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続・昔GLAYのオタクだった私が約10年ぶりにGLAYのライヴへ行った話

みなさまお久しぶりです
気付けばもう約半年あいていました
マレーシア旅行記の続きを待ち侘びていた方がいたらすみません

この半年間何をしていたかといいますと
ずっとGLAYに狂っておりました

当noteを始めた頃はネガティブな意味で死んでもいいと思っていた私ですが
GLAYに狂った結果
ポジティブな意味で死んでもいいと本気で思えるほど多幸感に溢れた半年間でした

そんなGLAYに狂った女の推し活話です
重いし気持ち悪いし長いです

GLAYER向けに言うとGコネ10日分ぐらいの長さです
それでもよろしければ最後までお付き合いください

始まりは2024年6月 ベルーナドーム

忘れもしない昨年6月
Xに流れてきたGLAY焼きをきっかけに軽率にチケットをとったベルーナドーム
約10年ぶりに参加したGLAY30周年ライブ
ここから全てが始まりました

詳しくは前回記事を御覧ください

ベルーナドームライブが終わった後の勢いそのままに
GLAY mobileへ入会
ファンクラブへ入会
リリースされるアルバムを予約
…と、トントン拍子に課金勢へと駆け上がる中
GLAYさんたち本人は能登や台湾、サマソニや[Alexandros]のフェスへ出演
ほかにも珍しくTV出演したり
どこにそんな体力があるんだと思えるほど精力的に活動されていました

私はというと9月に日本橋で開催されたGLAYミュージアムにおひとり様で足繁く通い
気付けばGLAYミュージアムの物販でブラインドジャケ写ポーチを買い漁る日々

VRで観る映像が合法とは思えないレベルであった
VR視聴中は全GLAYERがちいかわ化していた
このブラインドグッズはすごい
何故なら被りがでない限り全部当たりだからだ!

当noteと連動した海外旅行用アカウントとして用意したXも気付けばGLAYネタばかりで埋まっていく日々

そんなこんなしていたらアルバムがリリース
タワレコではツアーグッズの先行発売や衣裳展示が行われることに

並び順とトルソーの高さに違和感のあるタワレコ展示
HISASHIの身長が盛れている

タワレコに展示された衣裳はGLAYミュージアムでも飾られていたもので
すでに舐め回すように見た(し、嗅いでいた)が
タワレコは通勤経路にあったため退勤時に毎日お詣りした

この時も仕事がきつくてつらかったが
仕事帰りに毎日GLAYに会える!と思いながら頑張れていた
(衣裳はGLAYの抜け殻なので数%ながらもGLAY本体であることに違いない)

今ツアーで結局Tシャツは4種タオルは2種買った
アー写入りTシャツ大好きだから今後も続けてほしい

待ち侘びたアルバムは”30年目のデビューアルバム”と称されるに相応しいものだった
ほぼ新曲で構成されたアルバムであり
ベストアルバムでは無いが
インディーズ時代のGLAYから最新のGLAYまでが詰め込まれたような
30周年目に出すアルバムとしてこれ以外無いだろうという仕上がりで
きっとGLAYファン全世代が思う「こんな曲聴きたい」が詰まったアルバムだった

ピエール中野のドラムから始まるRomanceRoseは灰とダイヤモンド時代を感じられてワンフレーズだけで古のおたくは一瞬にして身体が熱くなったし
ラスト曲は南海キャンディーズの山里さんによる「ハッピーニューイヤー!」で締めくくられており
アルバムpuresoulにおけるI'm in loveを彷彿とさせた

そんな中にシェア、さよならはやさしく、whodunit、会心ノ一撃など"最新のGLAY"が混ざっているが違和感は全くない
一曲ずつ語ると文字数がエグいことになるので省略するが
数々のお気に入りだったアルバムを遥かに上回る勢いで好きになり
毎日聴いてはツアーへ思いを募らせた

