WEB広告の種類
WEB広告がスタートしてすでに15年以上。
さまざまなプロダクトが開発されてきました。
なかなか周りでWEB広告に携わっているひとが少ないので、これから携わりたいという方のために概要をまとめておきたいと思います。
私はWEB広告に携わり8年ほどですが、最初の2年はリスティング専業代理店で2年、通販会社のWEB担当者として6年携わってきた中で割と重宝してきた媒体を紹介します。
※かなり長くなります。WEB広告を知らない人は理解しながら読むのに30分かかるかもしれませんので、頑張ってください!
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<目次>
1.リスティング広告(Yahoo、Google)
2.ディスプレイネットワーク広告(YDN、GDN)
3.アフィリエイト(A8、JaNet)
4.SNS広告(Facebook、Twitter、Instagram)
5.レコメンドコンテンツ広告(outbrain、POPIN、Logly)
※他にもたくさんの媒体がありますが上記だけでかなりの面に配信できますので導入時はこのあたりからスタートすることをおすすめします。
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まずは多くの企業が導入している、
1.リスティング広告(Yahoo、Google)
について。
簡単に言うと「検索した時に一番上に出てくる広告」です。
ここではGoogleの例を挙げてみます。
上記の赤枠部分がリスティング広告の領域です。(SEMやPPC広告ともいわれます)
※SEM・・・サーチエンジンマーケティング
※PPC・・・pay per click(クリックごとにお金がかかる)
「保険」というキーワードが検索された時に広告を出したいという企業がこのキーワードに対して入札をかけます。
上位3位の企業が広告を出せるようになるのですが、ただ単に入札金額で判定されるわけではなく、「キーワードと飛び先のページの関連性と広告のクリック率」の掛け合わせで広告の品質がランク付けされた上で上位がでるという仕組みらしいです。(Googleのアルゴリズムのためブラックボックス)
Googleでリスティング広告を出したいと言う人は下記リンクらから右上の「今すぐ開始」を押してください。
※設定が必要な方は代理で請け負いますので下記メールアドレスまでご連絡ください。
task1204@gmail.com
(ナガハマ)
上記キーワードだけでなく、さらに広告を表示させるターゲットも出し分けることができます。
セグメント例は下記の通り↓
・年齢/性別/ページを閲覧したことのある人/自社の商品を購入したことのある人(ない人)/興味関心カテゴリ/子供ありなし
例えば、「保険に興味のある30代男性で、子持ちで、かつ一度サイトに訪れたことのある人が保険のキーワードで検索した時に出したい」という設定ができるわけです。
逆に一度購入に至ったことのある人に対して広告を出さないという設定もできます。
なぜGoogleに個人情報を渡していないのにこれだけセグメントができるかというと、Googleのデータベースの中にあなたのWEB上での行動がすべて蓄積されていて、その行動から性別や年齢、興味のあるカテゴリなどがすべて推測されているからなんです。(怖いですね。でも名前や住所など個人を特定できる情報はとられていないと思いますので安心してガンガン検索しちゃいましょう。)
Yahooも仕組みとしてはほとんど同じですので割愛します。
2.ディスプレイネットワーク広告
続いて、ディスプレイネットワーク広告ですが、様々なサイトに一気にバナー画像の配信ができるという広告です。
よくサイトを見ていて下記のような画像が出てくることはありませんか?
上記はWomanexciteの記事内で出ている広告です。
私の場合、不動産の投資に興味があるため、WEBサイトでの閲覧データを元に表示されている気がします。
ぜひ一度あたなのPC・スマホでも見てみてください。
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1575959368273/
どんな画像がでてきましたか?
