日中韓、電車の席選手権!開催の話
あぁ、もうなんでこんなにもスイスは思い出がいっぱいなのでしょう。
K先輩たくさんの思い出ありがとうございます🤣🙏
スイスに行った目的は、
「マッターホルン行きたくね?」って思ったから。
マッターホルン観光の拠点の街、ツェルマットに泊まり、そこから出てるゴルナーグラート鉄道でマッターホルンが眺める山の上へ。
まあ、山の斜面のすんごいところに作られてた鉄道でして、どうやってこんなところに作るのって思っちゃうほど。
だから電車の運賃もすんごいの😇😇😇
ツェルマットから終点まで、往復で€100以上はした記憶。(乗ると納得しちゃう)
電車も座席が限られてて、どっち側に座るかによって、マッターホルンが拝めるかどうかなの。
私はとにかくマッターホルンが見たい!!!
っていう一心でスイスへ来たから、
一本前の電車を見送り、1時間近く次の電車を待ち、
何が何でも先頭車両の右側の席を取るという執念でゴルナーグラード鉄道へ。
そんなおバカプランに付き合うまでくれる先輩優しい🥹
前の電車が行ったばっかりなのでホームはスカスカ
すぐに乗り口に行って、一番前を陣取る
数分経つと、やたらカラフルな中国語を喋る団体がやってきた!!
案の定私たちのすぐ傍に並び始めたけど、
そこは絶対に譲らねぇ、という固い意志
また数分経つと、今度は韓国語を話す中年くらいの団体が。
何が何でも前に人を入れ込まないという強い意志
自分たちもいいポジ取りたい中国語韓国語ユーザ
絶対に入れさせない日本人二人組
どう見ても私たちの方が若いから(失礼)、脚力は絶対に勝てるよね?とか作戦立てる私たち。
アジア人の小競り合い
誠に滑稽だったであろう。
いよいよ電車が到着して、
ゲートがオープンしそう!!気分は馬!!
人生で数回しか経験したことないドキドキ感
開いた瞬間、私は30cmくらいの隙間から入り込み、先輩が扉に手を添えて横入りさせないようにする。
素晴らしい先輩との連携プレー
絶対に負けないという確固たる意志
ここでの気分はアニメに出て来るようなバーゲンのおばちゃん
この年で全力で走ることないけど全力疾走で先頭車両、右窓側を勝ち取る。
二人して安堵したけど、自分たちの醜態を思い返し、複雑な気持ちになって、時間が経つごとにじわじわと笑いが込み上げてきたのでした。
(周りに日本人いませんようにという気持ち)
(こんな姿、知り合いには見られたくない気持ち)
何カ国か旅して日本人というと歓迎される
それが嬉しいし、先人たちの行いのおかげであるから
恥のない行動をしようと改めて思いましたとさ。