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★キャンピングカー生活まであと12日★「私が移住をしたい理由」

こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか?
ぐっちーです。

今回は私のキャンピングカー旅をしたい理由の一つ、移住について考えていることを少しお話します。


自分が育ったバックボーン

まず、私は生まれも育ちも大阪市内です。
キタのターミナル梅田駅から電車で15分ほど。
いわゆる都会で育ってきました。

大学卒業後、1年は千葉の市川に住みながら東京港区に出勤しており、2年目に名古屋に転勤となったあと間もなく退職。その後はまた東京に戻り今も含めておよそ2年半住んでいます。

だから、私は地方(田舎)の暮らしを知らない。

移住セミナーや地域の取り組み等のSNSを見たり、色々と情報収集するけど結局のところ生の情報って自分がそこに行くしかない。

デジタルが普及したから知るきっかけを得られることは良いんだけど、それだけじゃ足りない。
本当の意味で分かるようになるにはアナログに、現実にその土地に足をつけるしかないと思った。

なぜ移住したいか

理由は2つ。

1つ目は都会暮らしに疲れたから。
都会の人たちはお互いに無関心で冷たい。
そして感謝や謝罪ができない人が多い。
どこに行っても人混みの生活はしんどい。

他の人にオススメしたいと思えるまちか、と言われると私はそう感じられなかった。
それは地元の大阪でもそうだった。

東京に比べて温かい人たちが多いと思うし府民性も面白いとは思う。
が、「大阪だからこれがある」と誇れるものは正直あんまり思いつかない。

外から見る「大阪が魅力的だ」という気持ちは正直あまり理解できない。

もっと自分が好きだと思えるまちに出会いたい。

2つ目は自分らしい表現をしたいから。

大企業ではマニュアル主義だから、自分が良いと思ったことでも「マニュアルでそう決まっているから」と一蹴される。

そもそも大きな組織で動くことが得意でない私。「希薄な大人数」より「濃密な少人数」を求めているんだと思う。

そしてそれが社会の、地域のための活動となり自分が内外から認められれば私はそれで満足だ。

3つ目は日本が好きだから。

日本の経済・政治・報道・国民性などはハッキリ言って大嫌いだ。

しかしそれをカバーして有り余るのが日本の文化。
興味がつきない。ほんとうに深い。
伝統芸能、工芸、伝統技術、新しい技術、言葉、音楽、芸術、観光...。

海外旅行に何回か行ったことはあるが、結局自分の中の好感度的に「日本には勝てないな」と思ってしまう。(優劣ではなく主観的好みの問題)

恐らく田舎の良さは、新鮮な魚や野菜、果物、空気感や素晴らしい景色とかだと思う。
それはデジタルだけじゃ人間の心に本当の意味で届かない。

地域創生の課題はここだと思う。
日本と言っても世界で60番目の面積なわけで、本州に至っては世界で7位の大きさなわけ。

地方にわざわざ移動をするには、それなりの目的や意思を持ってなきゃできないと思う。

そう思わせるために遠方の都会人にどれだけ魅力を伝えることができるか。

非常に難しいと思う。
しかしながら将来は自分もそういった地域魅力を伝える人としての活動に挑戦したいと思っている。

よく勘違いする人がいる。
何もノマドワーカーになりたいわけじゃない。
限られた人生の中で「自由に移動しながら全国をこの目で見てこの身体で感じる」という経験をしたいだけなのだ。

今まで何かと理由をつけて行動することを我慢してきた。大学のゼミで伝統工芸の調査をしたけどフィールドワークは全くしなかった。

確かに当時忙しかったのもあるけど、あの頃から自分の興味に正直に生きれば良かったと今でも思う。
もう後悔したくないなって思うから。

色んな地域で既に活動している人と直接会うことで、場合によっては一緒に活動することで、日本の、地域の課題などを分かっておきたい。

移住した時、自分がそのまちに何かを還元できるように。

同じ国の中でも未知のエリアに足を踏み入れる感覚。
好奇心・収集心・探究心を満たすには十分すぎると思う。

今ですら複数の町がいいなと思えるから、移住先を一つに絞るのは非常に困難だとは思うけど、まずは楽しみながら日本についての知識をもっと深めたいと思う。

<<<あと12日>>>
空間に生きる

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