これらはGoogleやYahooのディスプレイネットワークのアカウントを持つことで、一つずつのサイトと契約してバナーを表示するという必要がないとても便利な広告手法です。
先程の検索と違い、「調べようとしている状態」ではないユーザーに広告を出すため、プッシュ型の広告と言えますが、同様に様々な配信手法ができます。
よく使われているのはリターゲティングという手法で、一度サイトに訪れたことのある人に表示する手法です。
一度訪れているので、訪れていない人よりも商品への関心度が高いと言えます。
これも配信してみたいという方は設定のサポートしますのでご連絡ください。
3.アフィリエイト(A8、JaNet)
3つ目はアフィリエイトです。
聞いたことがある人も多いと思いますが、シンプルに言うと「WEBサイトやブログで紹介してもらい、購入に繋がったら報酬を払います」の広告です。
アフィリエイターにも種類があるので下記タイプに分けてみました。
①SEO特化型
特定のキーワードで検索したときに上位に表示されるように対策しまくって頑張っているタイプ。
1位がとれるとかなりの流入数が稼げてアフィリエイトの報酬もかなりもらえているはず。
ランキングとか商品のレビューとか出してるような所はわりかしアフィリエイトサイト。
ただし、2019年3月、Googleの大幅なアップデートでアフィリエイトサイトがことごとく順位を落とされアフィリエイターと、広告主に大打撃。
楽天や雑誌メディアなど、信頼性の高い企業のメディアが上位に表示されるようになつた。
これからアフィリエイトビジネスは終焉を迎えると思われる。
②ブログ型
個人としてブログを持ち、記事の中で商品を紹介したりバナー画像を貼っているタイプ。
パワーブロガーから全く稼げていないブロガーまで幅広くいるのがこのタイプ。
③AD運用型
アフィリエイターが自らリスティング広告やfacebook広告、Instagram広告などを出稿するタイプ。
アフィリエイターが書いた記事に遷移させ、商品のレビューや紹介をしながら最終的にクライアントの商品ページに繋げるやり方。
記事作りがうまい人は一日で数百件獲得できる人もいるが、広告を出す分だけ通常のアフィリエイト単価に比べてかなり高額になるのと、化粧品周りでは薬機法を破って「髪の毛が増えます!」とか芸能人起用してないのにテレビの出演シーンを切り取り、「○○さんがテレビで絶賛!」とか嘘をついてしまう人も多発して一時期はかなりヤバい状態になったのでブランディングを重視する会社にはおすすめしない。
4.SNS広告(Facebook、Twitter、Instagram)
今はもっとも流行っている広告はSNS広告と言っていいほどターゲットへリーチしやすく、ユーザー数も多い。
使用したことのある人はわかると思うがSNS上でスクロールしてると投稿と投稿の間に広告が入ってくるものがこのSNS広告。
特にInstagramの広告が解禁された3年前からはInstagramの出稿はかなり増えているものと思われる。
年齢、性別、地域、来訪者へのリターゲティングなどができる。アカウントもすぐ作れるのでクレジットカードと広告用画像とテキストがあれば数千円からでも出稿ができる。クリエイティブの疲弊(獲得できていた広告が獲得できなくなる)が早いと言われてるのでとにかくクリエイティブを作って入れまくるのが大事。
ちなみに私はクリエイティブヒットメーカーだと思っている(笑)ので当たりクリエイティブが無いという方や、どうやって画像作ったらいいかわからないという方は画像1枚5000円で作りますのでご連絡下さい。
5.レコメンドコンテンツ広告(outbrain、POPIN、Logly)
コンテンツを発信しているメディアの記事の下にある
「関連する記事」
「おすすめ」
などと書かれていて他の記事へのリンク内に仕込まれている広告です。
要はこれ↓
実際のページを見たい方はこちらから↓
https://woman.excite.co.jp/article/beauty/rid_E1577067565178/
この記事はPCで見てるためキャプチャもPCの見た目になっていますが、スマホで見るとこんな感じ↓
よくいう「インフィード」的な見え方になります。
そこで思い出しましたが、Yahooなどが提供しているインフィード広告も活用している会社が増えてきました。(というかすっかり忘れてました・・・。失敬。)
Yahooのサイトだとこのような形で表示されてます。
12億円・・・。欲しいですね。
このYahooのインフィード広告もYahooの広告管理ツールから出稿することができます。
Yahooは薬機法の審査が厳しいので、化粧品やサプリの会社はちゃんと表現を見直しましょう。
Yahooのリスティング広告、ディスプレイネットワーク広告、インフィード広告を利用する方はYahooビジネスセンターからお進みください。
YahooJapanIDでもログインすることができます。
Yahooビジネスセンター
WEB広告のサポートが必要な方は下記までご連絡ください。
task1204@gmail.com
ナガハマ
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