
たまちゃん成長記No.21
こんにちわ トレジャーハンターです♪
前職は、相談薬局をしていました。
これからの季節は、小さいお子様にとっては流行りの病気が増えますので十分お気を付け下さい。

前回のブログで、手足口病について解説しましたが、本日は、それと似た症状がでるヘルパンギーナについて解説させて頂きます。
ヘルパンギーナ(Hand, Foot, and Mouth Disease)は、ウイルス感染症の一種であり、口腔内や手足に発疹や水疱が現れる特徴的な病気です。
主に幼児や小児によく見られますが、成人でも感染することがあります。

ヘルパンギーナは、主にコクサッキーウイルスやエンテロウイルスによって引き起こされます。
感染は、感染者の唾液や便などの体液を介して広まることがあります。感染力は強く、集団生活や保育施設などでの感染が一般的です。
症状としては、発熱、のどの痛み、食欲不振などの風邪に似た症状が初めに現れます。その後、口内に赤い発疹や水疱が現れ、口の中や舌に痛みを伴うことがあります。また、手のひらや足の裏にも水疱ができることがあります。一般的には、数日から1週間程度で症状は自然に改善し、重篤な合併症はまれです。
ヘルパンギーナの治療には、特定の抗ウイルス薬はありません。
通常は自宅での対症療法が行われます。症状の緩和のために、解熱剤や痛み止めを使用することがあります。また、患者が水分を摂取しやすいように気を付けることも重要です。
感染拡大を防ぐためには、手洗いや咳エチケットなどの基本的な衛生対策が重要です。
感染者との密接な接触を避け、感染予防策をとることが推奨されます。また、感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診し、適切な指導を受けることが重要です。
ヘルパンギーナに関する具体的な情報や対処法については、医師や保健当局の指示に従うことが最善です。
手足口病とヘルパンギーナの違いは、ほとんど同じ症状で現れますが、ヘルパンギーナは、水泡や発疹は、口の中と喉の近くに限り現れるという事と手足口病は、それほど高い高熱は出ませんがヘンパンギーナは、39度を超える高い高熱が出るのが特徴です。
その為、息が荒くなり、痙攣したり、意識低下や脱水症状が現れたりするのでこまめな水分補給が大切です。
※柑橘系の喉に沁みる飲み物は避けてください。
とにかく、熱が下がるまで安静にして、下がったらヨーグルトなど胃腸に優しい食べ物を徐々に食べさせてあげると良いと思います。
お風呂での感染拡大にもご注意を 感染者は一番後に入るなどの注意も必要です。

お子様が活き活き生活を送れます様に☆彡
いいなと思ったら応援しよう!
