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「知らない世界を見続けたい」新人Webエンジニアがトラベロコに参画した理由

株式会社トラベロコは、海外で実現したいことがある日本人と、それを叶えるスキルがある現地の日本人(ロコ)をつなぐサービス「ロコタビ」を提供しています。2019年4月に新卒入社した鈴木陸也は、Webエンジニアをしている新卒リモートワーカーです。彼が何故トラベロコに参画したかそのストーリーをご紹介します。※2019年3月公開記事

幼少期、探検家を夢見た少年は大学で旅に出る

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2019年4月から新卒入社として私はTravelocoのシステム開発に携わる予定です。

1年前からインターンとして携わらせていただいており、変わらずにrubyのフレームワークrailsを利用したバックエンド開発を主に作業させてもらっています。

常に景色が変わっていくトラベロコでの開発はまるで自分が初めにいった時のバックパッカー旅行のように常に分からないことだらけでいろいろなことを自分から聞きにいくことで進んで行かないといけない。リモートワークは当時の一人旅に似ています。それでいろいろな人に助けられて、苦労してたどり着いた地点で見える新しい景色って良いですよね。

海外関係に携わろうと決めたキッカケは旅での経験にあります。 小さい頃、自分は地球儀とか世界遺産辞典を見るのが大好きでした。特にカンボジアのアンコール・ワットやエジプトのピラミットは行きたい場所であり、幼少期の夢は探検家でした。いつの間にかその夢は忘れてしまっていたが、大学で海外に行くことをキッカケにして夢を思い出すことになります。

初めて行った東南アジアの気温はとても暑かったが、気温以上に目覚ましい発展を目の当たりにして、その国の同世代が未来にかける想いの熱さに魅了されました。 こんなに自分の知らない世界があるのなら、いつかこの目で全ての国を見てみたい。 この思いから在学中はアジア圏をおそらく合計1年間ほどの日数で約10カ国を常に旅してました。

最初の旅は地球の歩き方のようなガイドを2冊と、荷物を取られないように南京錠とチェーンが必要であるとネットで見てそれらを買いました。たかが10日間台湾に行くだけなのに大きな不安を抱えながら行ったのは、いまからしたら笑い話です。 しかし、もしかしたら初めて一人で海外に出ることはそれほどハードルが高いものなのかも知れないません。誰か相談に乗ってもらえる人が周りにいればよかったです。

知らない土地。知らない考え。知らない料理。知らない生活。知らない恋愛。知らない政治。

それはよくある話ですがまさに自分を変えた経験となりました。

朝から晩までクラクションが鳴り止まないあげく、道路がバイクの川のような国とか のんびりしてて川沿いの夕日で黄昏るしかないような国、朝食に虫が出てくる国、 または、すごく長い列であるのにも関わらず割り込まれる国など

そんな国々の現地の人と遊ぶのはとても楽しいですよ。

「こんなの食べるんか?血を固めたゼリーケーキ??」なんてときや「カラオケ超広くね?もはや踊ってるし......」とか「バイクに人乗りすぎだろ」など普段では見ることのないような光景に出会います。

そんな中で仲良くなって他愛のない話をするのも本当に好きですね。
何が流行ってるとか将来のこと、その国の常識、恋愛や結婚観、または国に対する不満の違いなどから同じ価値観を見つけようとして話すとさまざまな発見があり、とても面白いです。

そんなことを通しながら毎回何かが激しく壊される感覚が本当に好きです。 そんな非日常の出来事は海外が最適である環境であると思います。

ラオスの村の村長に対して 「あなたは幸せか?」と問う機会があったのですが、「幸せだ。」と言われた経験も常に頭に残っています。

決して物質的に豊かじゃない人々が笑顔で幸せそうに生きている姿は特にカルチャーショックでした。そういう既存の価値観が揺らぐ経験っていいですよね。 しかし、恐らく海外に慣れてない人が現実にそこまで到達するには相当ハードルが高いと思います。 現地の事情を知っていないといけないし、現地の言葉が分からないとさらに厳しい。現地の人が本当に信頼できるかはわからないですし、常に危険が伴う環境であると思います。

そこで、現地に住んでいる日本人がいいとこ取りできるんですよ。 日語が話せて現地事情がわかる人にいろいろと教えてもらえることで楽しめたら、絶対にハマると思います。また、最初に勇気を出して旅をしたのはいいが、良くない思いをして二度と海外なんて行きたくないと思ってしまう人が少なくなると思うんですよ。

だからこそ、もっと海外に出ることを簡単にしてそのような経験を他の日本人に体験させたい思いがあってTravelocoにジョインさせて頂いたんです。

こんなに海外に行くことが簡単な時代は多分今までに無かったと思います。
せっかくのチャンスがあるなか、行かないともったいない。余計なお世話ですけど(笑)


現代の世界はWebの発展により小さくなった

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Webは距離による世界の別れをなくし永遠のつながりを作ります。 自分はそのことに非常に可能性を感じています。

中学1年生の頃では一人でサイパンっていう島でホームステイをする機会があったんですけど 行く前からホームスティ先の人がどんな人かもわからんしサイパンもどんなところだかあまりわからない。それに行った後、両親とはもちろん一切連絡はとれなくて一週間くらいすごく悲しかった記憶があります。

当時は気軽にインターネットがまだありませんでしたし電話だとやはり高い。 それに加え、せっかく仲良くなったホストファミリーとの別れはとても辛いものでした。もうこんなに遠くに住んでいる人ならば、一生会えることができないのではないか?と本当に思っていました。かつてのバックパッカーはインターネット無しで旅をしてたと思うと驚異的ですよね。多分その旅はいま以上に覚悟のいることだったし日本と知人にも容易に連絡はとれない。しかもその国に何があるかもわからない。

