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自社オリジナル製品【D2-Linker(ディーツーリンカー)】のご紹介
こんにちは!
人事部のはるです。
すっかり冷え込んできて、外を歩くと
あったかいお鍋やおでんの香りが
あちこちから漂ってくる季節になりましたね♪
我が家も今夜はおでんにしようかな…
今回は「IoB」を活用した、ツリーベルの自社製品のご紹介です!
前回の「心想計」に続き、第二弾!
非常に近未来的な、テクノロジーを感じる製品になっております…!
ぜひご注目ください♪
↓「心想計」の記事はこちら↓
はじめに
ツリーベルの事業には、3つの柱があります。
・ITインフラサービス
・システム開発
・DX/新規商材
その中の「DX/新規商材」では、
自社オリジナル製品の開発を行っています。
それでは早速、紹介していきます!
「IoT」の進化系「IoB」
みなさん、「IoB(アイオービー)」ってご存じでしょうか?
「IoB」は2017年頃から使われるようになり、近年また注目を浴びています。
IoB(Internet of Behavior/Bodies)とは、
「人の行動」や「バイタル」をデジタルで追跡し分析する技術です。
同じような言葉の「IoT(アイオーティー)」は、
もう私たちの生活に浸透していますよね。
「IoT」は「モノ」とインターネットを繋ぐのに対し、
「IoB」では「人の身体や行動」をインターネットに繋ぐ。
「IoT」は、スマートフォンからの照明操作や、
バスなど交通機関のリアルタイムの運行状況把握など
「モノ」の操作やモノの状態検知ができる技術です。
一方、「IoB」ではスマートウォッチで、
身体の状態の測定や、位置情報の把握、顔認証など
「人の身体や行動」にまつわるデータを取得し活用することができる技術です。
![](https://assets.st-note.com/img/1732770701-le098rN6vh74j1dP5fIDisMY.png)
なんだか、近未来的ですよね!
IoT、IoBいずれも、データ検知や取得をするためには、
ソフトウェアゲートウェイ(特定の条件を満たすことで次のステップに進む仕組み)という仕組みが必要です。
そのためには、端末ごとに個別にアプリケーションを作成することが一般的でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1732770728-LaqFCoTykBuGjct9Wp3x2UEs.png?width=1200)
・一つのアプリをダウンロード
・はじめだけ設定する
これだけで、データ収集可能な
ソフトウェアゲートウェイがあったら…
そうしたITエンジニア視点から新たに開発されたのが、
「D2-Linker(ディーツーリンカー)」です!
自社製品「D2-Linker(ディーツーリンカー)」
BLE(ビーエルイー)デバイス(スマートウォッチなど)と
WebAPI(ウェブアプリケーションプログラミングインターフェース)サービス(顔認証など)を素早く簡単に接続し、
データを『一元化』することのできるアプリケーション。
特徴
①簡単:ボタン一つでデータが取れる
②拡張:ボタン一つでデバイスが追加できる
③安価:デバイス接続I/F(インターフェース)開発費が不要
つまり、様々な機器や端末と私たち自身のことを
繋げることができ、体のことをデータとして目視できるようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1732770756-DxbGwTZ7cSRNEupm3P59goQV.png?width=1200)
Device(デバイス)のData(データ)をService(サービス)へLink(リンク)することで、Customer(顧客)の課題を解決へと導くシステム。
日常での使い方
では実際、どんな場面で活用できるの?
と、思われたのではないでしょうか。
お答えしていきます!
商品展開例①「従業員の出退勤管理」
「D2-Linker」を活用することにより、
ビーコンによる労務管理ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1732770830-MXQGOePfF5auV3YdS4JZyvCt.png?width=1200)
このように、社員の出退勤をタイムカードではなく、
社員自身の動きで判断することができます。
これにより、サービス残業や働きすぎを防ぐことができますね。
社員の健康を守り、出退勤時の見守りをすることも可能になります!
※属に言うGPSではなく、ビーコンの電波が届く
会社の近くでのみ、社員の居場所が確認できます。
商品展開例②「施設向けヘルスケアソリューション」
例えば、介護施設。
要介護者が外出しても、健康状態を見ることができ、
データをためることができます。
いつ何が起こったか把握できて、即座に対処できます。
要介護者の体調をデータで把握することが可能で、
異常があればすぐに気づけて、
自動でカルテのように残すこともできます。
このように、メリットは要介護者に対してだけではなく、
介護施設で働く方にもあります。
また、自動的にデータを蓄積することができるため、
日々の健康管理がスムーズに行えて、
健康意識の向上にもつながります。
![](https://assets.st-note.com/img/1732770853-nN9sAuq6elmDopJkM0CBgd32.png?width=1200)
商品展開例③「病院の健康診断」
健康診断会場にて、ワイヤレス計測が可能になります。
さらに計測した情報を自動記録することが可能で、
そのデータをクラウドサーバに連携し、
「見える化」することができます。
医療現場の人手不足の解消や、
待ち時間の軽減にもつながりそうですね!
IoB分野における商品展開
今後は、「D2-Linker for IoB」として
iPhoneやAndroid向けに展開していく予定です。
![](https://assets.st-note.com/img/1732770877-TjybGVZK3Hto8vmi45ks2Qwx.png?width=1200)
このように、様々な端末と連携して
みなさまに活用していただけるようパッケージ化していきます。
おわりに
これまでもパートナーと伴走して、
D2-Linker基盤を利用したソリューションを構築してきました。
ツリーベルがこれまで蓄積してきたノウハウを駆使し、
仕組み(IoB)のための仕組み(D2Linker)を開発したという点が、
エンジニア視点で見たときの強さであると思います。
このように、大きなシステムや製品が世に出る前には、
こういった背景や仕組みづくりがあります。
エンジニアたちの、
「もっと世の中を良くしたい」という思いが
今日のような便利で暮らしやすい仕組みを実現させているのです。
今期は更なる発展を目指して、これまでの知見を活かし
IoB分野に注力した製品群の展開を実施してまいります。
ツリーベルでは、他にも様々な製品を展開しております!
↓詳細は公式HPから↓