CDが売れない世の中でミーグリなども無しにアルバムを売るというのは難しい
でも流石GLAY
オリコンランキングは初週で1位
にも関わらず1位を取れたことにメンバーが心から感謝している姿を見て
その謙虚さにまた心を打たれたのだった

私は今回数億年ぶりにCDを購入したが
やはりジャケット、歌詞カードなど物理的なもの込みで"CD"だと思う
歌詞カードを開きながら一曲ずつ順番に聴く、という行為を久しぶりにしたがとても良い
今回はCDによって行動すらも"Back to the 〜"させてくれる、そんなアルバムだった

令和にサブスクで聴く曲は音としての認識しかないが
平成時代に聴き倒した曲をサブスクで聴く時は
そのジャケット写真だけでなく歌詞カードやCD盤面の形態・質感・デザイン、聴いていた時の風景含め五感で鮮やかに蘇る

HEAVYGAUGEは夜寝る時闇夜にメンバーの顔が浮かび上がるアルバムとして同世代なら共通認識で
現代でも話のネタになる印象的なジャケットだ
それと同時に当時ウォールポケットにCDを入れて飾っていた子供部屋の風景を思い出す
平成、良い時代だったなぁ

ちなみにHEAVYGAUGEは2019年にAnthologyが発売されており
貴重なデモ音源等も収録されている
懐かしい!聴いてみたい!という方は是非公式からご購入ください
※下のリンクから飛んでも利益はGLAYさんにしか入らないのでご安心ください

2024年10月“Back To The Zepp”

今回はアルバムを買うとZeppライブチケットの購入権が当たるフライヤーが入っていたのでもちろん応募をした
どうせ当たらんだろと思って仕事に忙殺されていたらまさかの当選

出戻る前まであれだけ外れて涙を飲んだZeppライブに入れるというのが信じられなかった
毎日タワレコへお詣りした甲斐があったのかもしれない

私のようなリターンズはAブロックや1桁の整番が与えられる権利はないことを噛み締めながら並んだ待機エリア

当日は整理券番号が後方だったもののそれでもステージは近い
後方だからかぎゅうきゅうになることもなく快適に観ることができた

二曲目から「天使のわけまえ」というそりゃもう私が現役で狂っていた時の曲をやられて理性は序盤でとっくに飛んだ

ハロウィンということでHISASHIはジョーカーの格好してるし
アンコールでJIROはHISASHIのコスプレしてるしで
メンバーによる仮装で場が荒れまくり
頭が混乱しっぱなしのままZeppライブはあっという間に終わってしまった

一緒についてきてくれた夫は生GLAYが初めてだったが
TERU歌うまい!音圧がすごい!誘惑の時のフロアとのグルーヴが半端なかった!
と楽しんで喜んでくれたようで良かった

そうこうしているうちに11月の大阪を皮切りにツアーが本格的に始まった

GLAY 30th Anniversary ARENA TOUR 2024-2025“Back To The Pops”

11/22 函館観光

11月最終週に行われる札幌公演2DAYS分のチケットを友人が当ててくれて行けることになった
ベルーナドームの記事に書いた通り
高校時代からの友人と約10年ぶりに連番で観ることがかなったのだ
チケット当ててくれてありがとうGLAYの神様!

北海道在住の友人とは確か2013年4月のJUSTICE & GUILTY真駒内アリーナライブ以来の再会だと思う
友人と会うのは10年ぶり位なので楽しみでしょうがない

古の青ガッパHISASHIをお供に北海道遠征

なかなか北海道へ行く機会もないし
ラッキーピエロ食べたい症候群が発症していたため
札幌の前に函館へおひとり様旅行することにした

カフェモーリエ
海の音とストーブの音だけがBGM
チルすぎる
なんだかんだ初めて入れた「あうん堂」
有名な"あの壁"
胃袋が足りなさすぎた函館

久しぶりの函館はとても静かで海とウミネコの声しか聴こえない
市電に乗るより散歩をして環境音を聴きたくなる
イヤホンをせずに歩きたくなる
そんな街だった

なかなかタイミングが合わず行けたことがなかったカフェモーリエは
海を見ながらスマホもいじらずぼーっとできた
タイチェンマイの寺院で感じた時と同じ居心地の良い空間で何をせずともあっという間に時間が経っていた

