かんがえこと-7 10.22
10.15(月)
白湯は毎朝飲んでいる。もう2か月くらいつづいている。けれどお菓子を買うのをやめることができない。「やらない」ことがつづかない。
「感性は感動しない」をよむ。作品から読み取ったものをうまく言葉で表現できない私は感性が死んでいるのかと思ってしまうけれど、本当に良い、と思ったら受け止めるだけで良いんだよね本当は。今の私が見て何か感じたという事実。
いいね、の温度のようなものをかんがえていた。反応に期待してしまったり、でもたいして期待されてるわけでもなかったり。ならばとどうでもいいことをさらっとつぶやいてみたら、反応も自然に届き、自分も気楽にことばを返し、このくらいの軽さが良いな、と思う。
10.16(火)
とくになにも / かんがえことがない / ひたすら業務おわらせた、日。
10.17(水)
休み。平日の休み!
準備万端、リュックを背負っていざ、今日行こうと思っている店の地図を調べようとして、店休日だと知る。
しかたがない、とりあえず家を出て、歩く。歩く! まぶしいほどのパーフェクト・スカイ。
パンの食べられるパン屋、に入り、パンを食べて、本を読んだ。読んだ! 2時間くらいただ読んだ。
夜は野球へ行く。歌った。歌った! 抽選で決まった席は前から2列目で、選手の動き、ボールの音がすぐそばに感じられる。はっきり見えるテレビ画面の近さとはちがう、選手の距離。気迫。フィールドでは上も下もない、ただ一人ひとりの野球人の躍動がまぶしい。あぁなぜこんなにも人々をとりこにさせるのだ野球というものは。今日も見えない何かにひとり想いをめぐらせている。
10.18(木)
駅まで急ぎ足。そのまま気がつけば走り出している。
なんかこんなときに生きてるわ、と感じる。疾走感。
10.20(土)
酒井順子「裏が、幸せ。」を読む。
”その裏性を逆手にとって売り物にする” とは人間にも可能なのだろうか。裏日本に生まれ、その裏性に育ち、とにかく裏側をあるいている人生だけれど、こういう自分もきらいではない。
けれど今日はいろいろともどかしい。こんな日は雨に打たれる自分に酔いがちだ。
ドラマを見て、もう寝る。
10.21(日)
シーズンは終了した。どことなく、からっぽな空気が漂う。
とくにやりたいこともなく、やらなければいけないこともないので、22時には、寝てしまう。
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