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時空を超えた戦い 最終話 「最終決戦」

トレギア:立てお前たち。タルタロスを倒すんだろ?

タル:またお前か…何度私の邪魔をすれば気が済むのだ。そして何故邪魔をする。

トレギア:お前が死ぬまでかな。邪魔をする理由?お前が気に食わない。ただそれだけだ。

トレギアは金色のオーラを纏いタルタロスに向かっていった。

トレギアはタルタロスと肉弾戦を繰り広げるがほぼ互角の戦いだった。

ゼロ:あいつあんなに強かったか…

タル:何だこの強さは!

トレギア:お前が私にくれたアブソリューティアンの力だよ。だからイスキュロス・イーバも強化できた。そこだけは感謝するよ。

その後もタルタロスに回し蹴りをしたり飛びながら殴ったりとトレギアは優勢に立ち回っていた。

タル:その程度の力で勝てると思うな。私とお前とではアブソリューティアンの力の絶対量が違う。

タルタロスは自身の力を最大限解放してトレギアに立ち向かった。

トレギア:やはり力を隠し持っていたか。

トレギアはタルタロスとの戦闘中に懐に入り解放したばかりの力を奪い取った。

タル:何!?そんな事が。

トレギア:あまり私を舐めないでもらいたい。

タル:まずはお前から消し去るべきだな。アブソリュートデストラクション!

タルタロスはもう一度アブソリュートデストラクションを放ってきた。

トレギアはイスキュロス・イーバで対抗するが先程のものに比べ威力が何倍にも跳ね上がっているためバリアにヒビが入り始めた。

トレギア:クッ…これが限界か…

イスキュロス・イーバはそろそろ限界を迎えようとしていた。

トレギア:おい、ウルトラマンと仮面ライダー達!私があいつから奪ったアブソリューティアンの力をお前達に授ける。アブソリューティアンにはアブソリューティアンの力で対抗するしかない。あとは任せたぞ。必ずあいつを倒せ!

トレギアは片手でイスキュロス・イーバを張りながらもう片方の手でウルトラマンと仮面ライダー達にアブソリューティアンの力を分け与えた。

そして限界を迎えトレギアはアブソリュートデストラクションを受けてしまい爆発した。

〇〇:トレギアさん…

ゼロ:ただ、あいつのおかげで俺らにも勝機が見えた。お前ら、いくぞ!

仮面ライダー達はトレギアから力を受け取ると勝手に仮面ライダーの姿に変身した。

陰陽:勝手に変身した?

そして体が光となり一人一人ウルトラマンの元へ吸収されて行った。

陰陽はティガ、ずかはゼロ、氷河はメビウス、月光はコスモス、心昭はギンガ、ユータはZ、ヤマはネクサス、ハイドロはダイナ、ゲマはオーブ、のぎはジードに吸収された。

タル:ウルトラマンと仮面ライダーの力が1つになっただと!?

ゼロ:さぁトドメだ!!

全員:おう(はい)!!!

仮面ライダー達はウルトラマンのインナースペースの中で必殺技を発動させた。

〇〇、陰陽:ライジングゼペリオン光線!!

ハイドロ×2:マイティソルジェント光線!!

ゼロ、ずか:フルチャージワイドゼロショット!!

それぞれウルトラマンと仮面ライダーの必殺技を掛け合わせた光線をタルタロスに向かって放った。

タル:アブソリュートデストラクション!!

タルタロスはもう一度アブソリュートデストラクションを放った。

しかし、ウルトラマン達に押され気味だった。

タル:何故、私が負けている。

陰陽(トレギア):それが絆の力だ。

タル、ゼロ、〇〇:トレギア(さん)!?

他のウルトラマン達:校長(先生)!?

陰陽: あとは、私がお前から力を奪ってあいつらに分けたからだろうな。

陰陽:最初に私に力を分けたこと、そして何度も私に挑んできて倒しきれなかったことを後悔するといいさ。

そう言い残し陰陽は姿を消した

タル:この私が負けるわけ……ぐわぁぁあぁぁ!!!!!!!!!

そしてタルタロスはウルトラマン達の光線を受けて爆発し消滅した。

ゼロ:終わった…


陰陽(ゼロワン):ありがとうございました!

ゼロ:こっちこそ力貸してもらってありがとな。あとはタルタロスが迷惑をかけたな。

陰陽:大丈夫ですよ。

ゼロ:じゃあ俺らは帰るな。

ゼロはウルティメイトゼロとなりウルティメイトイージスでゲートを作り出し中に入っていった。

陰陽:さぁ、俺達は財団Xの片付けをしますか。


ゼロはウルトラマン達を自分達の時空に送り届けた。

ゼロ:色々と助けて貰ったな。

氷河:大丈夫ですよ。

ゼロ:じゃあまた何かあったら助け借りるかもな。

そしてゼロとティガは去っていった。

ハイドロ:さぁ、僕達は居なかった間に溜まってた仕事をやりますか!


そして最後にゼロはティガを元の時空に送り届けた。

ゼロ:長いことありがとな。

〇〇:大丈夫ですよ。また何かあったら言ってください。力になりますよ。

ゼロ:そうか、じゃあまたな!

〇〇:それじゃあ。

ゼロは去っていった。

絢音:〇〇…〇〇なの?

〇〇:絢音、ただいま


時は流れ4月

(ウルトラマンの時空)

ハイドロ:この春から校長になりましたハイドロです。これからもよろしくお願いします。

氷河:同じくこの春から教頭になりました氷河です。よろしくお願いします。そして新任の先生が1人この高校に来ました。挨拶を

のぎ:この度教員採用試験に合格して晴れて教師になれました、のぎエンマです!担当教科は数学です。よろしくお願いします。

心昭:また、賑やかになりそうですね。

月光:そうですね。

ユータ:校長と教頭が一気に新しくなって今後どうなっていくか楽しみですね。

ハイドロ:では早速ですが始業式などの新学期についての会議を始めましょうか。


(仮面ライダーの時空)

心昭のカフェ内にて、仮面ライダー達でカフェを貸切って集まっていた。

陰陽:怪我の具合はもう大丈夫ですか?

心昭:えぇ、完全復活しました!

天:私が中に入ってたから傷が早く治ったんだよね〜

心昭:そうだね。ありがと、天ちゃん!

ずか:イチャつくのも程々にしてくれないかな?俺達のテーブル20分経っても何一つ運ばれてきてないんだけど。

心昭:やべ、何も作ってねぇ!天ちゃん急ぐよ!

天:何で何もやってないのよ!バカ!

心昭:バカは天ちゃんでしょ!

理佐:はぁ…相変わらずね。

ヤマ:でもああいうのを見てると平和だなって思いますよね。

陰陽:そうですね。父さんから貰ったこの力で守っていきましょう。

全員:今度は1人で抱え込まないでくださいね!!!

陰陽:はいぃ…

ハイドロ:何かあればいつでも助けますからね。

陰陽:みんな…ありがとうございます!😊


トレギア:タルタロスを倒したか…流石ウルトラマン達だ。あと、やはり仮面ライダーも中々強かったな…
あとは私の好きなように生きさせてもらおうか。



時空を超えた戦い[完]

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