眠る前にホテルでIG更新をしながらBack to the popsを流し聴きしていたら
GLAYの故郷で聴くBack to the popsはまた一味違ってベッドで一泣きした

過去に友人と一緒に観光したり
一緒に夢の島ライブで大雨に打たれたりを思い出したり
昔の景色とかなり変わってしまった函館に寂しくもなったり
”Back to the 当時”ができて色んな感情が湧いた1日だった

札幌ライブ前に函館に立ち寄ってひとしきりBack to the〜できたのはとても良かったと思う

11/23-24 @北海道・北海きたえーる

札幌2日目の朝は吹雪で一面一気に雪景色に
北海道に来ると生まれた街の白さを見せつけてくれるGLAY

そして札幌公演初日
友人とは会場で待ち合わせな!ついたら連絡すっから!
ぐらいの待ち合わせだったのに速攻で合流できて奇声をあげた
別行動で姉妹で来ていた友人もその奇声に引き寄せられ同時に合流
秒で合流した状態に"流石ウチら最強!"と
一気に心はBack to the JK、Back to the 平成である

久しぶりに会ったのに久しぶり感は何もなく
パンクもロックもV系も通ってきた友とは
同じノリで思いっきり叫べる!暴れられる!
というのがとにかく堪らなく嬉しかった

開幕した当公演では思いがけず「疾走れ!ミライ」の歌詞が突き刺さり爆泣きした

勝ち負けの世の中で今日も闘ってる
叶えられる夢などきっと初めからないんだ
さぁ立ち上がろう

スクリーンには過去ライブの映像が流れていく演出だったが
まるで走馬灯のように自分の人生も重なった

札幌に住んでいた時の輝いていた夢と希望
上京して自ら手放してしまった夢
生きるためだけにやりたくもない仕事をする日々
見栄を張るために好きでもないことをしてきた過去
評価や勝ち負けの社会で疲弊していく自分
心に余裕がなくなって優しさを忘れた自分
メンタルダウンしてモノクロになった世界
GLAYの楽曲で助けられ救われてきた自分
昨年6月のベルーナドームでそれを思い出した自分

札幌という地でこの曲をこの演出で観たことにより
全てがリンクし滝のように涙が溢れた

更にこの曲ではTERUがファンにサビを歌わせるという演出があった

いつか僕が強くなれたら
この歌を大声で歌おう

涙でぐしゃぐしゃになりながらこのフレーズを一緒に歌った時
今の自分が弱くてダメだったとしても
この歌を大声で歌わせてくれたことで逆説的に強くなれた気がしたし
確実に一昨年より、昨年より、半年前より
今、私は強くなれていると確信した

夢を叶えるために上京したのに
何一つ叶えられず後悔や未練ばかりを抱えて札幌の地を踏んだ私は
この曲のおかげでネガティブな思いは吹き飛び
2日目には胸を張って上を見て堂々と札幌の街を歩く事ができていた

昔の夢を叶えられなくて想定したものとは違う人生であっても
それはそれで美しいと肯定してくれるGLAYの楽曲があり
ライブでも毎回こうして背中を押してくれるおかげで
また一段心を無くす前の自分に近づいた気がした二日間だった

札幌公演では函館追加公演の発表もあり
一緒にいた友人と何があっても一緒に行こうな!と約束し再会を誓った

11/29  レッドリボンライブ2024〜HIV/エイズ、知ることからもう一度〜

札幌から帰京して束の間
RED RIBBON LIVEへ参加しました

日曜に会ったばかりなのに金曜日にもTERUに会うというありがたい経験をさせていただくことに

RED RIBBON LIVEとは
わが国におけるHIV感染者・エイズ患者の新規報告数は、依然として増加傾向にあります。
この危機的な状況に歯止めを掛けるため、ラジオDJ山本シュウを中心に、様々な著名人が各界から集結し、ライブとトークを通じてエイズの予防啓発を呼びかけるイベント。 それが「RED RIBBON LIVE」です。

https://redribbonlive.net/

HIV/AIDSについて正しい知識を持つ事で差別や偏見は無くなるというのが根底にあるこのイベント
自分は仕事柄理解しているものの、世間は情報のアップデートがされてなくて、まだそんな認識なんだ!?と逆に驚かされることも
なので知らない人も知っている人も双方参加してほしいイベントです