自分がその状況で海外に出る勇気があるかというと怪しいものです。 その場で出会った旅人たちはおそらくその場限りの繋がりで終わっていたことでしょう。そんな旅をしてた先人たちが東海岸からパソコンを奪ってこの恩恵を作り出したと思うとやはりインターネットは偉大です。

Webって本当にすごくて旅中に現地人につれられて東南アジアの山の中にピクニックをしていたんですけど、そこですらつながってることに驚きを感じました。道路や家などすごく発展しているわけではないのに。

今では世界中どこにいても誰とでも繋がることができます。

東南アジアの山の中で鶏と一緒に寝るような生活をしている人たちからアメリカの金融街でがっつり働いてる人まで世界中どこからどこまでもつながるんですよ。 これってわくわくしないですか?

自分がまったく関係ない学部から休学してWebエンジニアを目指した理由はまさにそれでした。 CtoCやシェアリングエコノミーなど人と人とが繋がってなにかできるサービスに興味があるのもおそらくその理由だと思います。

トラベロコはまさにそれを繋げられる可能性があるんですよ、世界中にいる日本人を。 単純にリアルに世界であった人と繋がるSNSではなく、自分がしたいことをベースとしてWebから世界に繋がれるってすごく良いですよね。


自由な一人旅とリモートワークはすごく似ている

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トラベロコはフルリモートワークの会社です。 テレワークとかノマドワークという言い方もあるかも知れないです。簡単に言えばいつでもどこでも仕事ができる会社です。

各社員の方々が世界中でトラベロコの仕事をしています。 リモートワークは孤独であり自由。まさにこれは一人旅のような感じがしています。自分の中の一人旅って一人の中で自分でゴールを決めて持ってるリソースを配分してルートを立てて期間内にゴールに向かって進んでく。そのゴールに行くのが困難そうであったらそのゴールを達成するために助けてくれる人に方法を尋ねる必要があります

それでもゴールに達成できなかった責任は自分の責任です。 その旅で何を得れるかも自分次第です。このルート自分の経験では厳しそうだけども大丈夫かな?もっと何か調べてからのほうがいいかな?のような判断ももちろん自分で決めます。

特に開発経験の少ない自分は気分的には旅経験少ないなかアフリカやインドに行ってるような感じですね。結構な頻度でパニックになるときもあります(笑
エースエンジニアの方が言ってる話が全くわからない、ということもよくありますがゲストハウスでインド人がヒンディー語でなにか重要そうな話を話してくるような感覚と似ています。
例えると、理解をしなければ旅に影響をするかもしれない内容が、全く理解ができないような感じです(笑)

もっと開発において色々なことを勉強と経験をする必要があります。そんな分からない中でも分かるようになって動いたプログラムは感動しますよ。 苦労をしながら自分が作った機能がリリースされたりLPがリリースされたりするのはとてもやりがいを感じますし、目に見える変化が感じ取れるので楽しいですよね。

しかも難関を乗り越えれば乗り越えるほど自分が作れるものが増えていくのも良いです。 自分が追加した機能で世界中にいるロコやユーザーのできることが増えるなんて、いいことですよね?もっといろんな物を早く作れるようになりたいなと思ってます。

またこの働き方を先陣を切って推し進めれば恐らく日本の人はもっと時間的に余裕ができて、海外にでる機会が多く増えると思うんですよ。 その方たちがロコにもユーザーにもなりえるとしたらやはりこのスタイルの推進はいいですよね。


知らない世界を見続けていたい

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常に自分の原動力は好奇心に近い部分が大きいです。 知らないことや意味分からない状況に陥るとワクワクしますその面においてトラベロコは自分にあっている気がします。

一番は開発自体が毎日学ぶことばかりで毎日知らない世界を見ています。 トラベロコの成長スピードも毎日知らないフェーズへと進んでいきます。社内の情報がチャットツールに集約されているため知らない職種の人達がどのようなことをやっているかということでさえも分かります。

多様なユーザーは自分の知らない世界で知らないことをしています。 また、多様なメンバーも自分の知らない世界で生きてます。

しかもエンジニアに限ってはベトナムの方も多くいるため、行こうと思えばいつでもベトナムオフィスで開発できる可能性があるのも非常に魅力的です。海外で外国人と働ける機会なんてそうそうないですよね。 また自分も知らない所へ行くことを望もうとすれば緯度経度にとらわれずどこへでも行けるのです。

少し不安があってもロコに聞けば平気です。 自分は恐らくトラベロコのメンバー内で現状一番年下なので自分が知らないことを知っている多くの人たちに囲まれてます。こんな刺激のあるワクワクすることなんてあんまりないですよね。

もっと世界と気軽につながって、 本当に自分の「したい」事が手軽にできるようになることで、

今よりも世界が身近に感じられる世の中を作りたい。 このビジョンは自分の経験からとても共感できることです。

その経験を生かしてユーザー視点からの開発ができればと自分では思っています。 Web上に世界中の日本人街を作りもっと多くの日本の方が現地の日本人に助けられて、もっと気軽に海外に出やすいような世の中へと変わってほしい。

そんな知らない世界を皆さんとともに作ることができればいいなと思ってます。 いろいろな人に助けられて苦労してたどり着いた地点で新しく見える世界を早く見てみたいですね。

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