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JAL JGCの制度について振り返りと答え合わせ
この記事では、JALで提供されているサービスの一つである上級会員制度いわゆるJGCというものについて過去に記載したものと現在の制度の振り返り、答え合わせをしようと思います。
これまでの制度では
これまでの制度と現行の制度ではルールが違います。
この変更についてはかなり大きな変更でしたので企業としては大きな決断だったのでしょう。まずはこれまでの制度を知るということも大事なことかと思います。まずは振り返りがてらこちらを読んでいただければと思います。
上記の本では、従来の制度に合わせた最安最短での取得方法やこれまで過去に先輩方が利用してきたルートなどを合わせてご紹介しています。平均利用金額などの把握としてやサービス内容を把握できる内容となっています。
お金があっても時間的余裕がなければ取れなかった会員資格
JALのJGCやANAのSFCについてこれまでは、どんなにお金がある人でも飛行機の利用がなければ取得できない”お金だけでは解決できない”という部分にも価値を感じる人も多くいたと思います。どちらに対しても余裕があるからこそ取得できた。はたまた出張の多いポジションにいるから取得できたという部分がビジネスパーソンのステータスとして機能していた部分であると思います。しかし、現在の条件ではお金で解決できるようになりました。
お買い物だけでいうと1億2000万円程度のお買い物利用をJALカードで決済するだけで条件を満たしてしまいます。
現行の制度と目安についてはこちら
現行の制度についてはこちらをご覧ください。
新旧比較を行い、取得費用や新制度における最安取得方法などを記載しております。良い面を言うと時間をかければ誰でも取れるようになりましたが、取得金額は最小で6倍に膨れ上がっている部分が悪い面でしょうか。
どうしても長期コースになってしまう可能性が高くなってしまっていますが、誰でもいつかは取得できるようになったというメリットがあります。これは長期的な顧客保有に向けた戦略で、一定の可処分所得と可処分時間がある人しか取得できなかったので、年齢層が高く、利用年数も限られてしまうので人口減少を見据えて長期的に若年層時代から利用してもらう戦略に舵を切ったことになります。この戦略が良い方向に向かうのか、悪い方向に向かうのかは始まったばかりでわかりませんが、点で見てみると、JGCが取得しにくくなったからANAのSFC修行に移行する人も多く見えているように感じます。
これまで書籍にしてきた予想が当たる
予想が的中しましたが、あまりにも早い変化でびっくりしています。
様々な資格や免許等においては、ほとんどの確率で取得費用の増大や内容の改変が行われ、先行者有利となるようになっています。これはこれまでの様々な資格や免許等で証明されていると思いますので誰もが予想できた部分ですね。しかし、6倍にも費用が増大するということは誰もが予想できなかった部分でしょう。
国内線100回は何年かかるのだろうか
普通一般的な飛行機の乗り方を考えると、お盆、年末年始、GWくらいが一般的で、年に3回程度乗ることがありそうですよね。年間で往復6回ほど飛行機に乗る可能性があるので、17年くらいで100回は達成できるようになるのでしょう。20歳から始めれば37歳でJGC入会の条件を満たす。ということになるわけです。そのほかの日で乗る可能性があればそれだけ年数が短縮されることもあると思いますが、ざっくり15年は必要そうな感じが一般的だと思われます。飛行機好きや旅行好きの人であれば1年もかからず100回乗ることも珍しくありませんが、そういう乗り方は世間一般ではありませんので、15年くらい必要というわけです。
複合的に貯まっていくライフステータスポイント
新しく始まった制度では複合的に貯まるようになっているので、飛行機利用と共にJALカードでの決済でもポイントがもらえるので100回飛行機に乗る必要はありませんが、どの方向性であってもJALカードというものが重要となるわけです。
結局どれがいいの問題
JALカードどれがいいんですか?なんて質問はよくあるもので、決まっている部分でいうと、年齢によって変わりますよということです。
年齢というものは目に見えない価値でして、若いということはどれだけお金を出しても手に入らない時間的制約のある価値というものなのです。