今回はTERUとGLAYのサポートキーボード村山⭐︎潤の2人が参加
演奏された「さよならはやさしく」「Beautiful like you」の畳みかけでまあ当たり前に号泣です
ハンカチの用意を忘れたことが悔やまれます
この曲はもう涙無しでは聴けません

今回押尾コータローさんの生音を初めて聴けたのですがギターからそんな音出せるの!?という演奏技術に大感動
ギター一本での表現力が凄まじく
一音一音であったかいお日様が昇ったり、雪がちらついたりと
歌が無くても景色が見える演奏に大感動でした

押尾さんとのHOWEVERセッションも素敵で貴重な経験をさせてもらえました
これを無料で見られるなんて…チケットの神様ありがとう

12/8 @東京・有明アリーナ

続いて翌週は東京でのGLAYライブに参加
2DAYSだったが自引きできたのが2日めだけで
1日めは機材開放席まで拾えず断念した
なので自分にとっては貴重なチケットだった

札幌で撮った時にはなかった「函館アリーナ」の文字が
ツアトラに追加されていた

席は天井席、隣は男性親子で座るなり会場内写真を撮りまくっていた
まぁそんな感じでこの席は始まる前から終わっていた

あまり他人のライブの見方について言及したくは無いが
隣の親子の親はバラードで座りディスプレイを煌々と光らせてスマホを見る
私がメンコするとこちらを見てヒソヒソしてくるという終わりようだった
だから序盤でメンコはやめたしGLAYチョップ以外で腕を上げるのも極力やめたしみんなで歌うのもやる気になれなかった

バラード中にスマホを見ているときに何度も注意しようと思いたったが
隣の親子は子を挟んで一つ向こうに親がいたため(「子」といってもかなり良い年齢の「子」だったが…)
私の話し声のせいで前の人が迷惑するかもしれないし
と思い諦めてしまった

あんなに有明とれずに泣いたGLAYのオタクが大量にいるのにどうしてそのノリでチケットとれたの!?
と思いながらみたライブはテンションだだ下がりだった

が、照明は綺麗だし音響もとても綺麗だったし
MCで始まったお遊びの延長線でRAINセッションを聴けたのがラッキーすぎたし
バンドっていいな、を実感した
あと金髪ウィッグバージョンのHISASHIビジュが見れたのがとても嬉しかった

メディア出演が増えた年末年始

あっという間に世は年末
GLAYは30周年目にしてレコード大賞、紅白歌合戦へ再出場

まるであの解散を決意していた悪夢の99年を成仏させるかのような流れに胸を熱くした
紅白歌合戦で弾き終わりにHISASHIがピックを投げ捨てた姿に
"社会現象と化した99年のGLAY"という呪いからやっと解放されたんだろうな、と勝手に目頭が熱くなった

今のGLAYは高校時代のバンドキッズがそのまま地位と財力と技術をもったバンドのようでとても好きだ
社会現象時代のGLAYもReBirthした後のGLAYも好きだがいつもどこか危うさがあった
TERUがどこかでこぼしていた通りJIROとHISASHIはいつかふらっと辞めそうな気がしていたし
TERUとTAKUROだけで行動するたび謎にハラハラしていた

なので一昨年「死ぬまでGLAYをやらないか?」と
あのHISASHIがTAKUROに言った、という事実を知った時とても安堵した

今年は出戻りや初めてGLAYを見る人が何故か多いと言っている人をよく目にする
私も出戻り組で一度離れたからこそよく分かるのだが
今のGLAYはバンドとして最高に良い状態だからだと思う
昔から仲は良かったがそういうのからは一段階上の信頼・尊敬・結束などを強く感じる
それはメンバー間だけでなくファンに対してもだ
これらを一言で表すと「愛」だと思う(変な意味ではなく)

