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勝利

登場人物紹介

礼堂〇〇:物語の主人公。代々続く神社の跡取り。ウルトラマンギンガに変身する。

久保史緒里:〇〇の幼馴染兼彼女。〇〇より2歳年上。


前回ウルトラマントレギアにやられ変身解除まで追い込まれてしまったギンガ。

史緒里がギンガが倒れた場所に向かうと傷だらけで倒れている幼馴染である〇〇の姿が。


その後〇〇は病院に緊急搬送された。

医師によるとなんとか一命を取り留めたが、安全な状態では無いとの事。

翌日、史緒里は〇〇の父と祖父と話をしていた。

史緒里:何か〇〇の助けになれる方法は無いんですか?

〇祖父:無いことも無い。

〇父:あぁ、あの伝承ですか。

史緒里:教えて貰えませんか?

〇祖父:大昔、この辺りに「大地を揺るがす怪獣ゴルザ」が現れたという。ゴルザは大暴れして街を破壊していた。するとそこに1人の赤い身体の超人が現れゴルザを封印した。その際に超人は1つの物を人間に託したという。

〇祖父:そして超人から授かった物を奉りその超人を崇める為に1つの神社ができた。その神社がこの隣町にある「勝利神社」だ。

史緒里:そんな伝承が…

〇父:そしてその超人がギンガと似た種族なのでは無いかという事だ。

〇祖父:その神社に祀られている物は、元々赤く輝いてたと伝えられている。しかし今は何故か石化してしまっている。

史緒里:ありがとうございます。とりあえず勝利神社に行ってみようと思います。

そして史緒里は勝利神社に向かった。

神社に着いた史緒里は参拝をし、神主にその超人の伝承について聞いた。内容としては〇〇の祖父達が話してくれた内容とほぼ同じであった。

神主:言い伝えによると今年ゴルザが復活する年だと言われている。それにこの前も怪獣が出ている。言い伝え通りならゴルザが復活してもおかしくない…

史緒里:そうですか。一度それを見して貰ってもいいですか?

史緒里は神主に案内され神社の中に祀られている石化したアイテムを見た。

すると大きな地震が起こった

神主:何だ!?

そして神主と史緒里が外に出るとゴルザが現れていた。

神主:やはり、あの伝承は本当だったのか…

史緒里は少し考え、もう一度神社の中に入っていった。

そして石化したアイテムを手に取った。

史緒里:もし伝承が本当なら私に力を貸して!私はこの街を守りたい!そして〇〇の力になりたい!!

すると史緒里の意思が通じたのか、石化の封印がとけ赤く輝く本来の姿になった。

神主:その色は、伝承通りの!

そして史緒里の脳内にそのアイテムの使い方、超人の姿などが流れてきた。

史緒里:このアイテムの名前はビクトリーランサー。そして超人の名前はウルトラマンビクトリーって言うのね。行こう!ビクトリー!

するとビクトリーランサーからスパークドールズが出現し史緒里はそれを掴みビクトリーランサーで読み取った。

『ウルトライブ!』

『ウルトラマンビクトリー!』

史緒里:ビクトリー!!

史緒里はウルトラマンビクトリーに変身した。

史緒里:本当に変身した…よし、行くよ!

ビクトリーは街や山を破壊しているゴルザに飛び蹴りをして転倒させた。

起き上がったゴルザはビクトリー向かって突進をしてきた。

ビクトリーはその攻撃を受け止めようとしたが、力で負けてしまい飛ばされてしまった。

そしてそこにゴルザが頭部からビームを放ってきた。

ビクトリーはすぐに立ち上がると側転でそのビームを避け続けた。

そしてゴルザに近づき頭を押さえ込んでビームを阻止した。

史緒里:ビクトリウムスラッシュ!

ビクトリーは少し距離を取り回し蹴りの要領で足から光弾を放ちゴルザを攻撃した

史緒里:よし、決めるよ!

史緒里:ビクトリウムシュート!

ビクトリーはビクトリウムシュートを放った。

ビクトリウムシュートはゴルザに命中しゴルザは爆発した。

そして丁度カラータイマーが鳴り始めた。

その戦いを見つめる人影が…

??:今度はビクトリーか。そして変身者はあの女。分からせてやるか。

??はトレギアアイを取り出しウルトラマントレギアに変身した。

トレギア:やぁお嬢さん

史緒里:お前は!!

トレギア:何故あの怪獣を倒した?

史緒里:それは、暴れていたから。

トレギア:この前の君の飼い犬だって暴れていただろ?なら何故倒すのを阻止させた。

史緒里:それは元々はイーグルだし、お前に操られていたから!

トレギア:だから前に言っただろ?私はあの犬の願いを叶えてやっただけ。あれは全てあの犬自身の意思でやったことだ。飼い主なのに、自分の飼い犬の事も理解してやれないのか?愚かなやつだな。

史緒里:黙れ!!お前に私の何がわかる!

そう叫びながらビクトリーはトレギア目掛けて走って向かってきた。

トレギアの前に来ると右ストレートをトレギア目掛けて放った。

トレギアはそのパンチを左手で軽く受け止め、そのまま腕を捻り、投げ飛ばした。

史緒里:よくもイーグルを!!

そしてビクトリーはもう一度トレギア目掛け走り、パンチやキックを連続で放った。

トレギアはそれらの攻撃を軽く受け止め、ビクトリーの腹を蹴り飛ばした。

トレギア:そんな無闇矢鱈に攻撃したって私には当たらない。

史緒里:うるさい!

トレギア:何故お前は私やあの犬の事を理解しようとしない。お前がそんなにのだから私が仕方なくあの犬の願いを叶えてやったのに。むしろ感謝して欲しいよ。

史緒里:黙れぇぇぇ!!ビクトリウムシュート!!!

ビクトリーはもう一度ビクトリウムシュートを放った

トレギア:はぁ…

トレギアはイスキュロス・イーバを使いバリアを張ってビクトリウムシュートを防ぎ、上に飛び上がった。

トレギア:うるさいヤツだ…トレラアルティガイザー!

トレギアは上空からトレラアルティガイザーを放ち、ビクトリーに命中した。

そしてビクトリーは体力が尽き変身解除されてしまった。

ビクトリーが倒れた場所には史緒里が傷だらけで倒れていた。

トレギアは人間の姿に戻り史緒里の元へ行った。

??:フッ哀れな奴だな。ハハハハハ

史緒里:…

~次回に続く~

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