まず、30歳まではクラブエストのカードを選びましょう。
若年者向けカードで、サービスの擬似体験が可能で年会費も安くなっています。普通カードを利用していると、上級会員になる際に審査で落とされるということが稀にあるようなので、クラブA以上のカードを持つか30歳未満ならクラブエストを持つようにしましょう。ショッピングプレミアムやツアープレミアムのオプションも忘れないようにしましょう。(クラブエストやゴールドカード以上ですと無料付帯されていることがありますので特典内容も把握してください。)
20代で取って良かった恩恵
現在見ている人がどの年齢にあたるのかはわかりませんが、できるだけ若年であればあるほど恩恵を受けることができます。ですので気がついた時の年齢が最適な最速年齢となります。できるだけ早く取得しましょう。
なぜ、早く取得すると恩恵があるのかというと、ポイントは2つあり、「歳をとってから旅行や飛行機旅に目覚めても楽しさは半減する」ということと「現行のルールを考えると早ければ早いほどポイントが貯まりやすい」ということになります。最上級のランクになるとそのランクを継承できるといいう大きなメリットもあるのです。時間をかけてコツコツ貯めるという意味でもできるだけ早い段階で取得する方がいいでしょう。
FOPは別と考える
JGC入会においてはライフステータスポイントが基準となりますが、フライオンポイントは従来通り続いています。これは毎年のステータスに反映し、各ワンワールド系列でも同様の特典を得られるということになりますので重要な部分となります。特にダイヤモンドステータスの継続においては様々な特典や恩恵があるのでそれを継続するためにはFOPの達成が毎年必要になってきます。
ラウンジ利用はこれから制限されてくる
現在でもラウンジの縮小や内容変更、これまでとは少し変わる制限があったりなど、人々が求めていたラウンジサービスがだんだんと変化しています。これは利用者の過度な利用方法であったり、コロナの頃に大盤振る舞いをして上級会員を増やしてしまったツケが現在に回ってきているということになります。これからの予想としては、会員ランクに応じての回数制限やサービス内容の縮小、ダイアモンドプレミアラウンジとサクララウンジの縮小および合併などが予想されますが、日本においては人口減少もあるのでどのくらいの人数が新入会し、実質的退会しているのかがわからないので内部の人にしかわからないことです。
LCCで十分であれば全く関係ないのも事実
フルサービスキャリアの航空会社を使用しなくてもLCCを利用することで移動は可能です。もちろんLCCの行ける範囲や時間選択などの差はありますが、荷物が少なく予定にマッチしているのであればLCCで十分なのです。
しかし、フルサービスという安心感や差別化によって利用者の心をくすぐる部分もあり、その面白さを知ってしまうと沼るのです。
そして、歳をとると直角の椅子で身動き取りにくい座席で数時間も耐えるということにすら体力を使い、飛行機に乗っている時間が苦痛になってしまうのでフルサービスを使いたくなるという心理もあります。
若いうちは苦痛に感じないことも年齢と共に感じるようになってしまうのでしょう。
旅行にも最適な便利グッズ
旅慣れた人の多くはこれをもっていきます。
あるとないでは充実感が違いますので既にもっていても旅行用にもう一つ持つことをお勧めします。
JAL経済圏を熟知して無駄なく貯めよう
JAL経済圏を知ることで無駄なく無理なくいつの間にかマイルとライフステータスポイントが貯まっているようになるとプライベートが充実します。たくさんのクレカが発行され、ポイント還元などがありますが還元率などを考えると航空会社のマイルに直接変えられるJALカードが一番良いものとわかっています。(ANAならANAカード)ぜひ若いうちから利用してマイルとポイントを貯めましょう。
ついでに紹介
現代人の多くは株式投資、積立などをしてると思います。
その積み立てでも株式投資でもマイルが貯まるのはSBI証券です。
日々の売買や積み立て投資の利用量によって貯まるマイルは変わりますが、チリも積もればです。株式投資のような長期にわたって利用するものですので早めに切り替えることも重要なことです。
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