TERUが昔からライブで叫んでいた「愛し合っていこうぜ!」という叫びは
アイドルがよく口にする「大好きです」「愛してます」的なノリだと思っていたが
今ツアーに参加して思ったのは
嘘偽り無くガチで愛し合っているということだ(変な意味ではなく…)

これが地元のハコライブで観てる感覚になる要因でもあるし
グルーヴにも色濃く反映されているので
今のGLAYは良い!!!
と感じて戻ってきたり、新規ファンを多く獲得しているのだと思う

Winter,againのPVで使用された実機「赤い彗星」
年始に期間限定展示を見に行った

三が日はGLAYの活動もお休みではあったが
年始早々トムブラウンによるTERUとHISASHIコスプレに爆笑し
赤い彗星を見に行ったり
函館チケットの当落に悶えたり
地方のライブレポを見たりしていたら
あっという間に奇跡の9連休は過ぎていった

1/18 @横浜アリーナ

愛知、広島へ参加していない私には約一ヶ月ぶりとなるライブ
最終日でビデオシューティングとなる横アリ2日目は
最後までチケットがご用意されなかったため1日目だけの参加となった

ツアートラックにはグランドフィナーレの東京ドーム、京セラドームがTERUの手書きで追加されていた

序盤の札幌時点で既に素晴らしい仕上がりだった今ツアーは横アリではさらに進化を遂げていた
遊びを入れたりアレンジを入れたり曲が入れ替わったりして同じ曲でも味が違う
これがライブ、ツアー、バンドの醍醐味である

場内ではCDを購入して当選するとメンバーの実機を弾けるイベントを開催
スタッフの手違いで広島公演以降すべての公演でJIROの初号機が触れる事態に 
ナイスポンコツスタッフ

横アリは有明に比べて音響は悪い
だがその悪さが個人的には良かった

TERUの声圧に負けて割れるスピーカー
全身に響くJIROの重低音
脳を突き刺すHISASHIと細胞に染み渡るTAKUROのツインギター
ライブ後に耳がわんわんしててライブ行ったー!という体感を久しぶりに経験できた

ともに週末全国を周ったファンもたくさんいるからか
バンドだけでなくファンのグルーヴ感もたまらなく良かった

毎公演号泣している「Beautiful like you」でのラストでは
”私はいつでもあなたのそばにいる”をこの日はタメにタメて
”あなたの あなたの あなただけの そばにいる”
とアレンジしてきたTERUに激流涙

あなたのそばにいる

あなただけのそばにいる
では受け取る側の感情は180度変わる

歌詞を書いたのはTAKUROだが歌詞を昇華させるTERUの才能は尋常じゃないなとまた思い知らされた瞬間だった

「Beautiful like you」の映像演出では暗闇に一筋の光が射し拡がってゆく

メンタルダウンした時世の中が本当にモノクロになって何も感じなくなった私は
あの暗闇に射す一筋の光が唯一の救いというのがはっきりわかる
きっと今あの暗闇にいる誰かはこの曲が救いの一筋の光になると思うし
私は聴く度救いになっている

当日感極まった私はこんなことをpostしていたが
本気でGLAYには人生・命を救ってもらっていると思う

未だに感情の制御ができない時があって
そこに繁忙、納得の出来ない事案、ストレス、寝不足、休日出勤が何度も重なったこの半年は
6月ベルドへ行ってGLAYに出戻っていなかったら
自分の心や命はどうなっていただろうと本気で思う
激重で気持ち悪くて申し訳ないがありがとうGLAY

こうして1/18の横浜アリーナを以って私のBTTPツアーは終了した

“Back To The Pops”Presented by GLAY EXPO at HAKODATE

追加公演となる1/24-1/25函館アリーナはチケットが取れようが取れまいが函館には行こうと決めたので航空券とホテルを予約した(JALパックFCツアーは当たり前に落選した)
そんな中、北海道の友人が1/25のチケットをFC先行で当ててくれた

