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時空を超えた戦い 第14話 「繋がる糸」

陰陽が去っていった後

瑠奈:日奈さん!大丈夫ですか?

日奈:私は大丈夫だけど、ショットライザーが…

理々杏:これはひどくやられましたね。

日奈:修理出来そう?

理々杏:やれるだけの事はやってみます。


3人が会社に戻ると

月光:ご迷惑おかけました。月光、この通り完全回復しました!

キバット:病み上がりだから無理はするなよ〜

心昭:俺も回復しました。また戦えます。

日奈:みんな、来てたのね。

月光:聞きましたよ。あのライダーが陰陽さんだって。

理々杏:その陰陽社長に日奈さんのショットライザーが壊されました。

心昭:嘘だろ…なんでそんなこと…

月光:遂に仲間にまで手を出す程に堕ちてしまったか…


?1:さぁそろそろ本格的に動くか…

加頭:もちろん仮面ライダー達を倒せるんですよね?

?1:当たり前だ。わたしを舐めないで頂きたい。

?2:?1、行くよ。

?1:とりあえず見てな。

加頭:ま、様子を見るとしますか…


心昭や月光が社内で日奈達と話していると突然画面に何かの映像が流れ始めた。

いと:見ているか、愚民ども。私はいと。

美緒:そして私は矢久保。

いと:私はこの世界を破壊し、楽園を創造する。楽しみにしていろ。

ここで映像は終わった。


アーク:あいつは…

陰陽:やめろ、出てくるな!

『アークライズ』

『オールゼロ』

アークは陰陽の体を乗っ取り仮面ライダーアークゼロに変身しどこかへ向かっていった。


日奈:いと、なんで?

瑠奈:美緒ちゃん…

心昭:お2人とも今の人達をご存知なんですか?

理々杏:いとさんは陰陽社長のお父様が社長をしていた時の副社長で矢久保ちゃんは瑠奈ちゃんの親友で同期なの。そして、ある日突然会社を辞めたのよ。

心昭:なるほど。

理々杏:そして、いとさんはプロジェクトアークの責任者。

月光:そうだったんですか…

その時近くで爆発音がした

心昭:なんだ!?

一同が下に向かうとそこには仮面ライダーアバドンが大量にいた

月光:なんだコイツら。日奈さんや絢音さんは社員の方達の避難をしてください。こいつらは俺と心昭で何とかします。

理々杏:市街地の方にも大量に居るみたいなのでそちらはAIMSで対応します。ここはお願いします。

心昭:わかりました。

奈央:さぁ、プログライズキーやヒューマギアのデータを頂戴?

月光:誰だお前ら

悠理:私達はいとに頼まれてここにやって来た。さぁ早く渡して。

月光:そう言われておいそれと渡すやつがいると思うか?それに俺らはここの社員じゃない。

奈央:なら用は無いわ。さっさと消えて。

そして2人はそれぞれ別のアバドライザーを構えた。

『Hit!』

『Authorize』

奈央:変身!

『Syncnetrise!』

『CrowdingHopper!

An attack method using various group tactics.』

『Hit!』

『Authorize』

悠理:変身!

『Syncnetrise!』

『CrowdingHopper!

An attack method using various group tactics.』

2人は仮面ライダーアバドンに変身した。

心昭:どうやら、交渉の余地は無さそうだ。

月光:久々に大暴れするか。いくぞ!キバット!

キバット:さぁ久々にキバっていくぜ〜

キバット:ガブ!

月光:変身!

月光は仮面ライダーキバに変身した。

心昭:変身!

『クワガタ!カマキリ!バッタ!』

『ガ~タガタガタキリッバ!ガタキリバ!』

心昭は仮面ライダーオーズガタキリバコンボへと変身した。

オーズは分身を出して大量のアバドンの相手をし心昭の変身した本体は幹部の2人と戦った。

キバは悠理の変身したショットアバドライザーを使うアバドンと戦いオーズは奈央の変身したスラッシュアバドライザーで戦うアバドンと交戦した。

キバは銃撃を避けながら蹴り技を多用し攻撃をした。

月光:銃を使うからなかなか近寄れないな。

キバット:ならあいつの出番だな。バッシャーマグナム!

