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YAZUMAとFlight Of Ideaタイムトラベル1996〜2025

思えば遠い時間の距離。過去があるから今がある。
どこが出発点かよくわかる我が道程。
得意芸、ライフワークはセルフドキュメント。
自分を記録し続けること。

渋谷FM『EVERYBODY KNOWS?』以前に、
20代の3年間、地元KamakuraFMで仲間とラジオをっていた頃の音源が
アーカイヴ倉庫から発見された。そこには会社員時代にロスへ出張り、
今に繋がる体験を話す若々しい怖いもの知らずの青年の声が残されていた。

96年頃のお話。オソロシイ。約30年前の音源だ。
先ごろ渋谷ドローンショー DIG SHIBUYA DG DRONE SHOW で「Get Wild」を小室哲哉氏と共に演奏を担った日向大介のLAサンタモニカでのレーベル(HyperDisc)開設パーティに駆けつけた機会での逸話である。


大介さんとは昨秋、渋谷サクラステージで偶然の再会をしたのだが、その時に立ち話で仰ってたビジョンの結実したものがこのドローンショーだったようだ。

ちなみにここ数年機会あるごとに演奏を共にしているSuayama JacksonはLAでの大介さんのバンドメンバーでもあったことがその時発覚しで、妙縁を感じたものだ。


その後、96 〜97の間計3度LAに亘り、レコードメーカーのプロモーターとして取材引率で訪れ、生のポエトリーリーデイングの現場を目撃し、自らも舞台に立つことを決意したのである。

件のパーティには「時計仕掛けのオレンジ」主演俳優のマルコム・マクダウェルにも遭遇した。

そこから数年が経ち、日本初のポエトリーオムニバスアルバム「TRAVELIN 'WORD」をプロデュースし、そのリリースイベントが行われたのが25年前の2月11日だったのだ。時間距離としては1945年のことを1970年に、1975年のことを2000年に語るくらい昔日のお話だ。今回はFlight Of Ideaへと移行していく直前の初期3人メンバー時代の秘蔵映像も併せてデジタル化に成功したので、恥ずかしながら公開してみる。まだ軸が定まらない、サングラスをしていない、あどけない青年がそこにはいる。自主興行での動員、数百人。一瞬のポエトリーブームの頂点だあったのは否めない事実だ。その後、未だポエトリー村だけで集うものもいれば、村を出て振り返らず、自身のように音楽のフィールドの場で挑む続ける輩は、他にあらず。

この時、紆余曲折としてながら表現行為を未来続けているとは思わぬ、およそ四半世紀後。どうしてズル向けのエキセントリックな音楽表現へと変態を続けていくのかは予想だにしない。

ぎゃあ。ズル向けの男。最初期の観念的かつナイーヴな詩世界はどこにもなく、シンプルな構造かつエキセントリックな世界へと誘導する言葉と音楽へといまだ変態変容し続けているのだ。

2000年から25年後の2月23日。
今年最初のFlight Of Ideaライブ、以下で実施。
まだまだ実験は止まない。


『SEVEN BRIDGE 144』

2025年2月23日(日)@代々木アルティカセブンartica7.live

18:00開場/18:30開演

charge.¥2500(+D)

出演:鯵/かもめのジョナサン/Flight of Ideaは1番目1830から  

Flight of Idea:Y.AZUMA (Spokenwords /A .Sax)

       Kazuo Yoshida(Flute)

       SuyamaJackson(Bass/Drums)

       Hiroto Hayashi(Drums/Percussion)

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