その後様々な抽選を試すも1日目のチケットはなかなかご用意されず友人に恩を返すことはできなかった

だが友人と私は絶対に2日両方入れるという謎の自信があった

1日目のライブ終演まで入れるという希望は絶対に捨てないと約束し
1日目の会場前で待ち合わせをし
私は1人前乗り3泊4日で函館へ乗り込んだ

函館空港はGLAY一色の歓迎っぷりである

羽田空港からすでにズラーリュック(GLAYの旧ライブグッズ)を背負ったファンで溢れており遠足みたいで嬉しい
空港に着くとライブ前日にもかかわらずいたるところにGLAYの文字で大歓迎状態

空港をあげて歓迎してくれてありがとう函館大好き
GLAYコラボのスナッフルスも万全の在庫体制でGLAYERを出迎えていた

前回函館に来た時とは様子が違い、なんだかお祭りみたいだ
ひとつひとつじっくり写真や動画を撮っていたら一本バスを逃してしまい
更には1日目の機材開放席がご用意できませんでしたという残念なお知らせも届き落胆した

宿は朝日も夕日も堪能できて窓からは海の音がBGMとなる素晴らしい部屋だった

宿はまるでカフェモーリエのような窓一面函館の海を一望できる素晴らしいお部屋で
フロントの方々の接客も素晴らしく
居心地も温泉も最高で次回も絶対リピすると決めた
おすすめしたいけど教えたくない函館の宿No. 1である

タチ天とガラナサワーがうますぎて飛んだ

昼を抜いていたので遅いお昼を食べに前回も一人で来たお気に入りの居酒屋へ
一人だと人気店でも並ばず予約せずすんなり入れる事が多くて助かる

そういえばひとり居酒屋やひとりライブ参戦なんて出来ない人間だったのに
おひとり様海外旅行をした事でいろんなハードルをいつの間にか軽々と越えられるようになっていることに気づいた
もっと若いうちからおひとり様海外旅行いっておきたかった
これをみている若い人がいたら是非躊躇せず経験してほしいと思う
視野も出来ることも経験も確実に拡がるから

宿に戻る帰路で仕事終わりの友人から機材開放席が当たったと連絡があり喜びを分かち合った
友人だけでも入れる事が確定して本気で嬉しかった
するとほぼ同じタイミングでチケットを譲ってくださるという女神から連絡がきた

私のXなんてフォロワー2桁の弱小アカウントで
出戻りGLAYERで
イラストやレポや情報などを拡散できるGIVERでもないのに…タワレコに毎日お詣りした成果なのか
なんでこんな私なんかにお譲りくださったのか、を聞いたところ
一人で海外行けるほど活発、前乗りするほど熱量があるという点だと教えていただけた

おひとり様海外旅行をしていたこと、しようと決めた当時の自分、そして発信した自分に感謝した
貴重なチケットをお譲りくださり本当にありがとうございます!!!


函館でのライブともなると前回と違いGLAY関連施設は大混雑だろうと思い
函館1日目の夜から2日目の昼はお土産をひたすら爆買いして函館経済を回すことに徹した

久しぶりのカリフォルニアベイビー
ここも相変わらず雰囲気最高でエモい
BGMのセンスも良かった
函館海鮮市場のレトロイラストが可愛くてつぼすぎるので
どうにかGLAY公式から物販オファーかけてほしい

GLAYを輩出し愛してくれる函館に感謝の気持ちを込めてとにかくお金を落とす所存で爆買いしたが
雨と雪で寒いし傘とお土産抱えてホテル着くまでに本気で腕が千切れるかと思った笑

