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外国人男性と恋愛した方がいいか診断
前の記事で、日本人男性を恋愛対象とは見られなくなった理由について書いた。
これを読んで、国際恋愛に興味を持ったが、自分に向いているかどうかわからない、という人のために、テストを作成した。自分の方向性を知るのに役立てて欲しい。尚、ここで言う外国人とは、日本人以外の人のことです。
はい/いいえで答え、はいの数を数えて下さい。
1. 男を立てるのにウンザリしている
2. 職場のセクハラに辟易している
3. 気が強いという印象を与えないよう気をつけている
4. 家事能力が女性の魅力と見なされるのは変だと思う
9. 初対面でも打ち解けて話せる
10. どこでもすぐ友達ができる
11. 外国語が一つ以上話せる
12. 外国の文化、社会、人間に強い関心がある
13. 好奇心旺盛である
14. 旅好きである
15. 変化を好む
16. 興味、話題の幅が広い
17. 落ち込んでもすぐ前向きに切替えられる
診断結果
はいの数が13項以上:日本人より外国人男性との恋愛で幸せになれる可能性大です。もう経験済みなのでは?
はいの数が9ー12項:外国人男性との恋愛を考えてみる値打ちがありそうです。言語能力を磨き外国人との交友を増やしてみましょう。
はいの数が6ー8項:国内デート市場に不満を感じているようです。国際デートシーンに進出するメリット/デメリットについて考えましょう。
はいの数が5項以下:国内デート市場に適応しており大きな不満はないようです。今を謳歌して下さい。
以下、テストの各項について詳述するので、ご自身について振り返るご参考になされたい。
◆ 男を立てるのにウンザリしている
日本では隅から隅まで男性優位があまりに徹底している。ここしか知らないと、女性ですらそのことを意識しないこともある。しかし日本を一歩出ると、日本では男性がどれ程幅を利かせていたか一瞬で悟ることになる。ここでは、どこで何をするにも男の機嫌を取らねばやっていけない。仕事であろうと恋愛であろうと、男を持ち上げていい気持ちにさせてやらないことには成功は覚束ない。
日本以外の多くの社会では、こことは真逆に女性がとても持ち上げられている。日本を出ると、いつも背筋が伸びて視線が5センチ高くなり、高所の澄んだ空気を吸って全身爽やかになる。
外国にも性差別、マチズム、セクシズム、性暴力などは存在するし、日本より女性の安全が危うい国も多い。それでも男が女に惹かれる気持ちをストレートに表現する文化の中に身を置くと、誇張でなしに生き返るような気がする。これは何物にも代え難い。
女の相槌さしすせそ(男性との会話で多用すべき五つのフレーズ:さすが、しらなかった、すごい、センスいい、そうなんだ〜)というものがあると知った時、私はちゃぶ台をひっくり返した。あなたも同じ経験があるなら、日本人以外の男性との恋愛を視野に入れよう。
◆ 気が強いという印象を与えないよう気をつけている
私は柔和な女性は好きである。生来そうであるならば。日本人男性は兎のように繊細なので、獅子や狼の心を持つ女性は、彼らを震え上がらせないよう羊の皮を被らないと誰も寄りつかない。我々は兎の王に支配される狼の民である。
どの国へ行っても、女性の強いことに驚かされる。彼女たちは男に媚びなくてもやって行けるらしい。日本人女性のように、赤ちゃんみたいに舌足らずな話し方をする大人の女性にはまずお目にかかれない。
私は気が強くで可愛げのない女と見られて来たが、諸外国人には「ものすごく優しい」と言われる。そりゃおたくの国の女性たちに比べればそうだろう、と思う。
もともと気の優しい女性ならば、それ以外にありようもない。しかし、男受けのために弱い女性を演じるのが嫌いなら、さっさと日本(人男性)を後にするのがいい。
注意したいのは、優しく男を立てるという日本女性の評判のせいで、自国の強い女性を恐れる男性が日本人女性を狙う場合があることだ。こちとら男に尽くすのが嫌で世界に打って出ているってのに、日本の男並の奉仕を求められても困る。華麗にスルーしよう。
◆ 職場のセクハラに辟易している
上記「男を立てるのにウンザリしている」と深く関連する問題である。性暴力やセクハラは世界中にあり、日本の専売特許ではない。性犯罪の発生件数/率が日本より高い国などざらである。だがポイントは「職場の」という部分にある。所謂先進国では、仕事関係やきちんとした社交の場で、男性が女性に猥褻な冗談を言ったり、プライベートの機微に触れるような話題を振ったりすることが本当に少ない。一昔前は欧米でも同じ問題があった。が、男性側の意識と行動が急速に変っている。日本も変っているがまだまだだ。
中国を「先進国」のうちに数えるにはためらいを禁じ得ないが、かの国では男性が女性をおおいに立てるので、仕事関係でセクハラに類するようなことはまず起らない。容姿、年齢、婚姻状態などが中傷やからかいのタネになることもない。そもそも公の場で性的な話題に触れること自体が日本と違って大きなタブーである。酒が入っても、男女が同席していれば特に、下ネタなどをかます奴にはお目にかかれない。日本のような酒の上での無礼に目を瞑る文化はないので、皆飲んでも乱れない。酒の席が信じられないほどクリーンなのである。騒々しいことはこの上ない。しかしセクハラはない。健康的な大騒ぎである。
中国にも女性差別はあり、女性を対象とする犯罪も様々ある。プライベートで付き合えば男にも色々いる。しかし少なくともビジネスの場面では、女性の尊重され具合は日本と比較にならない。
これは欧米なども同じである。外国育ちの女性が日本企業で働き出すと、セクハラの酷さにショックを受けることが珍しくない。
私は「売春業の存在する社会は強姦を可能にするパラダイムの中にある」と考えている。同様に、「キャバクラ/ホステスの存在する社会はセクハラを容認する社会である」とも考える。これについてはいつか改めて話そうと思う。
長くなるので、次回は◆ ゲーム、サッカー、仕事以外の話の出来る男性に会いたい ◆について考える。