見出し画像

新たなる光 ANOTHER HISTORY TIGA「Special1.動き出した鮫」

これは〇〇がゼロと共に旅立った後の話

瑠奈:只今、パトロールから戻りました〜

日奈:おかえりなさい。

真夏:異常は何かあった?

柚菜:いえ、特に何も無かったです。

理々杏:ほんとに2人ともガッツウィングが様になってるよ。

瑠奈:ありがとうございます。

絢音:最近だとオペレーターの仕事じゃなくて普通に私達と同じ隊員の仕事メインだもんね。

理々杏:与田、代わりにあんたがオペレーターやりなよ。

祐希:嫌だよ!

悠理:それに柚菜ちゃんは心昭博士の研究の手伝いもしてる。働き過ぎじゃない?

柚菜:いや、楽しいんで大丈夫です。それに残業はあまりしないようにと長官から言われてますから。

真夏:2人とも気を付けてね。

瑠奈:はい!

日奈:それにしても、最近は平和だね。怪獣も出なくなったし。

絢音:〇〇、大丈夫かな…

真夏:大丈夫。あなたが1番信じないでどうするの?

絢音:そうですね。

その時基地内にアラームが鳴り響いた。

真夏:何?

瑠奈:市街地の方に謎の鮫が現れて破壊活動をしているみたいです。モニターに映し出します。

理々杏:何これ。

柚菜:ゲオザーク…

日奈:ゲオザーク?何それ

柚菜:私がティガを狙っていた頃の話です。巨人の像を探す為に開発したロボットです。でも何で今更?

悠理:探索用なら武装はしてないはずじゃ?

柚菜:何かあった時用に戦えるようにしてあります。

真夏:とりあえず止めないとね。柚菜と瑠奈で1号に。絢音、理々杏、悠理、祐希の4人は2号に乗って。日奈は私と一緒にここで待機。GUTS出動!

隊員達はガッツウィングに搭乗し現場に向かった。

柚菜:なんで今更動き出したの?

瑠奈:廃棄しなかったの?

柚菜:うん、使う前に巨人像を見つけたからすっかり忘れてた。

街ではゲオザークがビルなどを破壊していた。

理々杏:ガッツウィング現場に到着しました。これより攻撃開始します。

真夏:了解。

ガッツウィングはミサイル弾でゲオザークを攻撃し始めた。

しかし装甲が固く全く効かない。

柚菜:絢音さん、テキサス砲を使ってみてください。

絢音:了解。悠理ちゃん、テキサス砲のチャージを。

悠理:チャージ完了。

絢音:テキサス砲発射!

しかしテキサス砲でも装甲を破ることは出来なかった。

そして、ゲオザークは空を飛びどこかへ飛んで行った。

瑠奈:待て!…逃げられたか…

日奈:一旦戻っていらっしゃい。

柚菜:了解。帰還します。

基地に戻ってきた隊員達は作戦会議を開いていた。

祐希:あれ、頑丈すぎない?

柚菜:万が一ウルトラマンと戦う時になったらあの位の硬さがないと負けますから。

日奈:何か弱点は無いの?

柚菜:無いですね…

瑠奈:でもなぜ今動きだしたんでしょうか?柚菜は既にここにいます。そして今動かすメリットは何もありません。

理々杏:確かに…

瑠奈:そうなると何者かが勝手に動かしている…

絢音:まぁそう考えるのがベタね。

その時再度アラームが鳴り響いた。

悠理:今度は山間部に現れました。

真夏:会議は一旦中断。2号にはさっきと同じメンバー、1号にはちまと瑠奈が乗って。柚菜は単独で1号に乗って。GUTS出動!

再度GUTSは出動した。

現場に着くとゲオザークはガッツウィング対してミサイルを飛ばし攻撃をしてきた。

しかし、瑠奈達の乗るガッツウィング1号は被弾してしまい降下し始めた。

そして制御を失い脱出装置も故障してしまっていた。

柚菜:…自分のまいた種は自分で回収する。

そう呟くと柚菜はガッツウィングをオート操縦に切り替え胸元からスパークレンスを取り出し変身した。

イーヴィルティガとなった柚菜は墜落するガッツウィングを受け止め地上に置いた。

そしてゲオザークと戦闘を始めた。

ゲオザークは空を飛び先端の角で攻撃をしてきた。

イーヴィルティガはそれを受け止めたがパワーで負けて引きづられてしまった。

続けてゲオザークは口から光弾を放ってきた。

それをイーヴィルティガはイーヴィルビームで相殺した。

今度はゲオザークは地中に潜り下から攻撃をした。

イーヴィルティガはその攻撃をまともに受けてしまった。

その時イーヴィルティガのカラータイマーが鳴り始めた。

ゲオザークはもう一度空を飛び角で攻撃を仕掛けてきた。

それをイーヴィルティガは受け止め、角をへし折り投げ飛ばした。

投げ飛ばされ起き上がろうとしているゲネガーグに向けてイーヴィルティガはイーヴィルショットを放った。

ゲオガーグは爆散した。

そしてイーヴィルティガは柚菜の姿へと戻った。

瑠奈:お疲れ様。

柚菜:ちゃんと自分の開発したやつの後始末はしないとね。

瑠奈:さぁ、戻りますか。

日奈:でも、私達が乗ってきたのは使えないわよ。

柚菜:あ、さっき遠隔で1台呼んであるので大丈夫です。落ちた機体は申し訳ないですけどテックチームにお願いしましょう。

日奈:流石だわ。


ゼットン星人:あれがイーヴィルティガって奴か。早くあの力を奪ってそれで倒してやる。待っていろ!


?1:いや〜久しぶりだな。

?2:私達がいた世界とは全然違いますね。

?3:手遅れになる前に早くゼットン星人を探し出しましょう。

?1:そうですね。早速探し始めましょう。


最後の3人は一体誰なのか。そしてゼットン星人の目的とは。Special 2に続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?