そんな思いをして駆け回った函館のおすすめスポットやおすすめのお土産は後日記事にしたいと思う
みんなライブなくても函館一人旅楽しいから行こうね


そして迎えた公演1日目
朝の大雪が嘘のように晴れたのはきっとTERUの晴男力のおかげだろう

こけら落とし公演では会場まで来たが中には入れなかったので函館アリーナに入れるのも今回初めてで感動

お譲りいただいた席はアリーナで神席
加えて左右+左斜め前2人が全員1人参戦なのに全員HISASHIファンという最強の布陣であった
HISASHIがステージを駆け回る動線に比例して
我々一帯のGLAYチョップラインが左右するという夢のような席だった

おかげさまでHISASHIに咲き狂い
喉潰れる勢いで思う存分メンコし
天井を突き破るが如く拳を振り上げ
1人参戦で周りを気にして暴れられなかったもやもやを全て解放して心の底から楽しむことができた

右隣の静岡からきたというHISASHIファンネキとはメンコのタイミングとピッチがぴったり合いすぎて「合いましたねw」と曲間で笑い合ったり
左隣の大阪からきたというHISASHIファンネキとは終演後席に座ったまま語りすぎてスタッフに追い出されるまで時間を忘れて盛り上がった(スタッフの方すみません)
おかげさまで1人なのに思いっきり楽しむことができた
周りのHISASHIファンネキたちありがとう
また左右席のお二人とはいつかお会いしたいなぁ
B5ブロックにいた心当たりのある方はDMお待ちしてます!

翌日まだ公演があるのに
ライブ終わりには人生史上最高に幸せだと感じていた

こんなに満足しているのに明日もう一公演見たら自分はどうなってしまうのだろうと思いながら眠りについた

そして迎えた最終日
なんと座席はアリーナほぼ最前
しかも横にはノリ最高な友人

函館で ほぼ最前で この最強の友人と並んで観る
というずっと友人と学生の頃から夢見ていた最高の環境が整った

そんな中で見た景色は昨日を一瞬で上回り
人生で一番楽しく幸せな瞬間で
体感1分ぐらいでライブは終わってしまった

あまりにも楽しくて幸せすぎて
私が死ぬ時の走馬灯はきっとこの時の景色が流れるのだと確信したし
人生のハイライトのうち旦那からプロポーズされた時を軽く超えてるよな
という意見に友人も解釈一致して爆笑した

友人の右隣にいた帯広から来たというTAKURO爆メンコネキのノリも初っ端から最高で
一緒に爆音アンコールできたのもたのしかった
また会いたいなぁ
これ見てたらぜひDMください!

機材用トラックの運転席に下手組のピックを発見
日本全国駆け回ってくれてありがとう

2日目のアンコールには清塚信也さんがゲストで登場
なんて野蛮にECSTASYとHOWEVERの二曲をセッション

HOWEVERという曲は終着点のような歌詞に見えるが
「しかしながら」というタイトルには結ばれた2人にはこの先さまざまな試練が訪れる先の未来が含まれている
なのでいつもTERUが歌うHOWEVERはどこか切なく哀愁を漂わせた曲になる
そんな親の声より聴いたHOWEVERが
函館最終日では今までに見たことがないハッピーエンドなHOWEVERだったのがとても印象的だった

全員が"音を楽しむ"事をしていてアリーナ全体が多幸感に満ち溢れていた
立ち上がって満面の笑みで鍵盤をかき鳴らす清塚さん
満面の笑みで背中合わせでギターを弾くTAKURO

ステージも客席もみんな笑顔で
光り輝くステージを見ながら
天国ってこんな感じかぁ
と冗談じゃなく思えた

0時を過ぎてもまだアリーナでは撤去作業をするスタッフの姿があった
遅くまでお疲れ様ですそしてありがとう

終わった後の興奮そのままに近くの居酒屋へ入り打ち上げたのだが
ここの店員さんもGLAYが好きで
通り過ぎるたびに話しかけてきて絡んでくれて
地元ならではのGLAYネタを話してくれたり
GLAYウエハースの壁紙がもらえる紙をくれたりした

もう1人の店員さんは函館初日に観に行ってたし
なんなら99年幕張にも行ってて話がめちゃくちゃ盛り上がり最後はSNSも繋がった
そしてまたGLAYが函館でライブする時に会いましょうと誓った

