Desire
登場人物紹介
久保〇〇:仮面ライダーギーツの変身者。スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ。
久保史緒里:〇〇の姉。現役の人気モデル
前回ジャマトやジャマトライダーが現れたが、〇〇は仮面ライダーギーツに変身し姉やスタッフ達を守った。
それ以降史緒里は〇〇と同じくらいにギーツにゾッコンになっていた。自分の大好きな弟がギーツだと知らずに…
この日も姉弟の2人で取材を受けていた。
記者:お姉さんの尊敬してる部分はありますか?
〇〇:そうですね〜普段はこんなふざけた感じですけど、仕事の事になると凄くストイックになって家に帰っても反省とか次はこうしようみたいなの考えてますね。そういう所はとても尊敬できます。
史緒里:そんな風に思ってくれてたの?超嬉しいんだけど!
〇〇:まぁ休みの日は一日ベッドから出なかったり、ベッドの上でご飯食べたり服脱ぎ散らかしたりする所は全く尊敬できないですし、早く直して欲しいですねw
史緒里:それは言わない約束…
記者:そんな一面もあるんですね?
〇〇:はいw家事は全く出来ないのでいつも自分がやってます。
記者:というか、その感じだとお2人で暮らしてるって事ですか?
〇〇:そうですね。本当は一人暮らししたいんですけど、姉が離してくれないもので…
記者:どんどん私の知らない久保さんの一面が出てきますねw
史緒里:恥ずかしいです…
記者:以上で終わりとなります。本日はありがとうございました。
〇〇、史緒里:ありがとうございました!!
史緒里:ねぇ!なんであんなに暴露するのよ!
〇〇:いいじゃんwそもそも、一日ベッドからも出ず家事も何もやらないのが問題なんだから。
史緒里:…返す言葉もありません…
〇〇:フフッじゃあ今日の夜ご飯は姉ちゃんが作ってみる?練習も兼ねて
史緒里:お"し"え"て"く"だ"さ"い"!!
〇〇:はいはい。じゃあ帰りにスーパー寄って帰るか。
史緒里:はい!
2人が〇〇の車に乗り込もうとした時近くで爆発音がした。
史緒里:なに?
〇〇:ちょっと行ってみよう。
〇〇が爆発音のした方へ向かうとそこにはダンクルオステウスジャマト(古代魚ジャマト)がジャマトライダー数体とポーンジャマトが10数体を引き連れ暴れていた。
〇〇:なんでジャマトが。
史緒里:あれって前にも出たやつ?
〇〇:姉ちゃん。ここは危ないから逃げよう。
そして2人は駆け出してジャマトから逃げた。
人混みに紛れて逃げている中、〇〇は人混みから抜けジャマトの方へ向かっていった。
そして走りながらデザイアドライバーを取り出し腰に装着した。
更にマグナムバックルとブーストバックルを取り出しドライバーに装填した。
『SET』
『SET』
〇〇:変身!
『DUAL ON』
『GET READY FOR BOOST & MAGNUM』
『READY FIGHT』
〇〇は仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォームへと変身した
『RIFLE』
ギーツはマグナムシューター40Xを取り出し、ライフルモードにして少し離れた市民を襲おうとするジャマトを狙撃した。
するとジャマトは狙いを市民ではなくギーツに向けて襲いかかってきた。
〇〇:計算通り。
ギーツは市民が逃げる隙を作る為に敢えて自分にヘイトを向かせたのだ。
ポーンジャマトが数体でかかってきても、ギーツはブーストの力で加速させた回し蹴りやマグナムシューター40Xの射撃で倒していった。
ポーンジャマトがほぼ倒された所でジャマトライダーと古代魚ジャマトが襲いかかってきた。
古代魚ジャマトは武器の剣でギーツのマクナムシューターを弾き飛ばした。
〇〇:しまった!ならこれだ!
『REVOLVE ON』
ギーツはリボルブオンをし、ブーストマグナムフォームとなった。
ギーツはブーストの力で加速してパンチを繰り出すが、古代魚ジャマトにはあまり効いていないようだった。
〇〇:なに!?
一方その頃史緒里の方は
史緒里:〇〇〜!!
警察:どうされましたか?
史緒里:一緒に逃げてきた弟が居ないんです!
警察:分かりました。こちらも全力で探します。ですがここは危ないので。
史緒里:弟が大変なことになっているかもしれないのにジットしてなんていられないです!
