「思いやり+優しさ=感謝される」ではない。
「してやってるのに。」
「感謝してよ。」
「察しろ。」
これは全てあなた基準の上から目線。
こういう風に言ってしまうのは、その態度をとる人の問題だと思う。
上から目線、というか自分基準ですべてを計る人。
「女性に優しく。」
「レディーファーストをしよう。」
「子供、お年寄りを大切に。」
これは「思いやり」である。
「そうしなきゃいけない。」
「それに従え。」
というルールでもなく、誰も従えとは言っていない。
それなのに、「優しくしたのに!」
と言って、
「相手から感謝されない。」
「そうしてやったのになんだその態度は!」
と怒ることは間違いだ。
女性子供お年寄りは弱者ではない。
後輩、新人も無能力者ではない。
あなたの「下」にいる存在でも決してない。
「椅子を譲ったのに断られた。」
「女性にドアを開けたのにいいです、と断られた。」
「子供と遊んであげようとしたのに、いやだ!と言われた。」
そうなったなら、
「そうですね。わかりました。」
で済む話なのだ。
自分基準で人やものを見ることをやめて、わたしがあなただったら、という気持ちを持つことはどうだろうか。
優しさと思いやりは、見返りを求めるものではないから。
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