友人との話にも花が咲き閉店のラスゲスになるまでお世話になった
2人で馬鹿でかい声ではしゃいでいたのに周りのGLAYERさん達は帰る時に優しく声かけてくれたり
お店のみなさんも笑顔で送り出してくれたりして
感極まった友人と共に函館最高愛してる!と函館の空に叫んだ

なんだか10年ぶりくらいに心の底から笑えたような気がしたし
飾らない昔の自分を思い出せた気がした1日だった
本当にありがとう函館

翌日も丸一日函館観光をしたのだが
函館にいるとホテルやお店の人など、よく街の人から「お姉さんGLAY(ファン)?」と聞かれた
そうだと答えるとGLAYとファンが函館経済を回してくれていることに感謝する声や
マナーの良さを褒めてくれる声を聞いた

声をかけられなくとも、GLAYきてるんだ!と、温かく見守ってくれたりもして
GLAYは函館に愛されているんだなと改めて実感したし函館はとても居心地が良かった
ライブが無くても定期的に行きたいし
今度は夫も連れてきてあげたいなぁ

空港へのバスを待つ間、足湯に浸かりながらお話したGLAYERのお二人とは函館空港でも羽田空港でも再会したりして
函館空港で待機してる時には別のGLAYERさんも会話に加わってくれたりして
一人旅なのに全然寂しくなかったし
人類皆GLAYERみたいな謎の安心感ですごせた四日間だった

関わってくれた全ての方に感謝です
本当にありがとうございました

函館で一目惚れした実用性もある熊
夫のお土産にしたけど私のお気に入り

所感

ということで2024年6月のベルーナドームから始まったGLAY出戻りの旅はここでひと段落

GLAYのライブに参加し続けたこの半年で大分本来の自分を取り戻すことができたと思う
地元札幌へ帰ったこともあり
目を背け続けていた自分の弱さ
過去に対する後悔や未練を
少しは認めて自身を肯定できるようになったと思う

一年前、二年前
自分は何も出来ないし社会にいても意味のない人間だと呪いのように言い聞かせてたけど
別に何も出来なくても
社会に必要とされなくても
周りがどう思っても
生きる意味なんて誰にもないし
自分が生きたいように生きればそれでいいと思えるようになりつつある

好きなものを食べて
好きなものを着て
好きな人に囲まれて
好きな事をする
これが私にとっての幸せ

それをするために身や心を削って働くぐらいなら環境を変えればいいだけだし
全ての責任を負って仕事しなくても良い
もっと自己中に生きてもいいんだと
自分の心の声を押さえつけなくてもいいのだと

頭で分かっていたけど身体が言うことをきかなかった部分が
徐々に言うことをきくようになったように思う

GLAYのライブ後は
現実に戻りたくない…っていうマイナス感情ではなく
これで明日からまた現実と戦えるぞ!となるのがすごいと思う

今回のツアーへ参加したことで
今まで生きてきて辛かったこと、悲しかったこと、叶わなかった夢への未練、諦めたことの後悔…
いろんな負の感情が函館で浄化されたように思えた

辛くて苦しくて生きているのがしんどかった時の自分が信じられないぐらい函館では生きてることに感謝していた

背中を押してくれて
挑戦して失敗したとしても寄り添ってくれて
時には共感してくれて
いつでもそばにいてくれて
GLAYはいつの間にか自分の中でこんなにも大きな存在になっていたのだと改めて気付かされた

ただただ かっこいい!!!!だけで追ってた学生時代の私、ありがとう

生きるのに疲れてしまった私に足りていなかったのは
やはり自分からいつの間にか手放してしまったGLAYの楽曲でした

こんなに鮮やかな世界を見る未来があったから
あの時生きることを諦めなくて良かった

これから先10年後も一緒に祝えるように
明るい未来を一緒に見られるように
ついていかせてください

そして10年後
東京ドームでLUNA SEAとの対バンも楽しみにしています!

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