田舎暮らしが教える!農作業の服装|知っておきたい3つのポイント(ごまちゃん)
熊本の大雨で、中学生の子たちが半そで短パンなどの軽装で泥を片付けている様子が報じられ物議を醸しています。
水害後の街にあふれる泥には、悪いものもいろいろ混ざっているので、素手でさわると感染症の恐れがあるのです。
感染症の代表的なものが「破傷風」。
ワクチンを打つことで抗体が獲得できるのですが、致死率の高い感染症です。
破傷風はどこにでもある「土」に紛れ込んでいるらしく、ケガをしていた場合その傷口から侵入してきます。
誰でも感染する可能性がある恐ろしい病気なんです。
感染症予防などから身を守るためには、水害時のみならず外仕事(農作業)する場合の服装はとっても重要です。
今回は、土や草と接する外仕事の際の服装について紹介します!
(※一個人のやり方です!参考程度にお目通しください)
外仕事(農作業)は「服装」が超重要!
私が、ここ2年くらいの外仕事経験で学んだ、服装ポイントは以下の3つです。
・皮膚を極力露出させない!
・「スキマ」を徹底的にふさぐ!
・基本的に、色は白がおすすめ
では、ひとつずつ見ていきましょう!
・皮膚を極力露出させない!
私が外仕事で一番気を付けているのが、「皮膚を出さないこと」です。
たとえ夏でも長そで長ズボンが基本。帽子も必ずかぶりましょう!
皮膚を隠すことで、
・日焼け防止
・草かぶれ防止
・ケガ防止
・正体不明の虫に刺されない
などのメリットがあります。
そして、土をいじるときは手袋がマストアイテムです。
手袋は、布の手袋(選挙カーの人がしてる白いやつ)をして、その上からゴム手袋や耐油手袋をします。
耐油手袋
手袋を2枚するようになったのは、
・ゴム手袋1枚だと、破れた時に皮膚が露出してしまう
・布手袋は汗を吸収してくれる
などが主な理由です。
土をいじらない場合の外仕事(草刈りとか)の場合は、1枚でも行うことありますが、基本2枚がおすすめですよ!
・「スキマ」を徹底的にふさぐ!
女子は「3つの首(首、手首、足首)」を出すことで痩せて見えると言いますが、農作業中は3つの首を徹底的に隠しましょう!
スキマを作ると「虫」が侵入してきます。
虫らは、木の下での作業なら上から落ちてきますし、地べたにへたり込んでの作業なら下から這い上がってきます!
スキマを防ぐことで、服についても肌には触れさせない状態を保つのです。
<首の隠し方>
1.農作業(首が隠れるやつ)帽子をかぶる
(※イメージ画像)
2.パーカーを着て、帽子の上からフードをかぶる
3.フードの紐をぎゅっとしめる
<手首の隠し方>
1.布手袋に袖を入れる
2.ゴム手袋をする
3.あれば腕抜きをする
<足首の隠し方>
1.ハイソックス以上の長めの靴下をはく
2.長ズボンを履く
3.足首がぎゅっとしている靴下をはく
4.靴下にズボンのすそを入れる
また、泥などで汚れそうなときや、草刈りとかで何か飛んできそうなときは、ズボンの上からこういうやつを履くのがおすすめです。
(乾かしている様子笑)
できるだけスキマはコロしていきましょうね!
・色は白がおすすめ
色は白がおすすめです。
(遠いけど白着てますね!)
なぜかというと「ハチがよってこない(らしい)」からです。
学術的根拠は知りませんが、黒いものにハチはよっていくらしいので、真逆の白を着るようにしています。
加えて、白だと虫がついている時に見つけやすいですよね!
遠くの方から見ても見つけやすい、というのも理由の一つだったりします。
しかし、白はカメムシがよってきます。
寒いけど晴れた日とかはカメムシが服につくので、そういうときは暗い色も着ます!
外に長時間いるときは、服装を万全にしよう!
軽い気持ちで半そで短パンで外に出て蚊に刺された、くらいならいいですが、
謎の虫や謎の草に触れて、謎の症状がでた!
なんてことになったら病院ざたです。
お子さんは完全防備を嫌がるかもしれませんが、お子さんの身を守るためです!
夏は暑さ対策も忘れずにー!