オンライン旅行は面白いのか?!累計6,856人に提供してみえた未開拓の市場
わたしたちは、世界176ヵ国5万人以上のロコ(海外在住日本人)が旅のお手伝いをしてくれる「ロコタビ」(https://locotabi.jp/)を運営しています。
新型コロナウイルスの影響もあり、いつ自由に海外旅行ができるようになるのか先が見えない状況で「オンライン旅行」の可能性を探ろうとさまざまな取り組みをこの数ヶ月行ってきました。実際にコロナ以降新たに取り組んだことの一部を下記でご紹介。
・オンラインサービスの拡充 ▶︎ 97ヵ国、1,295件
・定額オンライン旅行サービス ▶︎ 373人 *2020年11月開始
・オンラインサービス累計参加者 ▶︎ 6,856人 *2020年12月時点
「オンラインで旅行することに意味はあるのか?」「そこに価値はあるのか?」そして、「旅行とは何か?旅とはなにか?」そんなことまで思考を膨らましながら試行錯誤を続けてみえた、「オンライン旅行」の可能性と価値について共有します。
「これは旅行ではない」それでも参加する理由
↑ロコタビのオンライン旅行の様子
世界中のロコの方々にご協力いただき、ロコタビ ではオンラインサービスの拡充を行い、数ヶ月で97ヵ国、1,295件のサービスを提供する場所になりました。
また、サービス拡充を進める中で「オンライン旅行は面白いのか?」という問いと向き合い続けてきました。参加者の声をきいていくと、新しい発見や、海外に住むロコの話は新鮮で楽しい印象を覚える人が多い一方で、「これは旅行なの?」という意見もありました。
ただ、参加人数は累計7,000人近くにのぼり、多くの方々に「オンライン海外旅行」を体験いただけました。なぜこの数ヶ月でここまでご利用いただけたのか、そこに「オンライン旅行」の価値がすこしみえてきました。
「オンライン旅行は面白いのか?」、そもそも「これは旅行なのか」
現時点での結論は「面白いが、いわゆる”旅行”ではない」です。
オンライン旅行は旅行の代替ではない
「タビマエ」体験だった
この数ヶ月オンライン旅行を進めてみえたのは、オンライン旅行は旅行の大体ではなく、ガイドブックをめくるような「タビマエ」体験として面白いという発見です。
「タビマエ」体験とは:
人々が旅に行くと決めてから、旅の準備を進め、旅の旅行プロセスを「タビマエ」「タビナカ」「タビアト」と呼び、近年宿泊や体験などのシェアリングサービスの普及により、従来とは異なる「タビマエ」「タビナカ」「タビアト」の選択肢が広がりを見せています。
タビマエ体験例:ガイドブック、旅行雑誌等
タビマエ体験は、なかなか新しいものが生まれていなかった領域の一つでした。そのなかで、実際に海外にいる人にローカル情報を教えてもらったり、全然知らなかった国の文化にであったり。そして興味あるロコにそのまま会いに行き、案内してもらえるのは、タビナカに直結する新しいタビマエ体験になりました。
実際に、この数ヶ月おこなってきたオンライン旅行の参加者の多くが「コロナが落ち着いたら遊びに行きます!」という感想を述べています。しかもその国が、いわゆる有名な観光地だけでなく、アフリカや中南米など、ニッチな渡航先であったことが興味深く面白いです。
ライブから「いつでもどこでもみれる」アーカイプ動画へ
「世界ホーダイ」は「世界ホーダイYouTube」に生まれ変わります。
11月から2ヶ月間おこなってきた、毎日オンライン海外旅行をすることができる定額制オンライン海外旅行「世界ホーダイ」は、より多くの方々にオンライン海外旅行をご体験いただくことを目的として、従来のサブスクリプションサービスの形態を12月31日をもって終了し。いつでもどこでも視聴可能な「世界ホーダイYouTube」に生まれ変わることになりました。
これから、さまざまな国の案内を動画に残していきますので、ぜひ旅の目的地をみつけるような体験をお楽しみください。
▼世界ホーダイYouTube▼
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