結婚式の招待状を送ってきなさい。
ハイドロ、愛萌:はい、帰ってすぐ準備します…
日奈:やっぱ平和が1番ね。
悠理:今日は一段と空が綺麗に見えるな。
祐希:あぁ〜お腹空いた〜!
理々杏:あんたはまたそんなこと言ってるの?
祐希:今は、あかにし貝とチャンジャ納豆の気分!あと馬刺しとグレープフルーツ。
理々杏:いや、どんな組み合わせよw
心昭:ほんとにありがとうございました。
月光:いや、自分がやれる事をやっただけですよ。
心昭:今後もその知識と技術をTPCに貸して頂けませんか?
月光:いや、私にはまた償わなければいけない罪がありますので。気が向いたらお世話になろうと思います。では、私は失礼させて貰います。
心昭:また、お待ちしてます。
眞衣:みんな、お疲れ様。折角だから、みんなで会食でもどうかしら?
祐希:やりたいです!
その時ウルトラマンゼロがやってきた。
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ゼロ:よ!ウルトラマンティガ。久しぶりだな。
〇〇:ゼロ、どうしたの?
ゼロ:それが、アブソリュートタルタロスって奴が様々な時空で暴れてるんだ。ウルトラマンティガの力を貸してくれないか?
〇〇:え、でも…
真夏:いってらっしゃい。世界各地に光を届けてきなさい。
絢音:行っておいで。ただし、ちゃんと戻ってくること。
GUTSの仲間達は全員〇〇を応援した。
柚菜:こっちの世界の怪獣は私に任せて。
〇〇:わかった、頼んだ。では、皆さん行ってきます!そして必ず戻ってきます!
〇〇はスパークレンスを取り出した。
〇〇:ティガー!!
〇〇は全員の前でウルトラマンティガに変身した。
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ゼロ:じゃあ、こいつ少しばかり借りてくぜ。ついてこいティガ!
そして、ティガはウルティメイトゼロの作ったゲートに入っていった
fin