史緒里は警察の呼び掛けを無視し〇〇を探しにジャマトのいる方へ向かっていった
史緒里:〇〇〜〜!!
〇〇:姉ちゃん?
ギーツが史緒里を見つけたのを知ったジャマトライダーは史緒里に襲いかかった
〇〇:危ない!!
『JYA JYA JYA STRIKE』
ジャマトライダーは必殺技を放ち史緒里を殺そうとしたがギーツが身を呈して守った。
その攻撃を受けたギーツは変身が解除され倒れ込んだ。
その倒れ込んだ人を見て史緒里は叫んだ。
史緒里:〇〇!?
〇〇:姉ちゃん、早く逃げろ…
史緒里:〇〇が…ギーツ?…
〇〇:ここは危ない、早く逃げろ。
史緒里:〇〇は?逃げないの?
〇〇:俺はこいつら倒さないとだから…
〇〇は何とか立ち上がりマグナムバックルを装填した
『SET』
〇〇:変身…
『MAGNUM』
『READY FIGHT』
〇〇はギーツ マグナムフォームへと変身してジャマトへと立ち向かっていった。
しかし、受けたダメージは大きくまともに戦うことは出来なかった。
歩くのもやっとな状態で、射撃も正確にできず、ジャマトの攻撃を避けることも出来なかった。
そしてまた変身解除まで追い込まれてしまった。
史緒里:これ以上は〇〇の命が危ないよ。
〇〇:…俺しか戦える人間はいないんだ。絶対に俺が何とかしないと…
そう言いながらおぼつかない足取りで立ち上がった。
その姿を見た史緒里は手を合わせて、強く望んだ。
〇〇の無事、そしてジャマトが倒されることを
・
・
・
すると〇〇の手に持っていたブーストバックルが姿を変えて別のバックルとなった。
〇〇:何だこの見た事のないバックルは…でも、使ってみるしかないか。
『SET』
〇〇:変身!
『BOOST MARK Ⅱ』
『READY FIGHT』
〇〇は仮面ライダーギーツ ブーストフォームマークⅡとなった。
史緒里:その姿は…
〇〇:ギーツ、仮面ライダーギーツ。その言葉をお前は信じるか?
ギーツは地面を強く蹴りその勢いを利用し両手でそれぞれパンチを繰り出し2体のジャマトライダーを倒した。
すると今度はジャマトライダーが複数体で襲いかかってきた。
『REVOLVE ON』
ギーツはリボルブオンをしてビーストモードとなった。
ビーストモードとなったギーツは後脚でジャマトライダーを蹴り飛ばし、尻尾で払い飛ばし、飛び上がり上から噛み付いたりしてジャマトライダーを一掃した。
『REVOLVE ON』
そしてもう一度リボルブオンをし、元の人型の姿に戻った。
〇〇:残るはお前だけだ。
ギーツは古代魚ジャマトへ向かって走り出した。
古代魚ジャマトは走ってくるギーツにパンチをして止めようとしたが、飛び上がり回転しながら右足で払い左足で蹴り飛ばした。
〇〇:これで終わりだ。
『BOOST TIME』
『BOOST GRAND STRIKE』
ギーツは高く飛び上がり、加速をしながら降下して更に勢いをつけ古代魚ジャマト目掛けてキックを放った。
その攻撃を受け古代魚ジャマトは爆発した。
それを見たギーツは変身解除をした。
〇〇:はぁ…やったか…
史緒里:〇〇!大丈夫?
〇〇:うん、なんと…か…
〇〇はブーストマークⅡの副作用で急激な睡魔に襲われ眠ってしまった。
その後救急車で運ばれた〇〇は暫くの入院を言い渡された。
数日後
史緒里:〇〇。元気?
〇〇:うん、もう明日には退院して良いってさ。
史緒里:それは良かった。それよりも〇〇がギーツだったなんて!
〇〇:まぁ、うん。
史緒里:なんで黙ってたの!
〇〇:なんか言うと面倒くさくなると思ったし、1回助けてからそれ以降絶対にバレたくなかったから。
史緒里:まぁ別に〇〇だったし好きなのは変わらないけどね〜!!
そういいハグをしてきた
〇〇:ちょっと待って!まだちゃんと傷治ってな…
〇〇:ウァグ!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?