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一人旅するように生きるのが好きなんだな、私って。

 最近、パソコンに保存されている写真を整理している。


その中で、出てきたのがたくさんの過去の旅行の写真。


懐かしい、と思い

ふと
「私、どのくらいの国に旅行に行ったのかな」と考えた。


そこで
この5年間ほどで行った国・場所をノートに書き出してみた。


〇一人で行った旅

フィンランド、バリ島、スリランカ、

イギリス(短期留学)

国内は青森、奄美、京都、愛媛、安曇野など


〇それ以外(家族、友達など)

ニューヨーク、台湾、フランス、ベトナム、

香港、シンガポール、イタリア、タイ、上海

国内はたくさん。


旅行の写真がいっぱいあるし

「一人旅じゃない旅の写真も、インスタにあげてみようかな」と思った。

写真を見ると、当時のことが思い出される。

そこでインスタに文章を添えて投稿した。


そして、もしかしてブログにもニューヨーク旅行記とか

書けるかな?と思った。


しかし‥書こうと思ってもどうしても書けなかった。


写真以外の記憶が本当に希薄なんだ。


写真に残っていない場所はどこに行ったのか、

どんな手段で行ったのか、何を食べたのか、

どんな感情を感じたのか‥


全然覚えてなかった。


これには自分で驚いた。


だって、フィンランド旅行記は4年前の話なのに、

あれだけ鮮明で40話近くブログに書いているくらいだから。


フィンランドに行った当時は

日記も書いていないし、

写真も10個くらいしか撮っていない。


それなのに、日記がなくても、

写真がなくても、

一挙動今も鮮明に覚えている。

もちろんその時感じた感情と共に。

だからこうやってブログに

頭の記憶だけで

書けてしまうんだよね。


夫に前ブログをのぞき見されて

「フィンランドのこと書いてるの?え、あれって4年前だよね。

よく覚えてるねー!」と感心されたことがあった。


そうなんだ、

私一人旅の記憶、こんなに覚えていて、

逆に言うと、
一人旅以外の記憶ってほとんどなくなってるんだ(^^;


それはなぜなのかなって考えると、

誰かと一緒に旅に行くと、
その場所で感じられるはずの

経験や感情にフォーカスできていないんだな。

普通に話に夢中になったり、
人に気を使っている面も多いから、

旅行中人のことばかり気にして

現地の風景や自分の感情に

目が向いていないのかもしれない。


だけど「生きてる」って思えるのは、一人旅。

私は能動的な、自分で、めちゃくちゃながらも

突き進んでいく旅がやっぱり一番好きだ。


これって、日常もそうみたいでね。


なんとなく流れるように

周りのことを疑わずに生きていると、

ぼんやりと思い出せないような日々に

なっている。

3月まで仕事を普通にしていたとき、

とにかく仕事を早く効率的にすることしか

考えていなかった。

だけどこうやって自宅勤務になると、

色々な仕事での課題点・提案が

頭の中にすごく浮かんでくるのね。

「あの事務は、無駄じゃないか」

「もっとわかりやすい、説明書面を

用意した方がいいかも」

こういうこと考えるのが、意外に楽しくて

好きだということを自分でも

初めて知った。

自分で一から、考え付いたことを

形にする作業も楽しい。

その作業はあっという間に時間が過ぎちゃうな。


決まったことや、言われたことをやるというのは

やはり私にはどうしても

努力したらできるけれど、

好きな作業ではないみたい。

自分で突き進んでいって、

頭で考えるのが本当に楽しい。


そう思うと、在宅勤務で

私のそんな特性にも気が付けた、と

思って嬉しい発見だった。

今の仕事が全部苦手と思っていたけれど、

私にも今の仕事のまま好きな作業があるということが

分かったからね。




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