キバットがバッシャーフエッスル吹き鳴らすとバッシャーマグナムが飛んで来てキバはそれを手に取りバッシャーフォームになった。

バッシャーフォームになったキバは静かにアバドンの方へ歩いていきバッシャーマグナムを使い攻撃をした。

アバドンも対抗して射撃をしてきたがキバは放ってきた弾を全て撃ち落とした。

そしてアバドンの懐に入り腹部に銃口を当て射撃をした。

その攻撃によりアバドンは吹き飛ばされた。

キバ:相手が弱ったな。次はこいつだ!ガルルセイバー!

キバがガルルフエッスルを吹き鳴らすとガルルセイバーが飛んできてそれを手に取るとキバはガルルフォームへと姿を変えた。

ガルルフォームとなったキバは今までとは違い野性的な動きをする戦い方となった。

アバドンが放つ銃弾をガルルセイバーで弾き飛ばし斬撃攻撃を仕掛けた。

悠理:なんか聞いてたのと違うんだけど!

月光:俺らは日々アップデートしてくんだよ!そんな過去のデータなんか通用しねぇよ!

そう言いキバはアバドンを切り飛ばした。

そしてキバはキバフォームに戻った。

キバット:月光!キメるぞ!

月光:あぁ!

キバはウェイクアップフエッスルを鳴らした。

キバット:ウェイクアップ!!

キバットはベルトから離れキバの右足の鎖を断ち切り、キバは右足を高く上げた。

そしてキバは高く飛び上がり必殺技の「ダークネスムーンブレイク」を放った。

攻撃を受けたアバドンは変身解除された。

悠理:ここは一旦引いた方が得策ね…

そう言って悠理は撤退していった。


一方のオーズは分身したガタキリバで続々とアバドンを倒していた。

奈央:そんな分身なんて卑怯でしょ!

心昭:そもそも大量に引き連れてくるお前らの方が卑怯だろ!

オーズはスラッシュアバドライザーで切りかかってきたアバドンの攻撃を左のカマキリソードで受け止め、右のカマキリソードで胸部を攻撃した。

奈央:なんか聞いてたより強いんですけど。

心昭:お前はその武器の使い方をちゃんと分かってない。剣ってのはこうやって使うんだよ!

オーズはメダジャリバーを取り出し、見事な剣術でアバドンを圧倒した。

そしてセルメダルを3枚メダジャリバーに投入してオースキャナーで読み込んだ。

『ギン!ギン!ギン!』

『トリプル スキャニングチャージ!』

オーズは必殺技「オーズバニッシュ」を放ち辺りの量産型のアバドンを一斉に攻撃し、残りは奈央の変身するのも合わせて10体くらいになった。

奈央:そんな!

するとそこに天がやってきた。

天:はい!これ使って!

そう言い、天はオーズにコアメダルを複数枚投げた。

心昭:ありがと!使わせて貰うよ!

オーズは受け取ったコアメダルを数体の分身と共有しコンボチェンジをした。

『クワガタ!カマキリ!バッタ!
ガ~タガタガタキリッバ!ガタキリバ!

ライオン!トラ!チーター!
ラタラタ~ラトラーター!

サイ!ゴリラ!ゾウ!
サゴーゾ!!サゴーゾ!!!

シャチ!ウナギ!タコ!
シャシャシャウタ!!シャシャシャウタ!!!

タカ!クジャク!コンドル!
タ~ジャ~ドル~!

プテラ!トリケラ!ティラノ!
プ・ト・ティラーノザウルース!

コブラ!カメ!ワニ!
ブラカ~ワニ!

タカ!トラ!バッタ!
タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!』

奈央:え、そんなにいっぱい居るとか聞いてないんですけど…

天:行っけぇ!全員ぶっ飛ばしちゃえ!

心昭:天ちゃん、ほんとナイスタイミングだよ。ありがとね。

『『『『『『『『スキャニングチャージ!!!!!!!!』』』』』』』』

8人のオーズは同時にスキャニングチャージをして一斉に必殺技を放った。

奈央:うわぁぁぁあ!!!!

8体のオーズのスキャニングチャージを受けたアバドンの量産型は消え去り、奈央は変身解除されてしまった。

奈央:ここは一旦引きましょう…

心昭:逃げたか…


一方その頃アークは

アーク:久しぶりだな、いと。

いと:アークか。久しぶりだな。ところで何の用だ。

アーク:お前への復讐だ。

いと:なるほど。なら、受けて立とうじゃないか。変身!

15話に続く

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